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【Toshi のBe The Best 日誌 vol.11】 8/26-9/15

時系列的に、フィジカルコーチとしての生活を、アスリートの未来のため、そして常に彼らがBe The Best(成長)を更新するための環境をつくるための 活動していく中で、起こったあらゆる出来事に対しての感情を思うがままに書いている日誌です。


柏レイソル 戸嶋選手

サッカー J1リーグで活躍する 柏レイソルの戸嶋選手がディフェンスでワンテンポ遅れるという課題を抱えてトレーニングを受けにきてくれました。まずは、どういう動きが苦手で、ディフェンスの遅れは何が原因で起こりえているかを評価するところから始まりました。エクササイズを通して見えてきたこととしては、腹圧が保持できないこと、そして左で片足で立脚で不安定なこと(股関節の機能によるもの)が切り返し動作で遅れる原因であることに至りました。身体の使い方が器用すぎるが故に課題である機能も代償して、上手く誤魔化せるのだどうなと。かつてのキレキレさを取り戻すためにも、ベーシックな体幹のトレーニングから、片足立ちを安定して行えるようにするところが始まりですが、まだまだBest を更新し続けられる 戸嶋選手と根気強く歩んでいきたいと思います。

木崎選手 移籍

木崎あおい選手(あおいちゃん)とは2年来の付き合いです。淡々とトレーニングを継続してくれ今やフィジカルが強みとなっているあおいちゃん。海外のリーグでプレーするため意を決してWEリーグでプレーすることをやめる決断をする覚悟。近くでサポートする身としては、直接は言わないですが努力が実れば良いのになと心のどこかでずっと思っていました。そんな彼女にカナダの新リーグが発足するにあたり、カナダの監督から話したいという連絡をいただき、僕が通訳として入ることになり、あおいちゃんのプレーやサッカー選手としての器、そして人間性を確認できたようで、正式にオファーをいただき、来シーズンはカナダでプレーすることが決まりました。努力が実った瞬間を目の当たりにし、アスリートをサポートしていて彼らの目標が叶う瞬間というのは感無量です。新天地で、さらなる飛躍を期待しています。

監督と打ち合わせ

櫨川選手 チャンピョンズリーグ ゴール

マルタ共和国でプロとして活躍する櫨川選手が、チャンピョンズリーグの初戦で得点を決める活躍を見せてくれました。くしくも第二戦はチームは負けてしまったようですが、ステップアップを着実にしてくれている櫨川選手。
チームのPhysical Coachがチームを離れ、遠隔でフィジカルのメニューを相談しながらサポートしております。国を超えて活躍するアスリートの存在は、刺激を受け、自分も世界目線に常に立たせてくれるありがたい限りです。

On x SHIMOKITA COLLEGE

今、自分が住んでいるアメリカのカレッジを模倣したような 【学び】が暮らしに溶け込んでいるSHIMOKITA COLLEGEに、スイスのスポーツメーカーとコラボしてプロジェクトが始動しました。若い年代 18~25歳 (いわゆるZ世代)に、Onのシューズを訴求させるためにも、若いランニングコミュニティをカレッジと協力してつくるというミッションです。ランナー大国、日本において、まだまだ10-20代のランナーがいないのが現状です。大半は、40-50代。走るということは、若い年代にはなかなか刺さらないのです。そこで、ランニングという心にも身体にもポジティブな行為をどう普及させるか、Onと色々企画を盛り込みながら検証しています。まずは、SHIMOKITA COLLEGEにランニングをカルチャーにするところから取り組んでいきたいと思います。

千歳合宿

TWOLAPSの選手の合宿が北海道は千歳で行われました。今回は、女子長距離実業団積水化学も同合宿所で、朝から夕方までほとんど競技場にいるスケジュール感でした。他の実業団も多く合宿しており、久しぶりに会う選手のトレーニングも依頼があり、させていただきました。トレーニングを通して、思うことは自分が課題と感じることのアプローチがわからない選手が多いということ。適切な知識を持つ専門家さえいればもっともっと良くなるのになと、感じることがたくさんあります。アスリートが、自分のBestを更新し続けられるような環境があれば、もっともっと活躍できるアスリートが増えてくるのだろうなと信じて FIRST TRACKの成長も加速させていきたいと思います。


MDC福島

TWOLAPSが主催で、Onが特別協賛してくださっている陸上中距離の大会 MDC (Middle Distance Cirucit)福島大会が、TWOLAPSで所属しトレーニングに励み、自らの会社でもあるIIIFの田母神が大会ディレクターを務めました。最後に、自分の目指す陸上が少しずつ形になってきた実感があるという締めの挨拶には、競技を通して、競技以外(自分のステージ以外、ここではトラック以外)で目指すことのアスリートは輝いている、そして強いということ怪我で苦しむ2年を過ごしてもなお愚直に競技を高いレベルで続けられる背景には、地元福島と陸上の愛がそうさせているんだなと。

On Squad Race
集合写真

Be The Best. 

和田俊明
9.15.2024

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