読書の感想 テクニックより信頼が大事
読書の秋ですね~。
ということで、今日は読書の感想をひとつ。
今日取り上げるのは『ヒトラー演説 熱狂の真実』という本です。
テクニックより信頼が大事
この本を読んで感じたのは…
「テクニックより信頼が大事」ということです。
演説のテクニックは上がっていく
この本では、ヒトラーの演説で使われているテクニックや聴衆の反応を徹底的に分析しています。
ヒトラーの演説は初期から後期に向かうほど、聴衆を魅了するいろんなテクニックが駆使されるようになっていきます。
聴衆の反応は下がっていく
でも、聴衆の反応は初期の頃のほうがいいんです。
後期では歓声もなく、拍手もなく、野次さえ飛ぶようになってしまいます。初期よりも後期のほうが演説のテクニックが上がったのに、一体なぜか。
聴衆の信頼を失ったから
答えは、ヒトラーが信頼を失ったからです。
初期の頃、民衆はヒトラーに期待していました。でもだんだんと化けの皮が剥がれていきます。
民衆は、ヒトラーが自分たちを幸せにしてくれる人ではないと見抜きます。すると演説でどんなに高度なテクニックを使っても、聴衆の心には響かなくなります。
やはり「テクニックより信頼が大事」なんですね。
ということで今日は、読書の感想でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました~!
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