welcome2024~地震速報から
2024年がスタートして1週間。
能登の地震や津波、それに日航機の事故で
衝撃的な2024年の幕開けだった
被災地の復興はこれから、まだ行方不明者やがれきの下に埋まっている人がいると報道されている
地震のニュースは、家族で地元の明屋書店に買い物に行っているときにスマホのニュースで知った。いくつかの本を買ってから、家に帰ると、どのテレビも地震のニュースに切り替わっている。
Xも地震の話題でもちきりだった。でも全く全容が見えない。津波は来たのか、高かったのか、そうではなかったのか。
唯一ニュースなどの情報からわかったことは、道路がめちゃめちゃになり、車が通れないこと。つまり救助の手も、陸路では難しいことだった。
震度7という規模の揺れがくれば、道路そのものが機能を果たさなくなる、ということが、目の前の現実だった。
仕事で、中山間地の地域にかかわることが多い。そんな地域で同じような地震が来た場合、どうやって身を守ればいいのか。外部からの支援が届かない場合、どうやって生活を継続すればいいのか。
飲み水や食料の備蓄や確保、暖の取り方、衛生面の確保の仕方、せめて1週間生き延びるための知識や準備を日頃からする必要があるのだと改めて認識させられる。そしてこれは1人ではなく、地域の中で結束を持つ必要も。これらは、仕事で地域にかかわる上で、意識しておくべきことだと改めて感じた。毎年、台風や線状降水帯の脅威にさらされるのだけれども。
津波も恐怖だが、土石流が「山津波」と言われるように、豪雨も恐怖なのである。毎年梅雨が近づくと、日々祈る気持ちが沸き起こってくる。
しばらくすると、SNSには、避難所での性暴力の話題や女性子どもがどうやって外敵と”なってしまった”ものから身を守るのか、という話がたくさん表示されるようになった。
それは、東日本大震災のとき、さらに阪神淡路大震災のときの経験も踏まえた教訓として様々な人が情報や教訓を共有していた。その対策としては、様々な方法が示されているが、やはりこれからは、避難所運営に女性リーダーを入れること、なんだろうなと思う。
自治区長を女性がするところはめったにない。けれども、そろそろ、女性が区長をする時代になってもいいのではないかなと思うし、それをできるだけの器のある女性たちがたくさんいるのを目にしてきた。そういった女性たちは明るく、前向きで、チャレンジすることを大事にしている。そしてあたたかい。そんな人たちが地域のリーダーになれば(それは別に男性でも良いのだけれど、気持ちの話だから)、地域は少しずつ、良い方向に動いていくんじゃないかなと思う。
多様性を受け入れる。
日本では、もっとも難しい、と思うのは、多様性を受け入れること。
でもそれが、これからもっと大切になると思う。
これは私にとって、チャレンジが必要なこと。
自分のなかにある「不寛容なこころ」に、いかに目を見張っておくか。
こころに留めておく。
2024年、まだまだ地域にかかわる仕事は続く。
私ができることはほとんどないように思えるけど、コツコツとかかわりを続けながら、わたしの好きなこの地域と喜びを分かち合いながらかかわり続けようと思う。
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