トリヒロ

琉球大学医学部卒。登校拒否児のカウンセリングには、教師経験が必要であると実感し、法政大…

トリヒロ

琉球大学医学部卒。登校拒否児のカウンセリングには、教師経験が必要であると実感し、法政大学文学部を卒業し国語科教諭免取得。高校・駿台予備校・沖縄大学などで教育活動を続け、延べ30万人の学生を指導してきた。また、作家としても活躍中!さらに、東南アジアでの教育活動にも貢献している。

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僕が「映像ライブラリー・【IKIGAI】」を作った訳をお伝えしたい。

https://eizoulibrary.com 「人が亡くなる、病に臥せる」 私はこうしたリアルな出来事に何度も出会ってしまった。これらの出来事が悲しく、衝撃的だったのは、私がおよそ30年間教壇に立ち、指導をしてきた20歳前後の未来ある若者たちの身の上に起こった出来事だったからなのだ。 自分の進むべき進路が見つからない。 これだと思って進んでみたけれど、実際は違っていた。 こうした声が聞こえてくる。 「そんなことくらいで悩むなよ!」と人は言う。 だが、彼らにとっては

    • 宮古島文学賞・入選しました!

      『銀游回帰』−スクが来た!− タイトル通り、年に1度満月に惹かれるようにして島にやって来るアイゴの稚魚「スク」を通して、少年ケンタが見た「生と死」の幾つもの光景を島の緩やかな時の流れの中で味わっていただきたい小説に仕上げました。 以下のリンクから無料で読むことができます。 是非ともご高覧くださいませ。

      • 千葉文学賞・大賞受賞作品

        「おばーのゲルニカ」を千葉日報で読むことができるようになるなりました。 アクセスしていただければ幸いです。 https://www.chibanippo.co.jp/bungaku/2019/868783

        • 想いが形になる時ーKindle本完成ー

          千葉文学賞・大賞受賞記念のKindle本を作ろうと決めた。『映像ライブラリー』という、学ことの夢を形に変えてゆくという、新たな創造の世界を聴覚障害等を持つ二人の若者が私を支えてくれてきた。そんな彼らの人生を綴ることを思い立ち、月日は流れながらも、やっと作品が完成し、Amazonにアップされました。 すると、彼らのうちの一人である田中君がまた新たなストーリーを綴ってくれました。 私にとっては、思いがけないほどの心溢れる文面でした。 おはようございます😊 鳥光さんの魅力につい

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          千葉文学賞・大賞受賞に寄せて     ー『おばーのゲルニカ』ー 鳥光 宏

           小説を書くのは木の彫刻を掘るのに似ていると思う。 「これだ!」と思う素材を探しに森に行き、何日も何日も薄暗い森の中を彷徨い歩く。彫刻家は、とうとう疲れ果ててしまい、絶望感にひざを折り、大木に寄りかかって、「もうだめだ」と呟き、暫くの間茫然と時を過ごす。  どれほど時が経っただろうか。ふと気が付くと、自分の頬が妙に濡れている。「涙?」いや違う、何気なく見上げると自分の寄りかかっていた大木から滴り落ちる朝露だった。するとどこからともなく声がする。 「俺の手足の好きなと

          千葉文学賞・大賞受賞に寄せて     ー『おばーのゲルニカ』ー 鳥光 宏

          【死に至る2つの病】(その1)

                 (新型コロナウイルス感染症・COVID-19)  私は、医学部において科学的な視点で物事を見つめるということを学び、そして文学部で主観的な想いを客観的な言語・記号で表現するということを学びました。いわゆる理系でありながら文系でもある私が、その二つの学びをもとに、世の中に少しでも役立てばという願いを込めながら掌ほどのレポートを綴ることにいたしました。 世の中のコロナ騒ぎを見つめながら、タイトルにいたしました【死に至る2つの病】という言葉が私の前にすっと立ち現

          【死に至る2つの病】(その1)

          【鳥光宏 プロフィール】

          ① 氏名:鳥光 宏(とりみつ ひろし) ② 1959年7月26日、東京都墨田区生まれ 、葛飾区育ち ③ 琉球大学医学部(保健学科)卒法政大学文学部(日本文学科)卒 ① 幼い頃、両親が入院し、電気・ガス・水道というライフラインの全てが止められるなど、貧乏のどん底を経験する。 ② 祖母に育てられる月日の中で、4人の弟と妹の面倒を見ながら学校へ通う。 ③ 高校を卒業し、大手の書店で働きながら勉強をしていた。そんなある日、新聞奨学生という制度を知り、新聞販売店で働き

          【鳥光宏 プロフィール】