「頭がフリーズしました」
私の下に就いた新人のデビュー日。
1人で、申請書類の説明、アセスメント、現調…。
後ろには、私が居るとはいえ、基本は何も言わない!
※
初めてにしては、頑張った。
頭がフリーズして言葉が何も出てこないのも良い経験!
※
ふと、十数年前、私の福祉用具専門相談員の初デビューって、どうやったかな、と考えてみた。
確か、初めての仕事は、ベスポジ納品と、浴槽内いすの提案やったかな。
※
利用者宅を出て会社に戻った際に、その方の所にいたヘルパーから連絡が入り、
「普通、物を買うんやったら請求書がまず必要でしょ!」
と、お怒りの連絡が入って、その時は、
「介護保険で購入する時は、そういうもんかなー」と思って、謝るしかなかった。
(まっ、そこから実務を積んでいくと、請求書なんか要らんやん!というのが分かったけど)
初めてというのは、「そんなもんなんかな?!」って思ってしまうことも多々ある。
※
住宅改修専門ではあるけれど、プロ中のプロは、やっぱり提案力と説明力が違う。
これから、新人には沢山の経験を積んでプロ中のプロになってほしい。
日本一の福祉用具専門相談員の私が教えているから大丈夫!笑笑
福祉用具でも、住宅改修でも、まずは基本が一番大事。
その基本が分からないと、応用なんて出来ないのです。
今日が、その第一歩目。
良いも悪いも、この一件は、これから先、自分の中で残っていく経験です。
知識や資格は、とても大事やけど、もっと大事なのは、そのことを、どう伝えるのか、です。
私たち福祉用具専門相談員は、サービス業である以上、磨かないといけないモノがあります。
例えば、ネジを作る職人は、ネジを作るために腕を上げることに集中しますが、私たち福祉用具専門相談員は、
「言葉を究極までに磨いていく」
のです。
※
新人も、今日はかなり緊張しただろうな。
お疲れ様でした。
はじめの一歩。
新たな一歩。
「関西発!inochiの即使える福祉用具・住宅改修目線!」
↓↓↓ご依頼はお気軽にご相談ください。↓↓↓
welfaretools@gmail.com
↓↓↓
【inochi プロフィール】
〇執筆実績
日総研出版
「訪問介護サービス」、「達人ケアマネ」にて、福祉用具・住宅改修の「村上式 福祉用具のQ&A」を2年半執筆連載。
〇講師実績
福祉用具専門相談員指定講習会主任講師
介護職員初任者研修
認知症サポーター養成講座(地域住民・NPO・企業・介護施設など)
〇施設向け研修
「明日から使える!福祉用具の使い方」
「知っているようで知らない福祉用具活用法」
「どこにも載っていない、手すりの取り付け方と考え方!」
など。
「サポートしてくれたらモチベーション上がります!良いと思ったらサポートしてください」