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コーチング → 柔術始めました!~ 2023年に始めたこと ~

この記事は【QUMZINEアドベントカレンダー2023
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昨年に引き続き、2023年の振り返りという事で、今年のQUMZINEアドベントカレンダーのテーマである「2023年に始めたこと」についてご紹介したいと思います。
少し前に書いた記事である、

にも関連するので、もしよかったら合わせてご覧ください。


今年始めたこと:学習、学習、運動、共創

 テーマがテーマなので、2023年に新しく始めたことを時系列に振り返ってみようかなと思います。
 今年は、人事界隈では特に「人的資本経営」(今期から上場企業の開示義務が本格スタートしているので)がHotトピックとなっていて、2月に開催されたICC FUKUOKA 2023でも、いくつか関連セッションがあったので、それに参加したのを契機として、ユーザベース社のオフィスをお借りして不定期開催しているDEIB推進勉強会(Facebookの招待制コミュニティ)に参加させていただいたり、「人的資本開示」領域でスーパー詳しい第一人者となられている、ユニポス社の田中さんの勉強会にも欠かさず参加させていただいたり、と、少しずつ社外の方との交流・学びの場を広げ、そこでの学びを社内に還元していこう。という意識を強めた前半だったと思います。

 実は、私のストレングスファインダー(SF)トップ5資質が、

  1. 学習欲

  2. 達成欲

  3. 戦略性

  4. 個別化

  5. 原点思考

となってまして、前半でこんな感じでいろいろ学び始めたところ、無性に学びたい欲が加速してきた+人事としてキャリア転換してから、ちょうど1年を過ぎた頃合の(去年の6月からなので、ちょうど1年くらい経ったタイミングだった)今年の7月に、学ぶならどういうことが良さそうか?、あるいは戦略人事と言う役割での今後のキャリアという観点で考えたときに、どうしていくのがよいっすかねー?的なざっくりした相談を、人事業界の大先輩でもあり、現職で事業部長を務めていた際に、コーチングをして頂いていた、浜岡範光(ハマノリ)さんに、五反田でジンギスカンを食べながら相談してたんですが、その際に紹介いただいたのが、冒頭紹介したnoteでもお話ししていたコーチングスクールだった。という感じです(ハマノリさんは本スクールの1期卒業生)。

 実は、その時のメイントピックは、最初はその少し前に同じくハマノリさんのFacebookで彼がメンターを務めている「壺中人事塾(1月から6期が始まります!現在、塾生募集中&来週には締め切ってしまうはずなので、興味がある方はぜひ!)」の第5期生にも申し込もうと思ってるんですー、どんな感じか詳しく教えて欲しいっすー!

 みたいなお話をしてたんですが、その流れでいろいろ話している中で、そういえば、ハマノリさんが少し前に出てた対談記事、めっちゃ面白かったですよ!!(↓こちらです)みたいな話になり、「その対談相手、そういえばハマノリさんの通ってたコーチングスクールの学校長ですよねー。なんか対談の中で李さんがおっしゃってることがめちゃくちゃ刺さってまして、どんな感じのコーチングスクールだったんですかー?」みたいな話をしてたところ、ハマノリさんから、「今井さんなら、めちゃくちゃハマると思うし、めちゃくちゃ合うと思うから、やってみたらいいんじゃないっすか?こないだもコーチングに興味があるって言ってたし。あと、戦略人事にも繋がっていくから絶対良いと思う!」的な感じでプッシュされ、ハマノリさんが言うなら間違いないし、コーチング学んだら、戦略人事のキャリアにもめっちゃ活きてくるってのは一挙両得じゃん。くらいのノリで、入学をその場で決めたわけです(ちなみに、壺中人事塾も当然のように申し込みましたw)

