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触ると長生きに?植物から学ぶ

本日は、2018年の香港科技大学の研究です。
内容は、若いシロイヌナズナの葉を優しく撫でると体内で化学変化が起こって、成熟と開花が送れることが分かったという研究です。

これは、TREPH1というタンパク質が原因のようで、タッチ刺激植物で急速にリン酸化されました。 TREPH1は可溶性タンパク質として分画され、触覚によるとう立ちの遅延と遺伝子発現の変化に必要であることが示されています。
これをチグモモルフォジェネシスと呼ばれています。

つまり、風や動物などの触覚により、寿命が伸びたということになります。
ただし、続けるといつまでも若い状態が保たれるかどうかわかっていないようです。

人間も触覚によるオキシトシンの分泌でストレス対策ができることがわかっています。ストレスは、寿命を縮めると言われていますから、同じようなものなのかな…

地球上で最も長生きな生物は、タスマニアロマティアと呼ばれるオーストリアのタスマニア島に唯一自生する植物と言われています。4万年クローンを作りながら生き続けています。
子孫を残す選択より、自分を複製して生き続けることを選んだ生物ということになります。

植物も勉強するとおもしろいかもなと思った朝でした!ではまた


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