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手すりは身体を引き寄せる。(奥義其の二)

「手すりは身体を引き寄せる」

前回に引き続き、手すりの考え方を書きます。


手すりは、手すりを握る為に少なからず身体が手すりに寄って(引き寄せられる)いきます。

これは、自然なことですし、無意識なのかもしれません。


しかし、裏を返せば、その“無意識”が怖いと、これまでの経験から思います。


「住み慣れた家やから、どこに段差があるのかを知っているから大丈夫!」


って声が聞こえそうですが、

転倒って、どんな場面で起こりますか?


在宅内での転倒でよく聞くことって、床に敷いているカーペットの端につまずいて転倒。

2、3cmの敷居につまずいて転倒。

そんな事を聞きませんか?


思いっきり高い段差だと、「段差がある」と認識するために逆に転倒しにくいと言われています。


これも無意識に、いつも通り足を上げた“つもり”になり、結果、思ったよりも足が上がっていなくて結局つまずく。


では、階段ではどうでしょう?


この画像の様な回り階段で、且つ、踊り場が無い場合、外回りに手すりを取り付けるか、内回りに取り付けるか。


この時のポイントは、

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