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【美肌】を作る皮膚科学 前半

こんにちは

body make studio BASE 代表の高鳥です



雪が降るほどとんでもない寒さの日もあれば

急に暖かくなる日があったりと

忙しい天気ですね



実はこの寒暖差ってお肌の大敵でして




特に群馬という国は


日照時間全国2位
快晴率全国7位


と、トップクラスの晴れ大国



年間平均湿度は60%前半

トップクラスの乾燥大国



大手化粧品会社と気象協会が勝手に共同発表した

「寒暖差肌荒れランキング」でもトップクラスの肌荒れ大国


紫外線も
湿度も
寒暖差も


群馬という盆地はお肌の敵なのです




ということで今回は

【美肌を作る皮膚科学】

のお話をひとつ




今回の配信は入力している段階で気合が入ってしまい

めちゃくちゃ長くなるぞ!と思ったので

2週に渡る2部構成とします




今回と次回の配信を最後まで読んだ方は

解剖学から紐解く本物の美肌知識が手に入りますよー




最初の配信は【肌と保湿の基本】について



というか、なんでパーソナルトレーナーが肌の話を?

って思うじゃないですか



いやいや、れっきとした解剖学のひとつなんです



解剖学は11系統あり
・骨系
・筋系
・神経系
・心臓血管系
・リンパ系
・循環器系
・呼吸器系
・消化器系
・内分泌系
・泌尿器系
・外皮系

この外皮系が皮膚に当たります



まずは皮膚の基本的な機能から


皮膚は外部からの様々な刺激や衝撃からからだの中を守り

からだ全体の調和にも大きく関わっています

その代表的なのが皮脂膜によるバリア機能




皮脂膜によるバリア機能には
・外界からの侵入を防ぐ防御機能と
・内部からの漏出を防ぐ保水機能

があります



要するに肌ケアとは

「皮脂膜をいかに作り守るか」

が肝になってきます



この皮脂膜は
※角質細胞間脂質 と皮脂と汗が乳化されて形成されます

言わばこれが天然のクリーム

天然クリームが一番多いのは起床後なので

朝の洗顔は最悪。ぬるま湯や常温水で十分です





※角質細胞間脂質とは簡単にいうと脂質

角質細胞の間を脂質が埋めているのが角質間細胞脂質

例えるなら…
レンガとセメントのような関係





皮脂膜の代わりに「オイルで蓋をする」といって

洗顔後に「オイル」を塗るスキンケアはあまりお薦めしません


「皮脂膜の代わり」というならば、オイルではなく乳化物(エマルジョン)で補うのが

肌本来の構造・機能から見て適切





そしてお肌に大切なのは「保湿機能」

当然ながら加湿はめっちゃ大事です



そして皮脂膜によってお肌の水分が蒸発しないように調整されているのですが

肌のうるおいの鍵は、

・肌表面を覆っている皮脂膜

・角質細胞(角層細胞)の中にある天然保湿因子(Natural Moisturing Factor:NMF)

・角層細胞間脂質

の3つ





角質細胞自体はアミノ酸で構成されていることから

これまでのお話をまとめるとお肌には


「アミノ酸と脂質が大事になる」


やっぱり食事が何にでも大切になってきますねー




アミノ酸(タンパク質)と脂質どちらも効率よく摂取できる食材としてコラーゲンがおすすめです

結局のところ、コラーゲンって食べるにはとても良いものなんですよ


ただ、どんなものを食べるかが大事ってわけで…




コラーゲンが多く含まれるものでいうと

軟骨ソーキが最高ですね

沖縄に行くなら間違いなく食べた方が良い

美味しいし。


とは言っても豚肉には余計な脂質も多くなってくるので

鶏肉の方が良かったりしますが、

良質な脂質から考えると、結局のところ魚が良い。




理想は魚からのコラーゲン、ただ魚の中でもコラーゲンの多い少ない魚と分かれるので

基準は煮こごりができる魚かどうか

うなぎ、アナゴ、クエ、ヒラメの縁側もコラーゲン豊富




簡単にまとめると

良質な脂質とタンパクが重要ってことです




情報量が多くなったので今回はここまで



今回の内容だけでも皮膚は内側からの栄養アプローチと

外からの保湿が重要ってことがわかりましたね



ちなみに

アルコール消毒&朝一洗顔&アカスリ
お肌の3大悪です



おつかれさまでした

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