 今までの人生で自分の学習みたいな領域に、ここまで金銭的にも時間的にも投資をした経験がなかったので、ちょっとドキドキしたりもしたんですが、(昨年のnoteでも書いた通り)病気の治療が始まってちょうど1年くらいだったタイミングで、病状的には治療の効果もあるのか、特に進行は抑えられている状況で、普段の生活をしている分には全く問題なく元気にやれちゃってたので、少し忘れかけてたんですけど、冷静に考えると、いつどうなるかわからないってのもまた事実だし、そう考えると、自分の生命時間的に、のんびりやってる場合じゃないな、と改めて思ったわけで、じゃあ、やるなら、今年はとことん自己投資してみる!めちゃくちゃ学ぼう!と決めたわけです。 
 見出しにつけた「運動」ってのはまた後で詳しくは説明しますが、そんなことではじめたコーチングスクールで学びを進めていった流れで、新しくはじめたこと(挑戦したこと)が「柔術」でして、そのことを示してます。
 あとは「共創」という領域で新しくはじめたこと(これは一人ではなく、壺中人事塾の出会いをきっかけに、一応準備室のリーダーとして立ち上げに関与しているということで、自分的には「はじめたこと(チャレンジしはじめたこと」としてカウントしてます)として、「人事図書館 プロジェクト」への参画があるかなと、これについてはまた別のnoteで紹介させていただければと思ってます。
 ということで、時系列でまとめると以下な感じです。

<2023年新しく始めたことリスト>

  • 2023/8~ :Mindset Coaching School 第9期生(先行) 入学

  • 2023/9~ :YAWARA JIU-JITSU ACADEMY(柔術道場) 入会

  • 2023/9~:壺中人事塾 第5期  入学

  • 2023/11~:人事図書館 プロジェクト 準備開始

 こうしてみると、なんてことはないかもしれませんが、一応個人的にはめちゃくちゃ変化があった1年だったと思ってますし、何なら昨年以上に自分の人生が動いた感覚すらあります。

なんで柔術?? <ゴール設定について>

 コーチングについては別のnoteでも触れているので、今回は、そのコーチングきっかけではじめたことや、そこでの決断によって、人生が変革し始めているということについて書こうと思います。

 コーチングはセッションを通じてクライアントのゴールを設定していき、それを達成するための伴走をするわけですが、私の学んでいるコーチングにおけるゴール設定においては、3つの条件をもとにゴールを決めることになっています。

① 「現状の外側」に設定すること
② have toでなく「本音のWant to」(心の底からやりたいこと)であること
③ 複数領域(人生のオールライフ)で設定すること

  1つずつ簡単に説明します。

①「現状の外側」に設定すること

 ゴールは「現状の外側」である必要があります。
 ここで言う「現状」とは、「今、現在」だけではなく、「現在の状態が続けば、十分起こりうると予想される未来も含む」概念となります。

 例えば、
  ・今の会社でマネージャーから部長になる
  ・年収500万円から1,000万円になる

 というゴールは、その本人にとっては難しいとか、出来そうかわからないな。と思っていたとしても、そのゴールを達成するための条件やプロセスはイメージできると思うんです。そのようなものは全て「現状のゴール、理想の現状」と呼びます。
 
 一方で「現状の外側のゴール」というのは、以下のようなものです。 
  ・達成条件やプロセスが全く見えないレベル
  ・周りからするとそんな無謀なことを辞めなよ!と止められるレベル
  ・想像すると怖くなって挑戦するのを躊躇するようなレベル
  (だけど、想像すると同時にワクワクしてしまう)

②have toでなく「本音のWant to」であること

 設定するゴールは、他人軸(have to)でなく、自分軸(want to)である必要があります。コーチングにおいては、「他人、特に自分にとって権威性がある人から、どんなに止められたとしても、気がついたらついついやっちゃってしまっているような事を「want to」であると呼び、それ以外の行為は、「have to」であると呼んでいます。
 もう少し詳しく説明しますと、「want to」は、この自分にとって権威性のある人から禁止・強制されてもやってしまっていること、気がついたら時間を忘れてついつい没頭して続けてしまっているような事、だったりします。

 「have to」は、上司や家族、友人など周りの期待に答えようとしてやってしまっているような事、役割・責任があるのでやるべきだと感じている事など、自分以外の他人の思惑が入ってしまうようなことは全て「have to」となります。
 私自身もそうでしたが、私たちは想像以上に無意識下で「have to」に塗れていることが多いので、クライアントのゴール設定をやっていく過程においては、そうした呪いのような事実に一緒に向き合いながら、「want to」を特定していきます。

