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”MBA”はもう古いのか

MBAは不要か


いつも読んで頂き、ありがとうございます。
急激に寒くなり、手が真っ先に冷たくなるので
その改善の為だけに自宅のボルダリング壁を利用しているとらよしです。
おはようございます。
#上達しろよ

今回は巷でまことしやかに囁かれている「MBAなんて不要です」っと
いった考え方について掘り下げたいと思います。
#MBAは経営学の修士課程の事です


本編に入る前にお知らせです。
ここに書かれるブログ記事はボクのサロンで1年前に書かれた
内容をリニューアルして転載していますので、若干扱う情報が
古い時がありますがご容赦下さい。

リアルタイム配信は現在でもFacebookのグループ配信にて行っております。
↓ コチラからお入り下さい ↓
www.back-cs.com



世の中の動向を見る必要性


世の中には、ビジネスの中身を教えてくれる学校はあれど
人生の成功を教えてくれる場所はそう多くありません。
これは、なりたい職種や未来像が人によって各々違う為に
カリキュラム化ができない事が要因だと思います。

ただその中でもMBAはマーケティングジャンルに絞り込んで
学位に落とし込み、経営を学業として成立している数少ない学問です。
このマーケティングというジャンルは、確かにビジネスを興す際に
必ず要るかと問われれば決してその限りではありません。

マーケティングに長けた人(売る人)とタッグを組めば
自身は「作り手」として全勢力を商品に注ぐ事に専念できます。
#良い人が見つかるといいのですが

Gerd AltmannによるPixabayからの画像


ただ、そこにはキチンと大人のルールが必要になってきます。
「VUCAの時代の到来」と言われるように、現代社会ではいつ何時
どんな事故が起こるかが予測できなくなってきつつあります。
信用もなしに相手に頼ると、例えば「誰にも非が無いような事故」
起こった時に、パートナーと決別してしまうといった
パターンも珍しくありません。

そんな時に「アイツが○○だから悪い」と、相手を非難した所で
話は全く前に進まないどころか、せっかく積み上げた大切な物を
ガラガラと崩しかねません。

こういった事故回避の役割はどちらかと言うと経営学よりも心理学の
専門になるでしょうから、MBAも確かに大事ですがこういった
「システム的な事故が起こった時にキチンと対処できるための知識」
こそ経営者に必要だとボクは考えています。

このサロンで出すテーマは、必ずしも「ビジネスの成功」に繋がる
話題ばかりではありあませんが、ここでのテーマはそれより
もっと大切な「人間関係を壊さない為の盾」としての役割も
持たせるようにしているからです。

そういった意味を含んで「○○をやるべき」となった時
咄嗟に「なぜか」っと思える精神(態度)を養う事がビジネスを
長きに渡って継続できる力になるという事をボクは知っています。

MBAの知識は決して「ビジネスを成功させる手段」として
紹介しているワケではなく、あくまでビジネスを
前に進める為に覚えておいて損はありません。
これは

「算数ができなくてもビジネスは成功しますか?」

っと聞かれているのと同じ事で、答えは「Yes」なのですが
どうしても「ある程度の条件付き」になりますよね。
#信用だったり補助だったりお金の管理が丸投げになるかも

こういった「条件」をなるべく自身の身から剥がす効果を持つのが
ビジネスの知識であり、とらよしが望む未来に必須な項目でもあります。
#ちょっと真面目な話


信じて突き進むバカは強い


それでもやはり「無知なまま」でも成功する人は世の中には存在していて
それは「何も考えずに信頼した人の言った通りに進める人」の事です。
これだけ情報が複雑化した世の中で、100%その人の言った通りになる
という再現性もさることながら眼前に崖しか見えていないのに
「歩けば道は出来るから進め」
っとリアルに言われても
ほとんどの人は実行できないんじゃないかと思うんです。
#そんなファンタジーみたいな奇跡の話ありますか

UnsplashのNathan Dumlaoが撮影した写真


この「100%言われた通りに行動する」という行為はそういう事で
「自分には何も見えていなくても信じた人が”ある”と言うのだからある!」っと盲目のままで突き進める人の事です。

