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"希死念慮"がやってきた その2

~お願い~
数あるnoteから私の記事を読んでくださって
ありがとうございます!
こちらは精神疾患について綴った記事になります。
・自分のために病気の記録を残したい
・同じ境遇の方の参考になれば嬉しい
・当事者の周りの方の、病気への理解が深まればいいな
という気持ちで投稿しています。
ですが、ネガティブな内容に引きずられて
体調を崩される方もいらっしゃると思います。
私も同じくです。
弱った心に刺激を与えてしまいますので
今お辛い方はこの先は読まないようにしてください。


前回の記事で希死念慮に襲われたきっかけと
その症状について投稿しました。


今回はその後クリニックを受診したところから綴りたいと思います。

希死念慮に襲われた翌日、クリニックに駆け込んだ

7月20日(月)朝
起きて後遺症?のようなふらつきと鈍痛はあったものの
昨日よりはだいぶましになっていた。
旦那さんが安心したのも束の間、
お昼ご飯を作ってくれて食べようとした時また襲ってきた。
怖い。クリニックに行こうと思ったが
1人で行けば途中で電車に飛び込んだりしてしまうのでは、、。
心配になった旦那さんが時間休を取ってくれて
一緒にクリニックに行ってくれることになった。
主治医に症状ときっかけを詳しく説明した。
三浦春馬くんの報道については
日本の報道の仕方にかなり憤っている様子だった。
「ニュースはしばらく見ないようにしてください」
他にも患者さんが同じような理由で症状が出ているのかな?

ウェルテル効果

メディアによる苛烈な自殺報道が大衆に影響を与え、後追い自殺の連鎖を引き起こす現象。影響を受けた相手と同じ自殺方法、自殺場所を選択する傾向が強いことが特徴である。
https://uxdaystokyo.com/articles/glossary/werther-effect/

私は完全にこれだったんだなと思った。
例えば、X JAPANのhide。
1998年5月2日、自殺の報道後にファンの後追い自殺が増加した。
報道については、WHO(世界保健機構)や日本放送協会が規制を発している。

WHO「連鎖自殺を予防するための、メディアに対する自殺報道の有り方」
1)やるべきこと
・自殺に代わる手段(alternative)を強調する。
・ヘルプラインや地域の支援機関を紹介する。
・自殺が未遂に終わった場合の身体的ダメージ(脳障害、麻痺等)について記述する。
2)避けるべきこと
・写真や遺書を公表しない。
・使用された自殺手段の詳細を報道しない。
・自殺の理由を単純化して報道しない。
・自殺の美化やセンセーショナルな報道を避ける。
・宗教的、文化的固定観念を用いて報道しない。

日本放送協会番組基準

第1章 放送番組一般の基準
(中略)
第9項 風俗
1 人命を軽視したり、自殺を賛美したりしない。
2 性に関する問題は、まじめに、品位を失わないように取り扱う。
3 不健全な男女関係を魅力的に取り扱ったり、肯定するような表現はしない。

WHOの自殺報道ガイドライン」を日本のマスコミは知っているか
http://www.garbagenews.net/archives/2084020.html

それでも、現状はメディアの視聴率や他社競争に優先され
情報が垂れ流しになっているようだ。
あの日、私は次々と出てくる情報に食い入るように見ていた。
それが私とって相当なセンセーショナルな出来事だったんだと思う。

「オーバードーズしたら、私死ぬんでしょうか?」

そして頓服薬が処方された。
薬を処方すると言われた瞬間、私が思ったこと。
・・・オーバードーズしようとしてしまった時、私死ぬのか?
死にたいと思っているのだけど本心は死にたくない
(前回の記事参照)
ので、もし今貰っている薬を全部飲んでしまった時
私は死んでしまうのではないかと怖くなった。
9日分しか貰っていないのでそりゃ死なないとは思うが
なんせ病歴1年半の新米なので、心配になる。
もし全部飲んでも体には悪いけど死なないので
大丈夫ですけどやめてくださいねと言われた。
少し安心した。
帰ってしばらくして、また襲ってきそうだった。
薬を見たとき手が震えた。
明日は旦那さんは会社へ出勤なので1人になってしまう。
怖くなって、明日飲む分だけ残して
他は旦那さんにまとめて託した。

希死念慮が和らぐとき

まだ体に鈍痛が残っているような状態だが、
現状でどうしたら心が和らぐのか考えたところ
・これから先の楽しいであろうことを考える
・やることを無理矢理増やして考える隙を作らない
・自分のせいではなく病気のせいにする

この3つが私には有効なのだと。
あくまで私には、なのであんまり参考にはならないかもですが。
楽しいことって鬱の状態で考えることは難しいんだけれども、
結婚してようやく生きる意味を見出した私には
憧れの結婚指輪と婚約指輪が来月届く予定なので
それだけ頭にネジをぐりぐり入れるような感覚で
こんな幸せが私には待っているんだ!!!と
言い聞かせた笑

あとは、希死念慮について書いている本を読めば
自分のことを俯瞰(ふかん)して見られるので
病気にせいにすることが出来る
ようになるのでは。
と思う。
希死念慮の怖さから衝動的に買った本があるので
また紹介したいと思う。

まだおさまった訳ではないけれども、
何とか明日からも生きていきたいと思う。

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