③複数領域(人生のオールライフ)で設定すること

 さらに特徴的なのは、ゴール設定は単一のゴールではなく、複数領域でゴールを設定することが必要だということです。
 仕事・趣味・人間関係・社会貢献・知性・家族・健康・ファイナンスという8つの領域でゴールを設定していきます。この8つの領域を「バランスホイール」と呼んでまして、実際のコーチングでは、セッションを通じて、各領域に現状の外側であり、かつ、want toであるゴールを設定していきます。

 なぜ複数領域、オールライフで設定するかという理由ですが、特定の領域だけでゴールを設定して、そこに集中しすぎてしまうと、その影響で他の領域を犠牲にしてしまうようなことがあったり、他の領域を無駄だと感じてしまったりとすることで、その特定の領域のゴールが逆に遠のいてしまうなんてことが起きてしまったりするからなんです。
 むしろ、オールライフでゴールを設定し、人生で何をしても、何かしらのゴールに向かって進捗している、近づいているという状況を作っていくことができると、結果として、ゴール同士が影響・連動し合う機会も増え、その中でより良いゴールに更新していくことが出来たり、それぞれのゴールにおいて、より効果的なアプローチが生まれたり、なんてことも起きるんです。

「趣味のゴール」として設定したのが【柔術】でした。

 私が学んでいるコーチングスクールでは、まずはコーチ自身が、上記のようなオールライフでのゴール設定を行うことで、その理論を自ら実践し、自らの人生を動かしてみるという「自己適用」が前半戦で特に注力するのです(むしろ8月末から開始したコーチングスクールですが、今も絶賛自己適用期間中だったりしていますw)
 最初は「趣味」という領域でゴールを設定することが多いんですが、これは、趣味の領域というのは上記図の中にも記載した通りで、定義として「誰の役に立たなくても良いことであり、純粋に自分がやりたいこと」で良いので、つまりは「好奇心があること何でもやってみなよ!!」ってことなので、気軽に設定できるということです。ただ、レベルとしては「現状の外側のゴール」なので、方向性としては以下の3つでやったりします。

1. 呪いを解く:本当はやりたいけど、できないと思い込んでいること
2.プロ化:今やっていることを、プロレベルまで引き上げる
3.プロに委任:好きなことをプロに委任し、プロレベルの世界を見ると本当にやりたいこと、レベル感が見えてくる

 私の場合は、この「1.呪いを解く」でした。リアルの私を知っている人、特に昔から知っている人ならよくわかると思うんですが、小さい頃からめちゃくちゃ痩せてまして、食べないから痩せているというよりは、もう体質というかナチュラルに、いわゆる「ガリガリな人」だったんです。身長が185~186cmの間くらい、体重が今現在は70kgジャストくらいなんですが、身長がほぼ止まった20歳過ぎから昨年まで22年間、ずっと58~60kgの間って感じで、小さい頃から、体型で弄られる(今冷静に考えると、イジメられてるレベルで弄られてましたw)ことが多く、高校に入ってからウェイトトレーニングを始めたりもしたんですが、全然身が入らず、社会人になってからも健康のためにとジムに入会したことも2回(いずれも2~3回も行かずに幽霊会員になり、その後辞めるという・・・)。挙げ句の果てに、「筋トレなんて意味がない」とかそんなネガティブな思考で、自分を正当化してたわけです。
 そんな自分の体型、体を鍛えるという行為に呪いがかかっている私も、本音では、別にムキムキになりたいわけではないけど、「大切な家族を守れるくらいには体を鍛えたいし、身体的な面でも自分に自信が持てる人間でありたい」と、思っているので、では、この領域で現状の外側にゴールを設定しようと。

 ただ、単にパーソナルジムで体を鍛える(体重とか筋肉量とか、そういう量的なゴール設定もできたのかもしれませんが)だと、プロセスが見えてしまっているので、「現状の中」のゴールだろうと、ただ、私のSF1位が「学習欲」というところからも滲み出てるんですが、私の「want to」の中に、

 ・「(主に難しいこと、わかりづらいことを)攻略・ハックして、他人にシェアする」
 ・「原理原則を理解する」

 というものがあるんですが、この私らしさを使ってらしくないことをしてみよう。という意味+私を知っている人なら誰もが驚いて、危ないからやめときな。と止められるようなことという文脈で、格闘技をやってみる、さらに「人間の構造をより深く理解でき、いわゆる詰将棋的な攻防が特徴なのが【柔術】」である、とコーチングスクールの先輩から教わったことから、趣味の領域では「柔術」を材料としたゴールを設定したわけです。 

