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【コラム】こどもの脳疲れを回復する3つの方法

保育園栄養士のとろみです。

こどもでも脳が疲れる状態「脳疲労」が心配されています。
お子さんが「無性に固執する」「イライラする」「キレやすくなる」など、感情コントロールがうまくできないことはないでしょうか?

一見見逃してしまいそうなサインですが、子供たちの脳が疲れているとこのような症状が現れます。特に、冬は日照時間が短いためにセロトニンが不足する季節でもあるので、本日は脳疲れを回復する対処法をご紹介します。

お子さんだけでなく、パパもママにも役立ちますので、参考になれば幸いです。


脳疲労の主原因「目の使いすぎ」

体と同じように脳も使いすぎると脳の疲労を起こしてしまいます。
脳疲労の主な原因としては情報過多な環境だからこそ、目の使い過ぎがあります。


早速回復方法をご紹介します。

脳回復方法❶:睡眠

脳の回復に欠かせないのは、質の良い睡眠です。
レム睡眠、ノンレム睡眠とありますがノンレム睡眠は体と脳の疲労を回復してくれるだけではなく成長ホルモンの分泌が活性になります。
成長ホルモンは年齢とともに分泌量は減りますが、肌や疲労の回復など筋肉肌や筋肉の疲労回復など、細胞の修復に役立っています。
子どもの理想的な睡眠時間は、5歳児で11時間、小学生で10時間です。


脳回復方法❷:お風呂

❶の睡眠に欠かせないのは入浴です。
私たちの体は深部体温が下がるタイミングで脳が眠気を強く感じます。入眠する1〜2時間前に入浴すると入眠しやすくなります。


脳回復方法❸:食事

脳に良い栄養素を食事から摂取することで、脳の健康を維持することができるブレインフードを紹介します。
ブレインフードとは、脳の働きを活性化させる効果が期待されている食べ物のことです。
ブレインフードを摂ることにより、脳の血流改善、脳の抗酸化、神経伝達物質の増加、脳機能が改善され、記憶力の低下を防いだり、神経の伝達を早めたりすることがわかってきています。

(1)魚

魚には主にDHA多く含まれています。DHAは血流改善の効果があり、集中力や記憶力の向上が望めます。認知症を予防する効果があることもわかっています。

(2)アマニ油、エクストラバージンオイル

アマニ油はアマの種子から作られているものです。脳の神経細胞に働きかけたり、血液をサラサラにしたりコレステロール値を下げたりする効果もあります。他に女性ホルモンを整えて肌や髪にツヤを与えてくれるとも言われています。
細胞の若返り若返りを助けるビタミンEやオメガ3脂肪酸などを多く含んでいます。オリーブオイルに含まれているオレイン酸は血液をサラサラにする効果があり、脳の血流を促進します。

(3)ナッツ類

ナッツ類にはビタミンEが豊富に含まれています。血流を血行を良くしたり細胞の損傷や老化を防いだりする効果が機能が期待されています。
神経伝達に必要なコリンが含まれているため、記憶力の向上や認知症の緩和などに効果があります。


(4)ベリー類

加齢による記憶力の低下を予防します。
ブラックベリー、ブルーベリー、ストロベリーといったベリー系の食べ物です。他には鮭、イクラなどの赤色色素にも多く含まれています。


(5)ダークチョコレート

抗酸化物質が豊富なカカオが含まれています。細胞の老化を防ぎ、加齢に伴う認知機能の低下や脳疾患に関係する酸化ストレスの悪影響を打ち消すのに役に立っています。
学習力と記憶力を高めるとも言われています。


(6)緑黄色野菜

緑黄色野菜は他の野菜と比べて多くのビタミン、カロテンが含まれています。血液をサラサラにし、さらに記憶力の維持に働くとも言われています。


(7)大豆

脳の記憶力や集中力を高めるレシチンを多く含んでいます。レシチンは体内でアセチルコリンに変換されます。脳にとって欠かせない神経伝達物質の1つで、記憶力や認知能力をうまく働かせるために必要となります。


いかがでしたでしょうか?
『ながらスマホ』や『倍速再生』、『ショート』などが身近な環境にある方は、脳も体もぜひリフレッシュください。

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