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トオラスの輪郭

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トオラス(運営母体:自己組織化する株式会社)のメンバーが、それぞれの視座から見た世界をつづったnoteをマガジンにします。 みんなから見えていることを、少しずつ重ね合わせていくと…
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2021年1月の記事一覧

リアルとオンラインを結ぶハイブリッドセミナー

前回は、「違いを学びに変えるファシリテーション」をお伝えしました。 https://note.com/torus2020/n/n0298706658ba 2020年の新型コロナ・ウイルスの感染拡大は、 多くのリアルイベントを中止を余儀なくしました。 リアルか、オンラインか、という二者択一ではなく、 両者を組み合わせてさらなる可能性を実現できないかというテーマは、 トオラスが早くから取り組んできたテーマです。 今回も、トオラス共同創設者・田原真人の2018年の文章をご紹介

80歳過ぎても笑いヨガや英語を教えたい!新メンバーを迎える会

新メンバーのAさんを迎える会をZoom開催しました。当日に参加した人に加え、都合の悪かった方は後から動画でキャッチアップ。オンラインコミュニティならではの楽しみ方! Aさんは御年86歳。当日はなんとZoom2回目。 これだけでも十分驚きですが、半端なくアクティブなのです。 退職されてからも翻訳のお仕事をされ、サラリーマンたちが退社後に地域で繋がりがないことに問題意識を持って英語を教えはじめ…加えて笑いヨガのインストラクターまで! 入会動機は、英語をオンラインで教えたい

違いを学びに変えるファシリテーション

前回は、「国境を超えてつながるコミュニティ」をお届けしました。 https://note.com/torus2020/n/n0d306c832e60 ここまで見てきたように、 トオラスは「対話」を重視した学びや組織づくりに注目した結果、 対話の場をつくる「ファシリテーション」についても注目してきました。 2019年には「自己組織化ラーニングファシリテーター基礎講座(SLF講座)」をリリースし、 ブラッシュアップを重ねて2020年までに3回開催しました。 ここまでのメルマ

国境を超えてつながるコミュニティ

前回は「反転授業が学びのパラダイムを反転する」をお届けしました。 https://note.com/torus2020/n/n22e2e7c63860 オンライン会議システムが普及し、リモートワークが推奨されている現在では、 顔を知らない・会ったことのない人と仕事をすることも それほど珍しいことではなくなりました。 今日ご紹介する文章が書かれた2018年ごろは、 まだまだ、そんな働き方は珍しいものでした。 トオラスの共同創設者である田原真人の当時の文章は、 いまや、多く

反転授業が学びのパラダイムを反転する

前回、トオラスの創設期を支えた「オンライン講座のひらきかた」というオンライン講座をご紹介しました。 https://note.com/torus2020/n/n8308e53093ae 「通信教育」や「オンライン講座」というと、どうしても「途中で脱落してしまう」というイメージがありませんか? 学ぶぞ!という意気込みで始めたけれど、続かなかった・・・という経験のお持ちの方は、少なくないのではないでしょうか? トオラスの共同創設者である田原真人は、 「脱落させないオンライン講

【イベント告知】「トオラスのリビングパーティ」であなたの興味関心事を話してトオラスメンバーと繋がっていこう!

トオラスは、2月6日~7日に、「トオラスオンラインフェス2021@オンライン」(https://zoom-japan.net/torus-online-festival2021/)を開催します。 その中で行う「トオラスのリビングパーティー」参加者を募集します。 トオラスは約70人のメンバーが世界各国様々な場所から、それぞれの強みを活かし、有機的な動きの中でプロジェクトを運営している共創リモート集団です。 トオラスと関わる方々からは 「トオラスの面白い発想はどこからくる

「ドローダウン― 地球温暖化を逆転させる100の方法」を一緒に読み解く読書会

日本語版の出版のクラウドファンディングをリードした小岩井かずさんが、この本のおすすめの読み方を教えてくれました! どんな本なのかと言うと、温暖化を食い止める可能性とチャンスを示す本!なのかな。 前提知識面白かったのは、前提知識の紹介があるところ。 ・温暖化を敵視しているわけではないので、軍事的な用語を使っていないこと ・分かりやすいように、二酸化炭素の排出量を共通の基準値としていること ・環境破壊に寄与する軍事産業は情報不足なので含まれていないこと などを紹介していただき

