コンサルやめるってよ⑥〜面接準備編〜
面接の流れとその準備
興味が湧いた求人に対してエントリーすると大体8割くらいは書類が通過した。転職時の面接の流れは企業によって細かい差異はあるが大枠として以下の流れである。
<面接の流れ>
①自己紹介
・これまでのキャリアを1~2分程度で紹介し貴社に対して自分はどう役立つのか??を簡潔に述べる。
②志望理由
・前職、現職の退職理由
・転職で叶えたいことはなにか?
③面接官からの職務経歴の質問
・PJ毎の規模感と役割(職務、ポジション)
・苦労した点とそれをどのように乗り越えたか?
・その他
④逆質問
この流れに則って話すべき内容を簡単に原稿に起こすことにした。もちろん想定していない質問も来ることはあるが準備しているといないでは滑らかに話せる度合いが変わってくるため面接官からの印象は大きく変化する。
また、原稿に起こしてからはしっかりと声にだして面接を想定してリハーサルすることも非常に重要だ。緊張下では、思っているよりも言葉はでてこないことはよくあるし、声に出して読むと「こう言ったほうが伝わりやすい」といったブラッシュアップすべき点にも気づき結果的にOutput(コンサルギャグ)は良くなる。
原稿の用意の仕方
原稿を書く際に、Microsoft officeの"OneNote"を利用することを私はおすすめする。文字を起こすのに一般的にはiPhoneなどのメモやOfficeではWordを利用することが多いと思うが、OneNoteは構造(階層)化してメモをかけるので面接の流れにそって原稿を書きやすくまた見返したり、加筆することが格段にしやすい。下記に実際に私のOneNoteのキャプチャを紹介する。(一部プライバシー保護のため墨消ししていることを理解頂きたい)
原稿は大きく、自己紹介、共通想定質問、企業別質問の構造でそれに紐づく原稿を例のように準備すれば面接の7〜8割は対応ができた。
原稿を書く際は、話しことばである必要はないが、「質問」→「回答」→「その根拠」を箇条書きでもいいので構造化して書くことを意識すると良い。
準備していないものでも原稿を書いている上で頭の中が整理されるので面接時に完全にフリーズしてしまうということもないであろう。
準備してなかったが、また同じような質問が来ると感じたものに関してはどんどん加筆していく。
逆質問は当日の面接の中での疑問点を聞くことも大事だが共通的に使えるものも用意しておくと面接中に沈黙の時間帯を防ぐことができる。そしてそれはこちらの本気度が伝わる要素であると信じている。
当たり障りのなくどの企業でも共通して話せるのは「どんな案件に入社後することになるか?」や「職場の年齢層やプロパーと中途の構成比率、前職の職業を教えてほしい」と自分が働く環境を具体化するモノを聞くと良い。
面接調整
次の職が決まるまでに有給消化や会社を辞めて転職活動に専念するというのは、PJが炎上に炎上を重ねてGoLiveを延期し続けていたこと、バカ高い東京の家賃を数少ない貯金で払うのはリスキーすぎたため選択肢から除外せざるを得なかった。よってリモート勤務しているのをいいことにこっそりと仕事を抜け出して面接をすることになった。
では、どこで面接を受けるのか?と考えた際に、原則火曜〜金曜日の19:00開始、タイミングがよければ12:00開始の2択であった。
実際に面接を始めてみてわかったが1〜2週間先の昼間のタスクのひっ迫状況を読むのは難しく面接を受けている分その日のタスクの消化が遅れるため夕会で進捗が遅いと指摘を受けることもあり次第に19:00開始に固定されていった。
もちろん19:00でも会議が終わって30分で面接会場入りすることはどこでもドアのような夢の道具がなければ実現はできないためリモート面接ができない企業はたとえ書類が通っても断ることにした。
コンサルやめるってよ⑦の次回予告
転職活動を阻害するプロジェクトの度重なる炎上、手応えのあった第一志望の会社を最終面接で落ち呆然とする。そんな中運命の求人が現れる・・・。捨てる神あれば拾う神あり編をお待ち下さい。
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