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handle

わたしが、わたしとして過ごす。

たったそれだけのことが、

何でこんなに難しいんだろう。

好きだと感じるもの、
いいな、と想うもの、
受け取りたいもの、
受け取りたくないもの、

それらの感覚が湧いてきた時に、

本当にそれが自分の気持ちなのかわからなくなって黙り込む。

そんな日々を、長い間、過ごしてきた。

〇〇〇〇

まわりの顔色、
空気、
仕草や言動の裏側。

そんなものを読みながら、過ごしてきた。

言いたいと思った言葉は、一度飲み込んでから、形を変えて外に出した。

外にも出せない時は、そんな言葉を抱いた自分を否定して、見て見ぬ振りして、

心の奥の方に、閉じ込めた。

〇〇〇〇

わたしが守りたかったものは、何なのか。

わたしがそうまでして、手放したくなかったものは、

何なのか。

それは、まごうことなき、このいのち。

わたしが生き延びることができるように、

わたしはわたしの
感覚を、
感情を、
そして望みを、

感じることを、封印してきたの。

〇〇〇〇

だけどね、
わたしたち、もう一度、

それらと繋がりたいんだ。

それらが、わたしたちを、
“あそこ”に、連れて行ってくれると知っているから、

繋がりたいんだ。

だから、

痛みや、
辛さや、
苦しさが、

それを身をもって、

教えてくれる。

〇〇〇〇

今のあなたが抱いている、

自分を責める気持ちや、
がんじがらめな窮屈さや、
ままならなさは、

あなたの身体が、こっちじゃないよ、と教えてくれている、道標。

ね、その合図を
見て見ぬふりして進むのか、
立ち止まってハンドルをにぎり直すのか、

あなたが決めていいんだよ。

instagram 2022/12/26

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