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【はじめてのIT勉強会】デザインは, 相手への敬意とちょっとだけ好きを詰め込んだもの

【はじめてのIT勉強会】Advent Calendar '21 16番目の投稿です

アドベントカレンダーを書くのは初めてです。いつも長々と感情の向くままに書くことが多い私にとって、このような記事を書くネタにとても悩みました。

私の担当する回は「LTの資料のデザイン」について話そうと決めてから、タイトルを考えて、サムネを考えて、とライターになった気持ちです。

そう、今回は「LTの資料のデザイン」について喋ります。
はじめてのIT勉強会#8で「どうやってフォント選ぶべき? ユニバーサルデザインフォントと感性のお話」と題してLTした時の「面白かった!」が嬉しくて、もっとLTに必要なデザインについて喋りたいと思ったからです。

私はLT以外でも、インターン先の社内外資料のスライドデザインや自身の研究発表やサーベイのスライドデザインなど、全てのスライド形式資料をテンプレートを使わずに、毎度オリジナルのデザインテンプレートを作っています。

なんでここまでこだわりたいのか、結構単純な動機だったりします。

相手が資料を見るだけで気分がちょっと上がるものにしたい

私の好きをちょっとだけでも詰めたい

このふたつが、スライドデザインにこだわる理由です。

相手が資料を見るだけで気分がちょっと上がるものにしたい
LTって、喋る側もだけど見聞きする側も結構疲れちゃいます。1日に何個も聞いたりするし、自分が喋るタイミングもあるかもしれません。そんな時に資料を見て「あ、かわいい」「綺麗!」「わかりやすそう」「面白そう」といった感じで「ちょっと気分があがる」体験を作りたくて、聞いてくれる人が見てみたくなる・聞いてみたくなるデザインを考えて作っています。

この「ちょっと気分があがる」体験は、どうやって確かめながら資料を作れば良いのでしょうか?それは、次の理由にあります。

私の好きをちょっとだけでも詰めたい
「ちょっと気分があがる」のをまずは自分で体験できないと、聞いてくれる人の共感を生むことに実感が湧かないと思います。自分が今まで見てきたLTやプレゼンの資料、雑誌、広告、なんでも構いません。とりあえず、自分が一瞬でも「好きだな」とか「ちょっといいかも」と思ったデザインを見返して、どこが好きなのかを見極めたら自分のスライドデザインに反映させてみましょう。たくさん見て、頑張って作って、出来上がったものはきっと「ちょっと気分があがる」ような「自分の好きがちょっと詰まった」素敵な資料が出来上がるはずです。
デザイン=グラフィック、ではありません。デザインは設計です。誰を思ってどう組み立てるかを考えることがデザインだと思います。だから、スライドのデザインはとても大事なのです。

私にとってLTは「好きの押し売り」なので、今まで興味がなかった人をそうやって巻き込んだりするかを念頭に置いてデザインを考えています。
みんなが少しでも資料を見て話を聞いてくれる時間が長くなるようなグラフィックの選定をして、簡単な言葉で、見やすいフォントで、と考えているうちに、出来上がっていく資料がとても愛に溢れたものになっていきます。そのため、私が作る資料全部に愛着があるので、みんなに共有したくなるし、自慢したくなります。私の資料たち超かわいいので、笑

言葉だけじゃわかんねーよ!という方がこの辺りで増えそうなので、私がおすすめする参考サイトや調べ方を載せておきます。みなさんぜひ実践してみてください!

すぐに使う
「デザイナー 愛用 アイコン」「スライド アイコン 素材」などの単語でTwitterやPinterest, Googleを検索

自分で調べる
PinterestやAdobeFonts, Googleなどで「デザイン かわいい」「矢印」「手紙風」など、使いたいオブジェクトの単語やイメージを検索

自分で作る
私は個人で作るスライドはKeynote、インターン先ではGoogleSlide、たまにFigmaとAdobeIllustratorで構成を考えたり素材を作ったりしています。

いかがでしたか?
ちょっと他の記事との系統が違ったので新鮮だったかもしれません。
でも、この記事をきっかけにスライド資料へもっとたくさんの愛を捧げる人が増えたら嬉しいです。

じゃあ、またね〜


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