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ところどころくさくさしたり、報告を受けてからの「ヌカシャカ」には萎えるけど、それでもなおアニメをなりに観るには「レトロフューチャーをそれでも突き進んで行かなくてはならない」と『恋愛フロップス』に見つけたり。〜「よくあるエロゲ」はこのアニメにとって最上の褒めコトバだろうけど主にそちらでは語らない。

 ってことでいろいろと上手くは行かなかったり、
とみに急にFire hd 10 plusの電池残量が減って充電
できませんとかやられたりするものだから、
時々オタオタしてた。

 報告メールがダブルで来たのに「#アニメ感想文
 記事まとめ」に載ったか、と思えば一瞬で対消滅
している、なんてまあヌカシャカ(ぬかよろこび
なシャカのきまぐれな所業にして時々悪業)には
やはり萎えもするところだけど。

(一応一度ピックアップされたのは「#このデザイン
が好き」でコングラ獲れてた(こっちにアニメ感想文
のタグは入れてなかった)日本昔ばなしを軸に
語った記事と)

まんが日本昔ばなしの変遷と栄枯盛衰。
|torov|note

(こっちは近況を語りつつ、アニメ感想文のタグも入れて愛美を
軸にアニサマまで語った記事とがピックアップされていました)

ここは幣もとりあえず近況雑記。愛美という
ポジショニングを改めてアニサマから考えて
みる、など。|torov|note

 じゃあまあ少し黒くもなってと『恋愛フロップス』
の総括でも書こうか、という気分にはなった
けど、ここは多分に漂白されてるnoteだからね。
勿論「三割抜く」姿勢も大事なので、「よくある
エロゲ」はこのアニメにとって最上の褒めコトバ
だろうけど、主にそちらでは語らない。

 まあでも気分的にはエロゲが本来持っていて、
現代の日本のアニメにも半分だけ地続きになって
いる要素として、語るべき話題についてはキチンと
語っておこうか、ってのが今の気分。
(まあ私は「高飛びアグネス」ではないし、こと
あるごとに「くたばれアグネス、出てくんな、
せいや」としか主張しない人なので、あえてここ
には言及すると)

 まあ「よくあるエロゲ」な『恋愛フロップス』に
おいて、しっかり外さずに要素を打ち込んでいた、
といえばいつもの「レトロフューチャー」という
未来的な設定だが、ところどころ回顧的な要素を
含んでいる世界観の提示、でした。

 なので焼きバナナを作るトースターがあったり。
かつて『超時空要塞マクロス』でも描かれた通り
ゴミ掃除ロボットが公園で動いていたり。
 中盤には無人コンビニに人型のAIがモニターで
応対とか。このあたりも多分に実現化している
要素のあれこれではありますが、それを提示して
いる時点でこれは自覚的です。

 まあ壮大なフィクションを語る上で外せないの
は「レトロフューチャー」と「タイムリープ」で
「タイムリープ」の方がよりSF的であり、モロ
に哲学めいたり科学めいたりするから、最終的に
「むきだし」になりやすいので、ともすれば
エロスな方向へベクトルが向きやすいからこそ、
ネタバレにもなりやすいし、なかなか制限のある
ところでは語るのが難しくなる。
(だからほぼそのもの、ってパロディネタも含み
やすいんだけど。一話の主人公の寝相がBTTF、
ことバック・トゥ・ザ・フューチャーのマーティ
だとかね)

 それでも「レトロフューチャー」な世界観を
ちゃんと随所に提示していたところは自覚的で
やっぱり制作(パッショーネ)と監督(長山延好)
の趣向が出ているなあと。

ただハンパな考察だと跳ね除けられやすいのも
また長山延好監督作品だから注意は必要。
 この前半考察は頑張っている方だけど。

 まあ一応なんとか長山延好監督作品を『ハッピー
シュガーライフ』『ソウナンですか?』とクリア
して来ているからこそ、いつも通り「キャラに
感情移入してはならない、よくあるエロゲのテン
プレートがベースだもの」と客観視出来た。
 だからこそこの作品を取り纏めて完走することが
可能だった、ともいえるわけですが、やはり通底
しているのはそれでもなおアニメをなりに観るには
「レトロフューチャーをそれでも突き進んで行か
なくてはならない」、って貫き方に感動することは
可能だった、ってことですかね。

 このデザイン性の高さと、実用性としての
「まだまだ使える」があるからこそレトロフュー
チャーに関してはある程度の継続性を保てる呪文
でもあり科学でもあり知識でもあるのかなと。

 それは程よい距離感でコンスタントにアニメを
視聴していく上での横井軍平がかつて提唱した
「枯れた技術の水平思考」にも通じる何かにも
なっているものなのかなと。



あとは終盤を読み解くヒントはキャスティングに
あると思うので、そのあたりを備忘録がてら
クレジットに纏めておこうかと。

好野・ファインマン◆藤井ゆきよ[青二]
セーラームーンCでは結局セーラーサターンを
継承した人で、6作目の鬼太郎では犬山まなを
演じてた人。世間的には『ウマ娘』シリーズの
案内人、駿川たづな(たづなさん)で有名な
方が、この作品後半のクリエイターにして
キーマン。このくらいはいいだろう程度のネタ
バレとしてはアニメのラストにまで出てきます。
生方◆下地紫野[青二]
ってことで、こっちの相棒もまた青二の人。
『アイカツ』中終盤の主人公に成長したあかり
(大空あかり)で『ハクメイとミコチ』では
ミコチとしてその美声を鳴らしていたのも記憶に
深い人ですが。

 クリエイターとしての主張と投影は多分に
この二人に与えられているような。
イレイサープログラムの声の担当に◆うさみ航
❲原作者サイド❳が起用されたのもそうした自覚的
要素の一連と観るべきなのかも。

サンダース大佐◆玄田哲章[81]
は、まだキャラ紹介パートで出てきてたうちの
漏れがちなナイスキャスティングですが、
井澤幸太郎◆大塚明夫[マウス]
がそう据えられたのは、確かに同じ監督の
「キタナイゆるキャン」とも称された『ソウナン
ですか?』の縁とコネが多分に作用されたかも
しれず(大塚明夫と音楽が本家ゆるキャン△と
共通、なんだっけ)。

 まあナレーションのモノローグに◆井澤詩織
[ボイスKIT]を起用しながらも、要所で
ソド◆加藤英美里(スターダスト)
を起用したのは一面において「QB」と空騒ぎ
させるためのデコイ(疑似餌)でしょうけど、
やっぱりそこで騒がせるのは単なる目くらまし
でしかないような。まどマギ通ってない人に
対しても失礼でかつ置いてけぼりにするような
空騒ぎは本質にあらず、かと。

 多分にアニメ感想文のようではあるけど、
(やっぱりヌカシャカはやられるとすごく気
まずい上に気分が悪いし)返ってタグをつけると
するならば「#今こんな気分」で「#この
デザインがすき」な『恋愛フロップス』について、
積み残してやから崩してつらつら語ってみました。

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