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アシテジ世界大会をオンラインで歩くpart1

2020年度の年度末に東京都と長野県を会場にした行われた下記の大会。年度末のためオンタイムでは観れなかったのものの、オンラインで4月11日まで観ることができる~ということで、チケットを買ってみることにしました。

第20回アシテジ世界大会 / 2020国際子どもと舞台芸術・未来フェスティバル
開催期間2021年3月20日(土) 〜 3月31日(水)

フランス発祥、子どものための舞台芸術。世界規模で開催される、3年に1度の世界大会。昨年度開催される予定がコロナにより1年延びたんだそうです。

アシテジとは、フランス語による「国際児童青少年舞台芸術協会」(Association Internationale du Theatre pour I’Enfance et la Jeunesse)の略です。1965年7月、個人・専門劇団、演劇団体を世界的に結集し、児童青少年演劇の芸術を向上することで、世界の児童青少年の豊かな成長に寄与する事を目的に、パリで設立されました。現在、71カ国にあるアシテジセンターのほか、プロフェッショナルネットワークや個人会員が100カ国以上から加盟しています。アシテジ日本センターは1979年に36番目の加盟国として参加しました。(2021年4月4日情報)

このフェスティバルを知ったのは、「小心ズ」という素敵なパフォーマーさんが参加されるということを知ったことから。

さて本大会、コロナにより1年延びたということで、新型コロナにずいぶん左右されたのではないかと思います。ギリギリまでオンライン用のウェブページが英語だったり、オンライン参加の方法がなかなか理解しづらかったりでしたので、きっと現地スタッフさんもかなり試行錯誤されながら、この世界大会を運営されたのでしょう。おかげで、オンラインという環境を作っていただき観ることができるのはうれしい限り。

さて、今回part1では、オンラインで観ることができた、「HORSES」の感想を。この作品、なんの前情報もなく何気なく観た作品でしたが、音楽と世界観、そしてダンサーたちの躍動感ある動きに魅了されてしまった。

実を言えば、コンタクト系のダンスはあまり好きではないので今まで積極的に観ようとは思わなかったのだけど、今回の作品は一度観たら、捉えられて離れられないものがあった。

2つ以上の身体が、作用し作用されながらムーブメントを作っていく。そしてそれは、互いが完璧に信頼しあってなければ不可能な動き。そして一方が子どもであることが、その世界をさらに豊かに魅力的にしている。子どもたちは、大人たちに全幅の信頼を寄せている。大人たちは子どもたちへ惜しみない愛を注いでいる。そんな愛にあふれたステージの上を、子どもたちは庭の遊び場のように駆け回り自由にふるまう。楽しそうに。だけど、そこに一瞬のシンクロニシティがある。なんだか不思議な世界をみせてもらった。

また音楽がいいんだな。

下記のリンクから、動画や写真、資料が参照可。




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