こういった『理想論』というのは現実社会では非常に起こりにくい
レアなケースで大人の世界であれば尚更です。ただし、もし成功すれば
誰よりも早く成功を手にする事が可能になるでしょう。
#騙されて終わる方が圧倒的に多い世知辛い世の中

こういった「強い人」というのはプロスポーツの世界に多いのも
特徴的ですね。ローカルルールに沿って「勝つ」事をメインとする
彼らは観る人を沸かせ人気と栄光を掴む事を成功の定義と
されているからですね。

この人気と栄光は「影響力」に大きく直結します。
プロスポーツ選手がTVのCMに多く起用されるのもその為ですが
どうしても身体を使う事がメインになりますので
「選手でいられる時間に限りがある」というデメリットもあります。

昔から問題であるスポーツ選手のセカンドキャリア問題は
こういったスポーツとビジネスのルールの違いから生まれる
避けられない問題なんですね。


行動に動機が必要なワケ


ただ、ボクらが乗っている土俵はビジネスです。
例えばメチャクチャ信用できるコーチと繋がる事ができたとして
闇雲に走って最速で栄光を掴んだ(影響力を持った)としても
「次は?」から抜け出せない限り決して「成功」とは呼べない
のではないかと思うんですね。

どこまでいっても誰かにハンドリングされていないと次のステージへ
進めない「ブレイクスルー特化型の槍」というプレイヤーのままでは
起業に成功した人達との会話にも入れません。
#苦労の種類がまるで違うから
#ただトッププレイヤーなので強さは尋常じゃない

ボクがこのサロンで育てていきたい人材は、こういった特化型の
プレイヤーではありません。確かに強いに越した事はありませんが
そういった能力は必須ではないので「そこそこ強い」というのが理想です。
またビジネスの強さの基準はスポーツとは全く違い
決まったルールがありません。

これが「ビジネスに正解がない」と言われる最大の理由で
スポーツ選手との一番の違い
です。

では、ビジネスではどういった「強さ」が求められるかと言いますと
「どんな事柄をどこまでどう説明できるか」といった論理的な
「理論武装」の強さになります。
こういった武器は本来自身でロールプレイングとしてクエストを
用意して取りにいくのが定石ですが、ここではボクが自主的に
公開しています。これがこのサロンが有料である理由です。
#企画書が難しい最大の理由がここにあります

こういった理論武装の必要性は「ナゼ?」っという行動の根拠があって
初めて身に付きます。なので説明のつかない行動は初めから
「人生のやらないリスト」に載せておきましょう。
#やる理由が分かって初めてそのリストから解除されるんです

yabadene belkacemによるPixabayからの画像


時間との闘い


先ほどプロスポーツ選手には「現役」でいられる時間には限りがあって
引退した選手には漏れなく「セカンドキャリア問題」が付いて
回るというお話をしました。
よってスポーツ選手は若ければ若いほど有利で、選手生命も
長くとれる事になります。なのでその競技を開始する年齢も
幼ければ幼いほど有利に働き、これがプロを目指す選手が戦う
「時間の概念」になります。
#より早く始めて早く開花させる

ボクらはスポーツ選手ではありませんので、成功に必要な要素として
「フィジカル」はあまり必要としません。なので例え高齢になったと
しても特に不利に働く要素もなくむしろ生涯現役でも通用する事が
強みでもあります。

では我々は「何の時間に追われる」のか。
ここでもプロスポーツ選手とのルールの違いが出るところですが
我々が急ぐ理由はただ1つ。「生活費」です。

これが唯一にして最大の懸念点でありこれは
「売れない期間」にどれだけ耐えられるかという問題ですので
当然個人に差が出ます。自身のビジネスを完成するのに
「ある程度時間がかかる」と踏んだ方は、迷わず生活費を
取りに行く事も選択の1つです。
#起業から一旦離れて働きに出るって事ね

立ち上げには「知識」と「お金」が必要ですが、どちらも
働きながら得られるものです。この先訪れる「時間との闘い」に
備えて必要な準備物を真っ先に解消してしまう事も成功への
近道になるかもしれません。
#目的のための手段であれば夢には近づくよ



今回はここまで。

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