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【山陽バス】さよなら夜間高速バス「神戸・大阪・京都〜立川線」(1)エアロクイーンの頃

2023年12月4日、長らく運休していた山陽バスが運行する夜間高速バス「神戸・大阪・京都〜立川線」が正式に運行を休止すると発表されました。初期の夜行バスとして1991年より運行を開始し、「レッツ号」の愛称で長らく東京と神戸を結ぶ足として親しまれてきた山陽バスの夜間高速バス「神戸・大阪・京都〜立川線」の思い出を巡ってみました。

ミント神戸1階の三宮バスターミナル。
夜も更けた頃に山陽バスの夜間高速バス「神戸・大阪・京都〜立川線」の立川行きバスがやってきました。朝日をイメージしたという明るいカラーリングが夜の三宮を彩ります。

三宮バスターミナルに停まる山陽バスの
夜間高速バス「神戸・大阪・京都〜立川線」

南海バスさまと共同運行を始めてから、長らく21:35が三宮の発車時刻でした。

三宮バスターミナルの表示

三宮バスターミナルを出たバスは南海なんば、湊町、高速京田辺、京都駅八条口と京阪神をなぞるように走って名神高速を東へ向かいます。相模原を回る前の神戸発の開放休憩は名神高速の菩提寺パーキングエリアで、たぬきが迎えてくれました。

菩提寺パーキングエリアに停まる
夜間高速バス「神戸・大阪・京都〜立川線」
菩提寺パーキングエリアのたぬき
夜の菩提寺パーキングエリア

深夜の中央道を走り抜けた「レッツ号」は八王子ICを下りて夜明けの多摩へ。昭島駅に立ち寄ってから住宅地の中を走ります。

ビルが建ち並ぶ立川駅北口でほとんどの人が降り、モノレールの下を走って玉川上水駅に到着しました。

玉川上水駅に着いた夜間高速バス「神戸・大阪・京都〜立川線」

夜間高速バス「神戸・大阪・京都〜立川線」にはこの後にセレガとガーラが導入されて車両が更新され、ルートも中央道経由から新名神高速道路・新東名高速道路と圏央道を経由して相模原市の橋本駅南口にも立ち寄るようになります。変更後の様子については改めてご紹介します。

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