オンラインフェスは目的か手段か

こんにちは! トオラスの佐藤さわです。 私たちトオラス(旧・与贈工房)が 「オンラインフェス」なるものを最初にやったのは、 たぶん2016年だったかな? 2017年には2回、2018年、2019年と、毎年開催していました。 2020年はコロナ感染拡大により、 今まで特定の層にしか認知されていなかった「Zoom」が 広く一般に知られるようになり、 今や「Zoom」を知らない人がほぼいなくなったように思われます。 2021年お正月のお笑い番組では、 「Zoomネタ」「リモ

Zoom研究会vol.5

今日も大盛況の研究会。まずはジグさんから速度テストのご案内があった模様。(遅刻したので詳細不明) 最新バージョンの機能を確認しよう!バージョンの確認の仕方をおさらい。 ・Zoomのアプリを立ち上げる ・右上のアイコンをクリック ・バージョンを確認 ・最新バージョンでない場合には、更新ができます ・Zoomは自動更新されません。クリティカルな更新の場合以外は積極的なお知らせは来ないので、 ブレイクアウト中、ホストもブレイクアウトルームに飛んでいる場合(メインルームに誰もいな

動画によって可能になるマイペースの学び

前回は、「学習者中心主義というパラダイムシフト」という文章をお届けしました。 https://note.com/torus2020/n/n6eac0faa12e7 さて、トオラスの創設期を支えた一番の人気講座は、 「オンライン講座のひらきかた」というオンライン講座でした。 トオラスの共同創設者である田原真人は、「反転授業」という考え方に出会い、 それを一緒に研究してきた仲間たちとともに、 この講座の最初のコンテンツを作りました。 トオラスの中で、回を重ねるごとにブラッシ

学習者中心主義というパラダイムシフト

前回は「対話が持つ力とは何か?」をお届けしました。 https://note.com/torus2020/n/n11bd3548385b トオラスの共同創設者である田原真人は、 自らが予備校講師として詰め込み教育の現場に立っていた経験を経て、 社会で注目されはじめた「学習者中心主義」という考え方に非常にこだわっていました。 トオラスで生まれた様々な講座や組織作りには、 その考え方が広く根付いていたし、 現在トオラスに関わっている人たちも、その考え方を常に意識しています。

対話会:理想の社会をつくるために、お金とどう向き合うか?

それぞれのお金についての思いをチェックイン。10名が参加されました。 結論:Pay-forwardで助け合って生きていけるといいね★ まずは、5分間のインスピレーショントークからAさん: お金は第三の価値。 社会活動とお金の関係は? 社会の役に立つことをやりながらお金を稼いでいる人はいる。トオラスもそうなれば理想的。 Bさん: ボランティアは好きじゃない。責任感がかけるんじゃないか? 手を動かしたら正当な対価をもらうべきじゃないか。 各自思うことを聞き合う時間生きていく

プロジェクト卒業式ってあり?

トオラスの松谷 愛です。 トオラスの期間限定の 【商品開発プロジェクト】が終わりました。 新しいメンバーを2名リクルーティングしながらのプロジェクト。 一番難しかったのが、トオラスという組織を説明すること。 適切ではなかった説明でも、 メンバーになってくださり業務委託契約を結んでくださったお二人に感謝です。 昨年7〜12月の半年間に起こったことを振り返りたいと思いたち、 このワークショップを企画したのですが、 これって卒業式かも?と思いました。 リクルーティングから

対話が持つ力とは何か?

前回は、「Zoomオンライン革命とはなにか」をお伝えしました。 https://note.com/torus2020/n/ncaf3b285dcdf さて、 ここ数年で、「対話」という言葉を耳することが多くなりましたよね。 オンラインに限らず、「対話」とはなんでしょうか? 本日は、トオラスの共同創設者である田原真人の2018年の文章をご紹介します。 ************************************************* 「対話が持つ力とは何