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#078|本の分類|「書く」ことが気づく可能性を上げる

昨日の「ショートカットキー勉強会」で学んだことをさっそく練習中。文字を消すキー(BackSpaceキー)などの打ち方をいちいち調べながら文章を書く。パソコン初心者に戻った感が物ッ凄いもどかしいけど、けっこう楽しい。よりレベルアップするために一旦、力がゼロになる感じはなんだろう、幽遊白書的なワクワク感かな。note365日連続投稿チャレンジ78日目。

「読みたい本が溢れて困る」は本当か?

読みたい本が多すぎて困っている。読み切るよりも読みたいリストが貯まる方が圧倒的に早い。と思っていたが、冷静に見てみるとリストの増加具合は年間を月平均にすれば+5,6冊くらいな気がするので、1ヶ月に5冊読んでいれば必ずしも間に合わない、ということはない気がしてきた。

(今日書こうとしたのは読む本が多すぎることに対する愚痴だったがおかげで発見を得たのでその内容を書いていく)

ということでちょっと考えてみると、間に合わなくなっている(そう感じている)理由は、読んだ本を「使う」ためだ。私の場合、「読むだけで完了」となる本は少なく、読んでからがスタートのようなものが多い。

その「扱い方の工夫」が足りていないために追いついていないとしたら、これは「読む時間を増やそう」と考えていてもクリアできない。増やすほど逆に読む時間が圧迫される形になる。

「読む時間が足りない」と感じる逼迫感や欠乏感は、「読む時間」と「実行する時間」を全て「読書時間」で処理しようとしているからでは?

ここが盲点になっていたようで、気付いたらスッキリした。

私の場合の改善案として、まず読む時間6冊分は確保する。これで「本が増える速度に追いつかない」という感覚はなくなるかもしれない。(読みたい本が月6冊ペースの増加なら)

そして「活かす時間」は別に設けるという意識にすると…読書時間が満足にない・読みたい本が増えるペースの方が早い、という不満や、本に溺れるような感覚はクリアになるのではないだろうか。

そして、それらを「活かす」ことを「読書する感覚」とは離してフォーカスすることで、読書という行為をアウトプット行為≒仕事の中にまでミックスでき、生産性を上げられるかもしれない。

(いや、ふつーは皆さんそうしているんだろうと思うと、これまでがアホすぎた案件)

こういうことは「視点1つ」で変わるもので、見え方が変わった結果、物事の処理が早くなったりする。盲点に「気づく」というのはバカにできない。結果が変わらずとも、今回のように「感覚が変わる」だけでもストレスが軽減されるので嬉しい。


「読む」と「使う」を分けて使う

たとえば今、読みたい本リストの中にあるNOISE上下巻とTHINK AGAINという3冊を例にすると、新しい仕訳方法で分類した場合これらは読みたいというより使いたい本で、しかも中長期的に使うタイプのものだ。

これらを読みたい理由は、本の内容を踏まえることで人間の持つ認知バイアス系の思考グセを少しでも回避できるようになり、今よりマシな物事の判断ができるようになることに期待している。

こういうものをいつまでも「読みたい本リスト」に入れていたのが間違いで、正しくは「使いたいものリスト」的なものを設け、さらに中長期タグを貼り付けておく。それだけで気持ちが変わる。(すでに本の内容がわかっているのは、3冊共ざっくりとは読んだためで、その時点で「読みたいリスト」からは除外するとよかったのだ)

こうした、気付いてみればアホみたいなことでも、アウトプットしてみることでしか気付けないということはある。


「書く」ことが気づく可能性を上げる

今日の発見もちょっと恥ずかしいタイプのもの。

これまで「本を読む本」系も色々と読んできて、赤羽雄二氏のアクションリーディングなども一読してはいたが、そもそも「(読書全体に対する)枠組み」のような視点が今回のようにバグっていると、なんだかおかしなことになる。

こうした「疑うことなく持ってしまっている認識の枠の外に出る」ことは意図的にはできないので気づくのは難しいが、その確率を上げるための1つがこうして「書く」ことではないかと感じた。

人に「話す」ことでもそれは促されるとは思うが、それよりも書く方が効果は高いだろう。理由は、誰かに向けて話す時にはもっと「たしからしいこと」を言おうとするので、ちょっと話すのが恥ずかしいような話題は取り扱わなかったりするためだ。結果、話していては今回のような「思考の盲点」には気付けない可能性が高い。

また別に、どこにも出さない「自分だけが読む日記」のようなところに書いて今日の気付きが得られたか?と考えると、私としてはそれも起こらなかったと感じる。少なくともこの内容は「外に出す」という意識が働いているからこそ、今回のような頭の動きになった。

そういう意味でも、やっぱり「自分の内面を赤裸々にアウトプットする場」を持つ効能は高い。ほとんど読まれはしないが、それでも読まれる確率はゼロではない、この「完全に外でもなく、内でもない」絶妙な場所を持っておくのはよさそうで、これは「noteセラピー」でなく「noteインスピレーション」的な効果だ。

毎日投稿にまた新しい利点が見えて嬉しい。


✑75分|2100文字

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