28歳白内障手術体験談

こんにちわ。

眼鏡トレーニーです。

私は右目の片眼のみ白内障にかかってしまいました。
↓

3/23にその手術を受けて来ましたのでその体験談を記録しておきたいと思います。

白内障及び手術概要

白内障は、目の中の水晶体が白濁し白く霞むなど見えにくくなる病気です。
詳細は↓こちらの記事がよくまとめて頂いていましたので引用させて頂きました。

レンズの選定

白内障にかかると水晶体はもう元には戻らないと言われ、手術によってそれを除去し、人工レンズを入れる必要があります。

そのレンズの選定については、眼科の先生と相談しながら決定しました。
まず、単焦点レンズもしくは多焦点レンズのどちらかを選定します。

各レンズの特徴

私は、先生の勧めもあって単焦点レンズを選定しました。

多焦点レンズは保険適用がない上に術後の見え方の不満感というのが結構あるそうです。私の祖母のお隣さんが多焦点レンズにしたそうですが、気持ち悪いと言っていたそうです。

という理由から単焦点を選定しました。

どこに合わせるかを選定

白内障手術を行うにあたって遠くに焦点を合わせたレンズを挿入すれば、近視がなくなってコンタクトが不要に、という道もあります。

しかし、私は強度の近視持ちであるため、右目だけ遠くが見える状態になると、

裸眼では右目は遠くだけ見える、
左目は近くしか見えない

ということで非常にバランスの悪い状態となってしまいます。

眼鏡をかけた場合を想定すると
左目だけ強く矯正しないといけない形になります。
眼鏡をかけると見えるものの大きさが小さくなってしまうため、この場合右目と左目で見えるもののサイズが違ってくるということで眼鏡をかけると気持ち悪くなってしまう可能性があります。

よって常にコンタクトをつける必要がある目となってしまいます。

なので、私は視力回復は諦めて左目とほぼ同じ視力となるように眼内レンズの度を選定していただきました。

手術前

手術3日前から朝、昼、夜、寝る前の4回消毒のためのをさして過ごしました。

特にアルコールの規制などは言われませんでしたが、念のためにお酒は控えておきました。

その他特に変わったことはありませんでしたが、手術前ということでビクビクしながら過ごしました。

手術中

手術は手術直後のツイートが物語っていると思いますが本当に怖かったです。

本当に本当に怖かった。#白内障 #手術

— 眼鏡トレーニー (@toremegane) March 23, 2023

手術中軽くパニックになっていましたが、記憶を頼りに手術の流れを患者側の目線でまとめたいと思います。

眼科到着

手術1時間前くらいに眼科に行きました。

まず、麻酔と瞳孔を開く目薬を点眼しまくりました。

5分に1回看護師さんが来て点眼する。これの繰り返しです。

血圧も測りました。

緊張のピークでトイレに行きたくなってしまい、手術着に着替えた状態でしたが、行かせていただきました。
行ってなかったら多分手術中に漏れてた、、、

手術室へ

手術室に通されて手術台に座りました。

美容院の頭洗う椅子みたいに椅子が倒れて手術開始。

麻酔は眼だけなので意識があり、先生の声もバリバリに聞こえます。

手術中はずっと光を見ておくようにと言われていました。

まずは、顔の周りの消毒。
はけみたいなもので消毒液を顔に塗られ、消毒されました。

右目だけ露出するような布を被せられ、目を強制的に開ける器具で瞼を固定されました。

眼球に直接シールみたいなのを貼られました。その時はなんなのか分かりませんでしたが、今思うと、どこにメスを入れるかといったことが書かれたシートだったのかなと思います。
（目は肌と違ってマーカーみたいなのができないため（？））

遂に目にメス入れ

眼球に水や消毒液などをかけ、麻酔注射を打ち、遂にメスが入りました。

声を大にして言いたいのは手術全体を通して全く痛くなかったということです。

前情報で、白濁した水晶体を砕く工程があるということは知っていました。

実際にそれをされた時、ガラスの破片だらけのレンズを通して光を見たようにきらきらしていました。（ガラスの破片で光が乱反射してる感じ）

砕いた水晶体を吸引機で吸い込んで綺麗にしていきます。

痛くはないのですが、目を奥が熱く、なんとも形容し難い気持ち悪さがありました。

隅々まで吸引するにあたって、目をぐりぐりされる感覚で怖くて怖くて、圧倒されました。

まっすぐ見ておくように言われ、そうしてるつもりなのですが先生の作業に合わせて目の向きが変わるためどこがまっすぐなのか分からなくて気が触れそうでした。

気付くと息の仕方、手の力の抜き方が分からなくなっている自分がいました。

ガラスの破片みたいなのがなくなったなーと思ったら先生から
「じゃあ眼内レンズ入れて終わりますねー」
という声がかかり、「やっと解放される」と思いました。

そしてレンズみたいなのが入ってきて終了しました。

手術後

手術が終わり、眼帯をつけられ、帰宅。

コンタクトを裏表逆につけたかのようなゴロゴロ感が不愉快で、
入れた眼内レンズが取れてしまったのではないかという不安感に襲われました。

その日は精神的に疲弊してすぐに寝ました。

お風呂は三日間入れませんでした。

眼帯を取った後

手術翌日、眼科にて眼帯を外してもらいました。

すると非常に色鮮やかな世界が見えました。

2年ぶりくらいの久々の色鮮やかな世界で生まれ変わったような感覚でした。

今、手術後三日が経過し、ゴロゴロ感もだいぶなくなりました。
手術による目の充血が非常に痛々しいですが、目薬療法で良くなれば良いなぁと思います。

今年の目標１つ達成

1月に立てた目標
“3月末までに白内障手術をする”
を達成しました！

このまま他の目標も片付けていきたいと思います。