メンタル不調(うつ)での退職から、再就職への道
こんにちは、とりコレクターです。
今回は、メンタル不調(うつ)→離職→1年弱のブランク→再就職(クローズド)を経験したわたしが、再就職のために大事だと感じたことのまとめをお伝えします!
(あくまで一個人の経験ですので、ご参考までに)
〇● 3か条 ●〇
1.まずは、ちゃんと休む
2.メンタル不調の「原因」と「再発防止方法」を洗い出す
3.「退職とブランクの理由」を用意し、あっけらかんと語る
1.まずは、ちゃんと休む
わたしが思う一番の大敵は、焦りです。
これまで頑張ってきたあなたのことです、何もせずにじっとしていることに対して、罪悪感や焦燥感を抱いてしまうかもしれません。
ネットで色々な情報を次から次へ見てしまい、さらに焦ってしまうかもしれません。
そもそも、自分がメンタル不全になったということを受け入れられていないかもしれませんね。
信じがたいかもしれませんが、メンタル不全はあなたの脳や体が悲鳴をあげている証拠で、あなたの今の最大ミッションはきちんとそれらを休ませることです。
焦って行動しても、いいことはありません。
やつれて悲壮感の漂う顔で面接しても、採用したいと思ってもらえませんからね。
それより、しっかりと寝て、おいしいご飯を食べ、心と体の体力を取り戻しましょう。
2.メンタル不調の「原因」と「再発防止方法」を洗い出す
少しずつ笑顔を取り戻し、過去を振り返られる余裕が出てきたら、過去と未来について考えましょう。
・なぜ、メンタル不全になってしまったのか?
・どんな人が、どんな場面が、どんなタスクが苦手なのか?
・そう感じるのはあなたにどんな経験、価値観、思い込みがあるからなのか?
・今後どうやったら苦手を回避できるか?あるいは、うまく付き合っていけるか?
メンタル不全は、おそらくあなたという人間の根本的な部分に何かしらヒントがあります。
自叙伝を書くくらいのつもりでこれまでの人生を振り返ると、思わぬところで点と点が線になるかもしれません。
できれば、信頼できる人たちと話しながら進められると、自分だけでは気づかなかった視点をもらえますよ!
3.「退職とブランクの理由」を用意し、あっけらかんと語る
過去の振り返りと未来の対策ができたら、いよいよ本格的に就職活動です。
エージェントや就職サイトに登録すると思いますが、その前に準備したいのが「退職とブランクの理由」。
まず、「メンタル不調になった」ことは、クローズドで就職する限りは完全に伏せましょう。
言う必要もないですし、先方も聞きたくないのが正直なところ。
エージェントは企業に伝える義務がありますし、再発リスクのある人をわざわざ数ある応募者から選んでくれる企業はおそらく稀有でしょう。
「退職とブランクの理由」で大事なのは、WhatとHowです。
Whatとは、話す内容。
・なにがきっかけで離職したのか?
・無職の期間、なにを、なぜやっていたのか?
・そしてなぜこのタイミングで、何を目指して就職活動しているのか?
資格試験の勉強、長期旅行、家族の世話など、様々あるでしょう。
ご自身の状況をふまえ、一貫性と納得感のあるストーリーを組み立て、すらすら言えるまで何度も練習しましょう。
(※でっちあげではなく、詳細や見せ方を工夫して編集するということです)
想定される質問とその答えまで練習できたらばっちりです!
Howとは、話し方。
エージェントのヒアリングや面接では、「明るくさらっと」を心がけましょう。
「合わなくて辞めちゃいました、はっはっはー!」
くらいの気持ちで笑 ポイントは笑顔と声のトーンです!
面接官というのは、基本的に疑いの姿勢で、応募者の優劣を決めるための材料探しをしがちです。
とはいえ、冬の晴天のようにカラリとした明るさで伝え、質問にテンポよく答えられれば、案外つっこまれないもの。
あとは、あなたという人材の魅力を伝えることに集中しましょう!
最後に
メンタル不調があってもなくても、就職活動は結構ハードで孤独な戦いになりがちです。
でも、あなたは1人ではありませんし、1人で戦う必要もありません。
様々な就労支援施設がありますし、地元の役所なども情報をくれるでしょう。
ネットには「一回メンタル不調で離職したら、普通には就職できない」みたいな記事も落ちていたり、コロナもあったり、ただでさえ不安なのに余計に不安になりますよね。
でも、少なくともわたしや、同じくメンタル不全を経験した知人たちは、上記のようなプロセスを経て再就職できています。
無点主義で言えば、就職できてもできなくても、あなたというBeingは大丈夫。
そして、これを読んでいるあなたはもう「乗り越えた」のです。
この記事が少しでも、あなたの不安を解消する手助けになれば幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?