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岩手・鳥取県を見習って、早く写真を思いっきり撮りに行ける日を迎えましょう!Stay Home! Stay Safe!📷🌸

 どうも、晴れ男☀️フリーランスフォトグラファーの花井亨(@toruhanai)です。東スポ-ロイター通信と報道業界の対角線をあゆんで25年。2019年フリーランス独立1年目でナショジオ表紙撮りました

(本投稿の写真は全て昨年(2019年)撮影した岩手県の風景です)

 最近、たまたま別々ではあるのですが、岩手県にいる方とチャットで、鳥取県にいる人とオン呑み(オンライン呑みを今はこう呼ぶらしいですね)で、お話しする機会がありました。そう、この2県。日本中の大注目!新型コロナウイルスの感染者が少ないツートップです。鳥取県3人、岩手県に関しては未だ0人!(2020年5月12日現在)毎日ニュースで「岩手0人」を確認して、オッ〜〜〜!っと唸っています。

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 皆さんご存知ですか?岩手県は面積は北海道に次いで第2位の広い県ですけど、人口は41位。やはり密度が大事なのかな?と思いますが、盛岡市は約30万人の大都市、新幹線だって通っているし。それを考えると、やはり未だ0人は凄いというしかありません。
 東日本大震災取材や東北観光取材さらにナショナルジオグラフィックの取材でお世話になり、とっても思い入れの深い県なので、さすが〜いいところだしな〜!い〜な!い〜な!コロナ気にしなくていいし〜!と思っていたら大間違いでした

『とにかく「感染者、第一号になりたくない」と、ある意味、全県民必死です。』

 
 私はそんな都心ではありませんが、東京生まれの東京育ちなのですっかり感覚的には忘れていましたが。上記の岩手県の方の一言、(もちろん少しは冗談の要素も含まれているとは思いますが)にとてもハッとしました

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 同じような経験を鳥取県の人とオン呑みしている時にも、感じました。
鳥取県では感染者が隣の島根県の飲食店でのクラスターが原因ではないかという事です。そして、そのお店は了承して、店名を公表しました。島根・鳥取両県ではその「BUZZ」というバーだかスナックの名前を知らない人はいないようです。
 さらに「人が少ないからみんな顔見知り」、の鳥取では見慣れぬ顔や、県外ナンバーに過剰に反応しているとの事です。しかし、発覚した3人の感染源はすでに明らかとなり、感染発覚からすでに3週間以上経過しており、事実上感染者はいない状態であるにも関わらず、この反応にやはり少し驚きました。まるでみんなで監視し合って過剰すぎやしないか?と。

 東京ではすっかり希薄になった、この岩手・鳥取両県の感じ、現地の人は「田舎だからね〜」と多少の息苦しさを愚痴る節もありますが、本心は、自分が住んでいるところがそんなに安全である事にプライドを感じているのは間違いありません。正直言ってその安心感、メチャメチャ羨ましいです!

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 私は戦中生まれの両親に子供の頃、「とにかく人様に迷惑をかけないように生きろ」と言われて育ちました。これはある意味、多くの日本人のメンタリティーであると思います。また、私にとっては日本人の素晴らしく美しいところであるとも思っています。

 その思いが強いからこそ、迷惑をかけられない、第一号になれない。という自制の気持ちが、このツートップの両県のエピソードからにじみ出てきます。感染した方が悪いと思う気持ちはありません。きっと不可抗力だったのでしょう。ただ、この今、まさに私たちを襲っている危機を乗り越える最大の私たちの武器は、私たちのメンタリティーであり、美しいココロなのではないでしょうか?
 このツートップの岩手・鳥取両県を見習って、早く写真を思いっきり撮りに行ける日を迎えましょう!Stay Home! Stay Safe!


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