見出し画像

「頭がフリーズしました」


私の下に就いた新人のデビュー日。

1人で、申請書類の説明、アセスメント、現調…。

後ろには、私が居るとはいえ、基本は何も言わない!



初めてにしては、頑張った。

頭がフリーズして言葉が何も出てこないのも良い経験!



ふと、十数年前、私の福祉用具専門相談員の初デビューって、どうやったかな、と考えてみた。

確か、初めての仕事は、ベスポジ納品と、浴槽内いすの提案やったかな。


利用者宅を出て会社に戻った際に、その方の所にいたヘルパーから連絡が入り、

「普通、物を買うんやったら請求書がまず必要でしょ!」

と、お怒りの連絡が入って、その時は、

「介護保険で購入する時は、そういうもんかなー」と思って、謝るしかなかった。

(まっ、そこから実務を積んでいくと、請求書なんか要らんやん!というのが分かったけど)

初めてというのは、「そんなもんなんかな?!」って思ってしまうことも多々ある。



住宅改修専門ではあるけれど、プロ中のプロは、やっぱり提案力と説明力が違う。


これから、新人には沢山の経験を積んでプロ中のプロになってほしい。

日本一の福祉用具専門相談員の私が教えているから大丈夫!笑笑


福祉用具でも、住宅改修でも、まずは基本が一番大事。

その基本が分からないと、応用なんて出来ないのです。

今日が、その第一歩目。


良いも悪いも、この一件は、これから先、自分の中で残っていく経験です。


知識や資格は、とても大事やけど、もっと大事なのは、そのことを、どう伝えるのか、です。

私たち福祉用具専門相談員は、サービス業である以上、磨かないといけないモノがあります。


例えば、ネジを作る職人は、ネジを作るために腕を上げることに集中しますが、私たち福祉用具専門相談員は、


「言葉を究極までに磨いていく」


のです。


新人も、今日はかなり緊張しただろうな。

お疲れ様でした。


はじめの一歩。

新たな一歩。


「関西発!inochiの即使える福祉用具・住宅改修目線!」
↓↓↓ご依頼はお気軽にご相談ください。↓↓↓
welfaretools@gmail.com

↓↓↓

【inochi プロフィール】

〇執筆実績

日総研出版

「訪問介護サービス」、「達人ケアマネ」にて、福祉用具・住宅改修の「村上式 福祉用具のQ&A」を2年半執筆連載。

〇講師実績

福祉用具専門相談員指定講習会主任講師

介護職員初任者研修

認知症サポーター養成講座(地域住民・NPO・企業・介護施設など)

〇施設向け研修

「明日から使える!福祉用具の使い方」

「知っているようで知らない福祉用具活用法」

「どこにも載っていない、手すりの取り付け方と考え方!」

など。









「サポートしてくれたらモチベーション上がります!良いと思ったらサポートしてください」