Nomeets
8月2日、劇団ノーミーツ第二回長編公演「むこうのくに」の大千秋楽を観劇しましたので感動を書きたいと思います。
第一回公演から知っていたものの、踏み出すのを躊躇っていたら終わってしまって後悔したので、第二回公演はTwitterで様子見しつつ大千秋楽となる最終日に観ることを決めました。
特に気になっていたのは、zoomを用いているという点でした。授業やMTGで使っているツールであるから私にも馴染みがあったのですが、これで演劇するとは想像もつかないので、内容も楽しみでしたが、技術の使い方に興味があったのが一番の動機です。
何やらすごいことをしてるようだと知ったのは、きゅんくんのTwitterがきっかけです。昨年のAI/SUMに参加していて、そのセッションで彼女を知ってからTwitterをフォローしていました。引リツで流れてくる劇団ノーミーツの技術部隊を遡ってみると何やらすごい人たちが関わっている!これは面白そうだ、と思い劇団ノーミーツをチェックしたのが始まりでした。
詳細を知ったのは、ぶんけいさんと林さんのTwitterからです。映像制作に興味があり、関連する人をフォローしていたので完全オンライン演劇はコンセプトから惹かれるものがありました。そういえばきゅんくんも関わっているんだっけな、と思いツイートをチェックし続け、次第に第二回長編公演が始まりました。
実際、観劇して、zoomってこんなんだっけと思いました。自分が知らないだけでこの世にはたくさんのツールがある。有効活用すれば演劇もできちゃうなんて、すごい世界だと思いました。もちろん、ハードもソフトも開発されているので同じ様にはできませんが、一例としてとても面白いと思いました。
終了後のTwitterで裏側が公開されていたので、それも興味深かったです。制作に使っているツールや、カメラワークを実現するハード、どれも面白いと思いました。特に、背景画像制作は、Illustratorとblenderを使用しているそうで、blenderは最近気になっていたツールなので導入してみたいという気持ちがより強くなりました。
公演の内容にはネタバレになるので詳細は触れませんが、ネットの世界が舞台になっていて、自分もその場に参加しているかの様な臨場感がありました。私は、全国に仲の良い友達が散らばっているし、同じ趣味が同年代に少ないのでSNSを使っていて、ネット上での関係構築は重要です。Helveticaのようなサービスが私たちにとってのLINEです。同じ趣味同士で全国の友達とTwitter経由でグループを作ったり、仲の良い県外の友達と夜通し電話したり、LINEがなかったら物理的距離ができた時点で関係は終わってしまうかもしれない。そんな恐怖と共に生きています。依存し過ぎなのかもしれないけど、遠距離でも密に繋がれるのが良いところです。今回の内容は私にとって、友達の存在に関して重要なことを再認識させてくれました。
みんなに会いたくなったよ。そうすると全国ツアーになりそう。
感覚は演劇というより映画でした。というのも、リアルタイムで演劇されているという時間がなくて、映画を見ている感覚でした。体感時間は多分30分くらいです。2時間程の公演でしたが、映画見ている時の様に時間を感じさせない体験で、ほんとあっという間でした。
しっかり笑えるし、ちゃんと泣けるし、まじで面白かった。
次回以降の公演も楽しみです。オフラインメインの生活に戻っても、オンラインの場は残って欲しい。地方住みだと演劇や映画のために気軽に都内へ行けないし、県内の中心部に行くにもお金と時間が結構かかるのが田舎です。家で楽な格好で見れるオンライン上でのこの様な体験は、お金と時間に自由がない私の様な地方学生にとってはとても大きな刺激となります。
長々と読んでくださりありがとうございました。毎度思いついた順に書いているので取り止めのない文章ですが、書こうという気持ちと実際に書くことに価値があると思っているので大して内容は拘らない様にしています。あくまでも、本業は勉強することですからね。
では、また今度。
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