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第25回 相続対策会議                テーマ「時間の概念」

第25回 相続対策会議です。
本日は、「時間」というものを考えたいと思います。
ちょっと、相続対策と直接的な話しではありませんがお付き合いください。

「時間」についてと、書き出したものの「時間」という概念は、「モノ」ではないですよね。なので、多くの方は「時間に対する捉え方」は統一的な見方をしていないかもしれません。
しかし!
「時間がある」
「時間がない」
という表現や意味するところは、おおむね共通しているのではないかなぁ、と思います。
そこで、「時間がある」とか「時間がない」という考え方も、まずは目の前の仕事、学生であれば課題や宿題といった、「誰かから指示されたこと」として気にされることが多いのではないでしょうか?
「〇日までに納品しないといけない!」
「月末までに、上司に報告をしなければいけない。」
「来週までに課題のレポートを提出しないといけない。」
こんな表現をします。
多くのケースとして、他人様からの指示が多いような気がしませんか?
では、自分で決めたことで「時間がある」「時間がない」というような感覚って沸いてきますか?
多くの方は、特に感じていないと思います。
反対に、自分ゴト、または自分で何かを決定したコトでも「時間がある」「時間がない」という感覚をお持ちの方がいたら、その方は、たいへん自分に厳しい方かもしれません。
もしかして、「映画の上映に間に合わせる!」とか「期間限定の商品を手に入れる!」といったことを連想した方もいるかもしれません。
しかし、これも「他社が決めたことに貴方が反応している」にすぎません。映画の上映も期間限定の商品も、貴方ではない第三者が決めたことです。

最近、「時間の節約術」「効率的な時間術」といったような「時間の使い方」的な本を読んだりしましたが、いずれも「業務効率の向上」を目指すような内容に思えました。
時間を「大事だ」と思うならば、投資的な考え方も一つの方法かと。
仮に、あなたが会社員で投資をしようと考えています。月給の中から貯金をして、一定の金額が貯まりました。仮に100万円とします。
この100万円は、2年間という時間を要しました。1か月あたり約42,000円です。これを24か月、コツコツと貯めてきたわけです。
また、これを労働日数で割りますと仮に20日間の勤務で2,100円です。
あなたは1時間働いて、ガマンを重ねて「2,100円」を毎日、捻出してきました。この金額は、会社でいうと「利益」と言えるかもしれません。
「収入 ー 必要経費 = 利益」
日々の活動の結果、1日あたり2,100円の利益。
1日あたり、これっぽっちか?と嘆くかもしれませんが、投資の世界の考え方です。
では、この1日当たりの利益を次に「どのように投資をするのか?」と真剣に考えますよね。お金が減ったりしたら嫌ですから、それは真剣に考える方は多いと思います。

では、あなたの1日の利益「2,100円」という金額そのものを増やしたいという思いは出てきますか?
この考え方と「自分が使える時間」を大事にしていただきたいと思います。あなたの1日の利益を高めることは可能です。一方で、あなたが使える時間は、毎日減っているのです。単純な話しですが、ヒトって時間を減らすことができても、「時間を増やすこと」は絶対にできません!
ヒトでなくても如何なる生物も、時間を増やすことはできません。
では、短い時間で「自分の1日あたりの利益を上げること」ができればいかがでしょうか?

「自分が自分に対する投資」を行い、1日あたりの利益を引き上げる、これを目標にすると、隣の方と「違い」が生じます。「違いを生む違い」です。このことが理解できると、自分に対し「いつまでにこれを実現する」といった「自分で設定した期限」が生まれます。
ここで、自分に対して「まだ、時間がある」または「もう、時間がない」という概念が生まれます。
私の周りの成功者は、はっきりとこのような言葉を発しているわけではありませんが、感覚的に理解しているところがあります。
本当の「時間の価値」というのを自分勝手にも持っている方です。この「自分勝手でも」というところは非常に大事です。他人様と比較しているものではなく、自分自身を律している考え方なので強いです。
これができれば、「自分がイメージした成功者へと近づく」のではないかと思えてなりません。

成功者という表現をしましたが、これはあくまでも「なりたい自分」へたどり着いたという意味の成功です。成功という概念も、また人によって違うものですよね。

今回は、「時間」を考えてみましたが、元々、1日は24時間あるということは誰もが知っています。しかし、本当に残された「自分の時間」は、誰もが知りえません。
しかし、自分でいつまでに何かを達成しようとすることで、本当の時間の概念が芽生えるかもしれないと、令和6年の正月に思った次第です。
皆さまは、いかがお考えになりますでしょうか?

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