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私たちは、人が自由になれる「物語」を届けたい。【5000人の節目に】
2020年3月7日、Torusのnoteフォロワーが5000人を超えました。
2019年7月のキックオフから8カ月余。
週1本出せるか出せないかのペースで続けている零細オウンドメディアで、これだけの読者とつながれるとは、始めたころは想像もつきませんでした。
この節目に、Torusが伝えてきたことを改めて振り返りたいと思います。
「テクノロジー化する時代に、あえて人を見る」というコンセプトで始めたものの、最初からはっきりとしたイメージがあった訳ではありません。
「なんらかの余韻や問いが残る記事を」
「読む前と後で、見える風景が異なるような体験を」
そんな気持ちで、一つ一つコンテンツを作ってきました。
例えば、あまり知られていない世界を知っている人に登場いただいたり。
【取材】「文藝」のリニューアルに始まり、普段デザインするときに考えていることなどお話ししました📚https://t.co/gVbuIDeDkd
— 佐藤亜沙美 (@satosankai) October 7, 2019
あちこちのメディアで紹介されてきたような人も、知られざる内面や異なる切り口を伝えてきました。
AIの会社、ABEJAが始めたメディアでインタビューを受ける。
— 湯浅誠 / Makoto Yuasa (@yuasamakoto) July 2, 2019
ふだんとはちょっと違った角度で掘ってくれたので、いろいろしゃべってしまった。
撮影した東大の研究室もほぼ初お披露目。https://t.co/ggh2YNw32H
ずっと言わずに伏せていた『ただめし』の記事です。この内容を再びネット上で語ることは、二度とないと思います。
— 未来食堂@新刊『誰でもすぐに戦力になれる未来食堂であなたも働きませんか』 (@miraishokudo) January 26, 2020
>「いいことしよう」「いいことしよう」と思ってるとね、「いい人にしかあげません」「困ってる人しか助けません」ってなっちゃうから。https://t.co/zqJUY0ftr9
心に残れば幸いです。
番田雄太
— 吉藤オリィ@対孤独の研究者 (@origamicat) July 27, 2019
「体が資本というけれど、心が死んだら意味がない。僕は絶対に心は死なせない。心が自由だったらなんでもできる」https://t.co/qGxhy0Ppuw
読者からの「反応」
最初は、私たちの伝えたいことが本当に届いているかどうか不安でした。手紙を入れた瓶を海に流し、誰かが拾って読んでくれるのをただただ祈るしかない、という気持ちと言えばいいでしょうか。
数カ月続けるうち、読者からの反応が明らかに増えてきました。時には予想以上に熱く。
前に少しテレビで見たことはあるけどこんな深い記事、私はツイッターしてないと目に止められなかったかも。サンキューツイッター。@Torus_ABEJA #note #私の仕事 https://t.co/9GSrsTXhnG
— みつわか⛱ (@icq247) March 4, 2020
「読むこと、調べること、話すこと、書くこと、話し合うこと、これらは決して特別な資格が必要な行為ではない。自由にやればいい」その通り。楽しいならいつでもどこでもやればいい。
— 高野葉子 (@haaaaaaco) February 10, 2020
「僕は楽しいからそうする」。大学の外で研究する「在野研究者」たちhttps://t.co/HqZZkRibJx @BIJapanより
「あるがままの心で生きられぬ弱さを
— 澄田喜広 古本よみた屋 (@sumida01) February 14, 2020
誰かのせいにして過ごしている
知らぬ間に築いていた
自分らしさの檻の中で
もがいているなら」
桜井和寿「名もなき詩」
「自分らしさ」は探さない。|Torus (トーラス)by ABEJA @Torus_ABEJA #note https://t.co/J7myQOfomu
久しぶりにぞくっとするnoteを見た。アニメを通じて新しい物語を認識してもらい、○○でなければならないという圧力から解放する。素晴らしい考え方。
— oz@悩めるマーケターで中の人 (@ozoz_witch) December 10, 2019
イタリア人医師が考える、日本に引きこもりが多い理由。|Torus (トーラス)by ABEJA #note https://t.co/0D3dJAy0Pr
刺激的な題名につられて読んでしまったが、すごく深い記事。
— いなり (@kakinagu) July 9, 2019
"もっといえば、私たちの身体はもう「古い」のです。"
「性欲は、なぜある?」が揺るがす常識の壁|Torus (トーラス)|note(ノート) https://t.co/Qlb77WMhPj
「仕事」でなく「人」にフォーカス
社員の描き方も、相当議論しました。「仕事を頑張っている」という姿だけを伝えることが、オウンドメディアの役割なのか。それは違うだろう、と。人としてどんなことを大事にしているのか、そういうメッセージが伝わるものにしようと。
超グッと来る記事。戦コン以外の人にも読んで頂きたい!
