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水面下の関係が事態を動かす: Hidden connection

2022年の8月からこのnoteを始めて、今回はちょうど10曲目の紹介になります。

Hidden connection(CNo21)は、2016年8月18日生まれで、3回目の発表会に出した曲です。私の曲の中ではミステリアス系に属すでしょうか。

タイトルのHidden Connection は、隠れた関係という意味です。世の中には,一見してわからない隠れた関係が潜んでいて、あるとき大きな変化をもたらすことがあります。この曲は、それが人と人の間でも起きているし、脳の中でも起きている、ということを表現した曲です。

はじめはブラス系のソロで始まり、途中から様々な楽器が同期して盛り上がっていきます。動画も、前半は秘めた関係を表す怪しく暗い光景で始まり、後半は華やかな光とニューラルネットワークを思わせるイメージで表現してみました。ニューラルネットワークにおける中間層を隠れユニットhidden unitといいますが、タイトルにはこれも掛けています。

動画の最後に出てくる文字群は、文章の中における単語の出現頻度を文字の大きさで表したアートで、雲のような形になるのでワードクラウドと呼ばれます。

"connectome"のワードクラウド

connectomeコネクトームというのは、ニューロンとニューロンが接続してできた複雑な回路全体を指します。ヒトの場合ニューロンは約1000億個あると言われますから、相当複雑だということになりますが、脳機能解明にはこの情報が必須なわけです。

Wikipedia英語版のconnectomeの解説文をデータとして、Edwordleというwebアプリを使って作成したのが上の図です。これは2016年時点のWikipediaを使っていますが、brainが最頻出語だったということですね。よくみるとSporns、Hagmannといった人物名も出ています。EdWordleに興味のある方はこちらから。



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