見出し画像

朝の連続テレビ小説「舞い上がれ!」

「舞い上がれ!」が終わりました。
朝の連続テレビ小説視聴、これは私の朝のルーティンに何年もの間組み込まれています。ちなみに、いろいろな気持ちに引きずられたりして、私が主観で面白いと思うことが台無しになるし、感想を素直に持てなくなるのがとても残念なので、Twitterの「反省会タグ」は絶対に見ません。

このドラマを通して、私はばんばの人柄が大好きでした。
でも今回、私が言いたかったのは、貴司くんを想う秋月さんのことです。
私は実は、秋月さんの告白に胸を打たれました。
というか、秋月さんの人物像がとても深く描かれていることに感動しました。

繰り返しになりますが、NHKの朝の連続テレビ小説は毎朝必ず観ています。
他のドラマはわりと観続けるかどうかを早い段階で決めるのですが、いわゆる「朝ドラ」はよほどのことがなければ途中で観ることをやめません。
それほど、本当の名作回が時々現れる朝のドラマの、私が大好きだと思う瞬間をとても楽しみにしています。

2月16日木曜、「舞い上がれ!」放送最後の秋月さんの貴司くんへの告白にはくらりとしました。

「先生、短歌できん時ってしんどいですよね…。真っ暗な地下に閉じ込められて…、冷たい地面、手探りして…ことば探してるみたいで…。」
「私、先生の灯火になりたいです。ずっとそばにおって、先生のこと、明るくしたり、あっためたりしたいです…。」

朝の連続テレビ小説「舞い上がれ」
秋月さんの告白より

私は好きだと言わない告白がとても好きです。
秋月さんの短歌、きっと私、とても好きだろうと思います。

秋月さんは案外舞ちゃんにははっきりモノを言うところがあったので、ことばの使い方を相手によって使い分けるスキルがとても高い気がします。
ずっと「気持ちを伝えるなら、先生にこうやって言おう」と考えていたんだろうな、と想像しました。

結局貴司くんには「ごめん」と言われてしまい、そこからパッタリ姿を見せなくなりました。そういった潔さもとても良かったです。

秋月さんは貴司くんに無理をさせないように、作風を守ろうとして、ムキになったりもしていましたが、貴司くんが認める短歌を作るような女性なのできっと素敵な感性を持っているんだろうな、と思います。

秋月さんどうなったのだろうな。
秋月さんの続きの物語が知りたいなぁ、といつまでも思う私でした。

さて、次のドラマもとても楽しみです。
朝ドラで男性主演ははじめてだと思います。
神木隆之介くん、どんな植物学者になるのでしょうね。わくわくします。

この記事が参加している募集

テレビドラマ感想文

朝のルーティーン

ありがとうございます!