— Shumpei Fukui / Archetype Ventures (@shumpeif) October 18, 2019
何者かになろうとするんではなく、自分であり続けるってのが大事なんだと改めて思いますね。
/「コレジャナイ」。 内なる声に従って、ベンチャーに飛び込んだ戦略コンサル|テクプレたちの日常 by ABEJA https://t.co/Rk5KF5JK5f
昨年最も考えさせられたnote。
— 酒井優一@LiB(女性キャリア支援/HR/ライフキャリア) (@yuichi23) January 18, 2020
これを読んでから
・自分らしくいられているか?
・自分らしくいられる環境を構築できているか
を常に自問自答しています。
「人間らしく生きたかったなあ」亡き父に渡された1枚の履歴書。|Torus (トーラス)by ABEJA @Torus_ABEJA #note https://t.co/cvoxfYNbgb
鶴から悪魔、宇宙、認知まで。折り紙、その奥深き世界|テクプレたちの日常 by ABEJA|note(ノート) https://t.co/jRkGcrrjq1
— ラグ (@Lagty_in_2D) October 9, 2019
変態だー!(すごい)
Newsweek Japan,Business Insider Japanなど4つの主要ニュースメディアにも転載されるようになったほか、noteでも様々なかたちで記事が紹介されました。
始まって間もない小さなメディアのコンテンツから発せられるメッセージを、編集者たちが注目してくれたことに感謝しています。
「当たり前」から自由になる物語
フランス文学者の千野帽子さんは「人はなぜ物語を求めるのか」(ちくまプリマ―新書)で、人は「物語る動物」だといっています。私たちは社会や自分自身を物語のフォーマットで理解する生き物であり、物語によって救われたり、苦しめられたりもすると。
ストーリーが人を救うこともありますが、その一方で、僕、あるいはあなた、ひとりひとりの人間の個別の状況によっては、逆にストーリーが人を苦しめたりすることがあります(正確には、僕やあなたがストーリーを使って自分を救ったり、苦しめたりすることがある、というべきでしょう)。
人間は物語る動物である、ということを自覚することで、ストーリーのフォーマットが悪く働いて、自分が苦しい状況に陥る危険を減らし、あわよくば、『ストーリー』のいいとこだけを取って生きていきたい。
僕はそういう虫のいいことを考えています。
(いずれも「人はなぜ物語を求めるのか」から抜粋)
これを読んでから、どうせなら救われたり解放されたりするような、世界の見え方が少しでも変わるような「物語」を届けたい、と思うようになりました。美しい話だけでなく、ときには重たく苦い話も混ぜながら。
それは、最初に私たちがこのメディアを始めるにあたって考えたこと。「Torusを通じてさまざまな物語に触れた人たちが、自分のなかの『当たり前』から自由になれたら」という思いから変わっていないことに、あらためて気づくのです。
Torus 編集チーム一同
Torus(トーラス)は、AIのスタートアップ、株式会社ABEJAのメディアです。テクノロジーに深くかかわりながら「人らしさとは何か」という問いを立て、さまざまな「物語」を紡いでいきます。
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