見出し画像

自分に優しくする方法をカウンセラーが解説します

先日このようなご相談を頂きました。

「心理学の本や篠原さんのTwitterなどでも
自分に優しくする事が大切と書かれていますが
自分に優しくするって事がイマイチよく分かりません。」

今ままで自分よりも他人優先で
自分を後回しにしてしまったり
自分の感情よりも「こうするべきだよね」
などの理性を優先する癖がついていると

なかなかピンとこない場合が多いです。

でもこういった方の特徴としては
他人には優しくできるんだけど
自分には優しくできないという事があります。

他人はいいけど私はだめ。という事ですね。

・実は他人には優しく出来ている


例えば友達とかが、
上司とのトラブルなどで心がやや疲弊してしまって
仕事が辛いなど相談受けた時は、

あなたが悪いだけじゃないよ。
上司のその言い方しなくてもいいし
あんまり自分を傷つけないでね。
少し休んでもいいんだよ。

ってその人の味方になって寄り添ってあげると思うんですよね。

でも自分の事になると
私よりももっと辛い人はいる。
上司にあんな怒られ方するのは自分のせいなんだ。

って自分の気持ちや行動背景に寄り添う事なく
自分を責めてしまっている
んです。

冒頭に言ったように、
自分よりも他人優先で自分の気持ちを抑圧していると
自分に優しくする意味が分からないんですが

実は「優しくする」ことはできるんです。

それを自分に向ける事に抵抗があるというだけなんですよね。

・矢印を自分に向けるだけでいい


過去の経験から
自分には愛される価値がないと感じてしまっていたり

自分の気持ちを分かって欲しかったけど
分かってもらえなかった経験などがあると
そんな自分を否定して改善した時に
初めて価値を感じられるなど

自分を肯定する事に抵抗が生まれてしまいます。

・自分に優しくする第一歩


なので、自分に優しくするための第一歩としては
「自分の背景を理解してあげる」という事になります。

まさしく自分に優しくする事が分からなくなるくらい
自分を犠牲にしてきたんだよね。

など友達に寄り添ってあげる時と同じように
そんなことされたら傷つくよね。
自分なりに一生懸命頑張ったからいいんだよ。
私だって苦しかったよね。
本当は助けて欲しかったよね。

など感情を認めて受け入れる事を意識してみてほしいです。

イメージとしては、大切な人とか小さい子供に寄り添う感じです。
幼稚園の子が一生懸命練習して頑張ったけど
運動会で2位になってしまった。

その時に何やってんだよ、
あの時こうしろって言ったのにやらなかったからだろ
なんで大事なところでやりきれないかな、今晩の夕飯抜きね!

なんてやったらめちゃくちゃ可哀想ですよね。

でもこれと同じ様なことを皆さんやっている事が非常に多いです。

確かに改善するべき事があったら
次修正する事は大切ですが
いきなり否定されたりしたらその気力すらも無くなって
自分はダメな人間なんだって落ち込んじゃいますよね。

なので慣れていない事なので
いきなりは難しいかもしれませんが
いい悪いとか理性はとりあえずは置いといて

自分の気持ちに寄り添ってあげる。
自分を理解してあげようとする所から始めて頂ければと思います。

・最後に

↓こちら動画でも解説してます↓

・お悩みやご相談はこちらまで↓

・Xでも毎日自分らしく生きる為に役立つ情報を発信しています


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?