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会社の幹部の人ってよく頑張ってるよなあ、としみじみ

仕事柄、ベンチャーの幹部の方や中規模事業会社のリーダーの方とよく話します。お会いする人はほぼ全員、会社の将来や事業の成功や社員の成長やその家族の幸せに本気です。当たり前ですけど。。本気でそれをなんとかしようとしていて、聞いている私もなんとかお手伝いをと思っているけど、信念の強さとか、背負っているものの大きさとか、やっぱりすごいなあと思うし、まぶしいです。

経営がうまくいかない時期に出くわす時もあります。そんな時、経営者はサンドバックのように打たれまくって、傷つきまくって、ギリギリの状態です。事業がうまくいかない、思ったようにみんなが動いてくれない、色んなことが重なり合って空回りし始める。そのうち自分でも空回りしていること感じているけど他に思いつかない。社内の会話でも軋んでるし、一触即発の予感が常に付きまとっていて。。

その人たちとサシで打ち合わせしていると、どんなにオトナな感じの人でも、そりゃあ毒を吐いたり、恨み節を吐露したりもすることがあります。でも、たいがい、1時間とか1.5時間とか話し続けていると、どこかでカラッと、「まあギリギリまで粘ろうと思ってるんだけど、いざとなったらしょうがない」って開き直った、曇りのない笑顔を見せる時があって、ああこの人、強いなあ、と思います。

私なりに、彼ら彼女らはなぜ強くいられるのかな?について考えてみました。

1.向き合っている事象に対し、自分からは逃げない、と決めていて、社員一人一人の脱出口としんがりを務める覚悟がある

2.事業への強い想いと執着に関しては他の誰にも負けない、と自負がある

3.命までは取られないことはわかっているし、どんなに社員に強く指示をしたとしても「死ね」と言っているわけではないという開き直りがある

要は強靭な意志の力、ってやつなんでしょうね。それで、最近会社を畳んだ方と新しい仕事をする機会がありました。その人は変わらずに強い意志と希望を胸に、新しい職場でも早速リーダーシップを発揮していて、まあこの短期間で色々恨まれたりも傷づいたりもしたと思うのですが、そんな気配を感じさせない迫力でした。流石です。強靭な生命力というか、何か原始的な、あるいは生物的な凄さがあります。普通、インプットとアウトプットのバランスってあると思うのですが、ああいう人達はインプットしながらアウトプットも同時に、しかも結構な迫力付きでやってのけるんですよね。

とても興味深いので、思考法の違いとか、時間の過ごし方の違いとか、もう少し探求してみて、わかったらまたnoteしようと思います。

  

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