とりっぴー

mix師してました

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最近の記事

ボーカル処理:Nectarの簡単操作

izotope社のNectar3で簡単にボーカル処理ができます。 事前にバストラックを用意して、同一ボーカルのトラックをすべてまとめます。 まとめた先にNectar3をインサートして、AIによるボーカルアシスト機能を使います。 僕は基本、ModernのLightを選択します(好み)。 その後、De-Esserをオフにして、各パラメータを好みのかかり具合になるまで調整します。 このDe-Esserは効きが良すぎて、歌ってみたにはあまり適していません。 reverbは大体6

    • これであなたもmix師になれる④エフェクト処理

      この記事はとても短いです。ほとんど説明せずに、それなりの音になる為です。 その為には、前記事で紹介した下処理をていねいに行ってください。 ボーカルトラックにNectarを使う※izotope社の回し者でも信者でもないです。 ボーカルトラックにNectarの自動プラグインを使えば、instに馴染ませるための基本的なエフェクト処理ができます。 コンプレッサーもイコライザーもディエッサーもアーリーリフレクションもやってくれます。 音量調整に関してはコンプレッサーだけでなく、A

      • これであなたもmix師になれる③ボーカルエディット

        ※僕の環境に合わせて、Melodyneベースでの説明です すべての記事を文字だけで書くので、分からないことは各自で検索してね。 ボーカルエディットとはピッチやタイミング、いち音ごとの音量を整えることをボーカルエディットと言います。 僕はMelodyneでボーカルエディットのすべてを行います。 ボーカルエディットの下処理各DAWでMelodyneの編集画面を開いたら、補正したい箇所をいち音ずつ切り分けます。またブレスはすべて切り分けた上でミュートにします。 ※ブレスはあと

        • これであなたもmix師になれる②心構え

          具体的な方法を説明する前に、大切な心構えをお話します。これが出来るかどうかで、mix師としての腕前が変わるので心して聞いてください。 完成した音がすべてmix講座をみると、どんなプラグインを使えば良いのか、どんな手順で使えば良いのか書いてある。 プラグインによっては、これは正しい使い方で、これは間違った使い方と紹介している。 正しい手順とか、正しい使い方なんてものは無い。 完成した音が良ければ正解だし、悪ければ不正解。 良くある例だと、イコライザーとコンプレッサーの順

        ボーカル処理:Nectarの簡単操作

          これであなたもmix師になれる①予算

          僕の実力を知りたければ、素音源を送ってください、とりっぴーです。 手っ取り早くmix師になる為に必要な予算を紹介します。僕がWindowsなので、Macのことは知りません。 前提条件:パソコンを持っている 最低限:1万円※セールを狙えば5000円 無料のDAW(音楽作成ソフト)を使えば、mixの基本環境は整う。 ただし、ピッチ補正はきつい。無料のソフトもあるが、劣化がひどい。 最低限でも、Melodyneの一番安いやつを買って。出来れば4万円ほどのMelodyne As

          これであなたもmix師になれる①予算

          mix師を辞めました

          はじめまして、とりっぴーです。DTM歴は15年ほど、歌ってみたのmix師は2年ほどしていました。 mix自体は楽しかったし、関わりのある歌い手さんとの関係も良かったです。 でも、あることに気がついてしまったので、僕はmix師を辞めました。 mix師としての実力自分で書くのは忍びないですが、部活で言えば都道府県代表くらいの実力です。最初の数名を除き紹介以外は断っていましたが、月に7〜8件ほどは安定して依頼を受けていました。 また、それとは別に専属になっている子がいたので、実際

          mix師を辞めました