【読んだ本】 アイデア発想フレームワーク/堀 公俊
この本を一言で言うと...
人や集団の創造性を高めるために達人たちが編み出してきた「68のアイデア発想フレームワーク」が 学べる本
読んで学んだことは...
① アイデア発想を6つのステップに分けて考えることができる。
● 情報収集
↓
● 自由発想⇄視点転換⇄発想支援
↓
● 試作検証
↓
● 評価決定
② 参考になったフレームワーク
● ブレーンライティング
メンバーの関係構築ができていない時、コミュニケーションが苦手なメンバーが多い時のブレストに使えそう。
● アンチプロブレム
リフレーミングの初級編。チームでワークすると盛り上がりそう。
● マンダラート
アイデアを強制的に広げていきたい時の個人ワークで使えそう。
● オズボーンのチェックリスト
アイデアを強制的に広げていきたい時のグループワークで使えそう。
● 6つの帽子
チームに協調性が足りない時のワークで使えそう。自身の発想のクセを知る・他者の発想の仕方を知るのに役立ちそう。
● 質問会議
リフレーミングの中級編。問題を再定義することで、リフレーミングする。
● シネクティクス法
アナロジー思考の具体的手法。類推によるリフレーミング。
● NM法
これもアナロジー思考の具体的手法。類推によるリフレーミング。
● バリューエンジニアリング
そのものの本質的な機能に着眼する考え方が、普段から使えそう。
● TOC
制約条件プロセスに全プロセスを従わせる間に、制約条件のスループットを底上げする。PJTマネジメントで使えそう。
● 因果ループ図
図はわかりにくいけど「因果関係は直線的なケースだけではない」という学びがある。『問題解決大全』でいうサーキュラーな問題解決。
読んで思ったことは...
● 何かしらのIdeationで使えるだけじゃなくて、普段の思考やマネージメントなどでも使えそうなフレームワークが多くて、お得な本でした。困った時に手元に1冊あるだけで心強い本。
● 問題を論理的・構造的に捉えて、意識的にリフレーミングしたり類推したりするのって、訓練が必要。明日からなんかのフレームワークをさっそく使ってみる!
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