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「どうする家康#01どうする桶狭間」エンタメ大河の本気(褒めています)


今年も始まりました大河ドラマ。


NHK大河資本すご、そして家康公と三河リンク


映像は映画のフィルムっぽい感じ、CGもフルに使われていて、NHK資本の本気を感じます。
三河は「かよわき三河」として土にまみれた「ど田舎」の様相を呈し、駿府との対比を凄まじく描きます。
家康公幼名の次郎三郎元信(設定は十三歳だそうです)様の幼さとか弱さも岡崎とリンクしていて、「力も弱い、心も弱い、体も弱い…」と側近達に言われる始末。面白かったです。

干支にちなんだウサギもあちこちに散りばめられていました。
自分で彫った卯を「ピョーン!ピョーン!」と走らせて遊ぶ精神的に幼そうな次郎三郎家康公。
初陣を果たして松平元康に名を改めても「白兎竹千代」と狂気の狼信長公に狙われる元康家康公。
幼少期の信長公へのトラウマがありそうな「白兎竹千代」、ほんとそのままのブルブル震える演技の松本潤さん。アッパレでした。

色遣いや演出

「麒麟が来る」の時を思わせる着物の色使いも戦乱の世の中を鮮やかにしていてとっても良かったし、普通ドラマでは脚本や演出が大喜びの桶狭間も、「真田丸」のまさかのナレーションのみだった桶狭間を思わせる雨のみの演出。
雨足がどんどん強くなって行くの素晴らしかったです。

海辺で本多忠勝と出会った時の対比も素晴らしかったです。
本多忠勝、マントで「信長公登場か」と私は思いました。
まさかの本多忠勝。
格好よかったです。
それに引き換えなす術もなく波に飲まれながら打ちのめされ、それでもキラキラしたおメメの家康公…。
カメラワーク最高でした。うつくしい。

人質問題


ところで家康公の今川家人質問題、昨今の研究では実は義元公にとても大切にされていて、三河の田舎から駿府へ渡り生活を送るのは現代の贅沢な海外留学のようなものだ、と歴史学者の磯田道史先生がTBSラジオ「日曜天国」で仰っていました。
第1回の放送を観てこちらもなるほどなぁ、となりました。

そして三河


私の実母の生まれ故郷岡崎、そして現在実家あり、双子の妹も暮らす岡崎由来の徳川家康公の「どうする家康」。
湧きに湧く我が一族。
実家近辺の今回の大河における盛り上がりは凄まじく、三河の家康公信仰はいつになっても健在だな、と感じます。

期待で私も湧きに湧いています。
1年間楽しみます。


追記

妹ういちゃん、トークショー&第1回の放送を松本潤様他出演者の皆様と共に見守る会に参加したそうです。
猛烈な競争率だったんじゃないかな、と思います。
すごい。


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