はじめて1ヶ月で「ストライプ」を授与していただいた時の写真。一緒に写真を撮らせていただいたのは、スポーツ柔術日本連盟会長であり、現役世界チャンピオンの村田良蔵先生です。
世界チャンピオンから柔術を教わることができる道場がなんと原宿にあるんですw

 趣味のゴールを設定した後、私の毎日の時間割が劇的に動いてまして、だいたい平均すると週に2回、できれば3回という感じで柔術に通ってるのですが、朝10時〜11時の回、あるいは夜の19時〜20時、もしくは20時〜21時の回みたいな感じで通っているので、朝行く時は、仕事に行く前で、終わってから着替えて道場を出るのが11時5分くらい。そこから徒歩2分くらいで明治神宮前の駅があるのでそこから副都心線に乗って、渋谷にある会社に出勤。うまく地下鉄に乗れると11時15分には会社に着くっていう感じです(弊社はフルフレックスなんで、こんな働き方ができるわけですw)
 そうなると、必然的に仕事の時間割も全体的に後ろにずれたりしますし、副業やコーチング、人事塾での定例、会議や1on1なんかは、早朝6時から設定なんてこともまんざらで、朝から夜までの密度がめちゃくちゃ濃くなった感覚があります。

終わりに(ちょっとだけ宣伝w)

 タイトルからすると本当に意味不明だったかもしれませんが、ここまで読んでいただいた方は、なんで私が柔術をはじめたのかは理解していただけたと思います。
 コーチングと言うと、最近ビジネス界隈で流行ってて、マネジメントの教育の一環で学ぶものなのかな、的な理解をされている方も多いかと思いますが、オーセンティックなコーチングを受けることで、本当に人生が変革するような経験ができますし、卒業生のプロコーチの皆さんのご活躍や、そのコーチングを受けた方々のエピソードを聞くと、本当にびっくりするようなことばかりです。私自身、今日ご紹介した趣味だけでなく、当然バランスホイールでゴールを設定してまして、特に「仕事」のゴールを設定した途端に、いろいろ仕事の領域でも新しいチャレンジ(そのうちの一つが先ほど出てきた「人事図書館」なんですが)が出てきたり、新しいお仕事のお話をいただいたり、将来のキャリアを動かしていくためのお話をいろいろとさせていただく機会が増えたりと、この2ヶ月は特に人生が動きまくってる感じがあります。

 ここからは宣伝ですw
 先ほど、自己適用期間で、まだまだ学習中ですよ。とお話ししましたが、実は今月から知人・友人向けにモニターセッションを開始することになっております。
 すでに複数の方にご快諾いただいており、ありがたい限りなのですが(「仕事」の領域のゴール設定をする際に、とても大切な、「職業機能の定義」というものをメインとしたセッションになると思います。最大60分程度。)
 今後も、1月、2月、私から見て、全くの初対面の方向けに、モニターセッションをすることになってます。
 3月には60分5000円程度の有償セッションで、「仕事」のゴール設定をさせていただき、そのセッションの内容をレポートとして提出し、それがプロコーチとして問題ないレベルかを判定いただき、卒業の可否が決まるという流れを予定してます。
 
 もしこのnoteを見て、興味があるよ!という方は、私がセッションをやらせていただくでももちろん大丈夫なんですが、キャパ的に難しい場合でも、一緒に学んでいる同期の仲間(有望なプロコーチの卵)がたくさんおりますので、おひとりおひとりに合った方をお繋ぎすることもできますので、お気軽にお問い合わせください!!(Facebookがこちら、X(旧Twitter)がこちらです)貼っておきますので、そちらからご連絡ください!
 後日、別のnoteで、モニターセッション募集のGoogleフォームも載せた形で、今日話した内容も含めて、コーチングを受けるにあたっての予備知識的な話もまとめてさせていただこうと思っております!

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おまけ

QUMZINEのアドベントカレンダーの企画で寄稿させていただいていますが、他の方の記事も面白いのでぜひ!!
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🎄QUMZINE Advent Calender 2023🎄


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