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”クオリティを上げる”という事

知識なくして対策なし



本編に入る前にお知らせです。
ここに書かれるブログ記事はボクのサロンで1年前に書かれた
内容をリニューアルして転載していますので、若干扱う情報が
古い時がありますがご容赦下さい。

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県内最大級のリゾート地(山奥)へ赴き「絶対的に人が集まる場所」って
単純にスゴイんだなっと共感せざるを得なかったとらよしです。
おはようございます。

今回はクリエイターであれマーケッターであれ、無い袖は振れんぞよっと
いったテーマでいきたいと思います。



クオリティの中身


これは以前からボクが散々テーマにしてきたものですが
クリエイターであれコンサルであれ「すべき事」としては単純に同じで
圧倒的なクオリティを追求する事です。

しかしここで勘違いしてはならないのは「他人から見た評価」は
あまり気にしなくて良いという事です。実は他人からの評価というのは
「後から付いてくるもの」ですので、まずは

『自分が自分の仕事に妥協しない事』

これが圧倒的なクオリティを生み出すとボクは考えています。
例えば自身で何か作品を持ってらっしゃる方は、その作品の価値を
まずは上げますよね。(上手いとか下手とかの話)
では、次に手掛ける事は何でしょう。

ここからセールスやマーケティングに全勢力を傾ける方は
やはり多いのではないかと思っていて、この勘違いが事故を増やす
原因の一端を担っている気がしています。

MLMの時にも話題に出ましたが「作る人」というのは基本的に
「売る」事が苦手です。逆に「売る人」は作る難しさを知りません。

これらはどちらがどうという話ではなく2つで1つの組織であるべきです。そもそもはこれを全て個人でやってしまおうというチャレンジが
「自営業」という考え方で、「作る側の人」が「売る側」にも手を出す事で「作りながら売る」という膨大な作業に始終追われる事に繋がりますので
一番手を出すべきではない選択肢になります。

では「自身の作品」が手元にある人がその先ですべき事は
作品の完成形をベースに様々なアップグレードにチャレンジする事が
よりクオリティを上げる事に繋がります。

例えば「材料」1つ取ってみても外国産材料を使ってみたり
一般的には使われない特殊な材料であったり、アホみたいな材料を
使用してみたりと「新しいチャレンジ」への選択肢は無限に
存在しますが、そこで必要になってくるのはもちろん『好奇心』
ですが、もっと重要なのは他の材料になる候補を知っているかどうか。

つまり『知識』です。

先ほど「外国産材料」が出ましたがこれは安物という意味ではなく
「ある特定の地域にのみ生息する木」や
「とある部族の伝統工法で造られた紙」など
その土地の風土や歴史を纏った材料というのはそれだけで人を魅了します。
またそれによって生まれる「匂い」だったり「色合い」だったり
五感を刺激する物になれば尚更です。

estellhayaによるPixabayからの画像



セールスクオリティ


ボク自身はセールスをされた事はあっても、した事はありませんので
クロージングの方法や話術なんかはあまり詳しくありません。
ただ「売る側」の視点に立ってみた時、やはり自身が扱う商品に関しては『最高のモノ』である方が有利になる事は知っています。

例えばこれが「誰かが創った商品」であれば尚更で、ここを妥協したまま
小手先の話術やテクニックで売り続けるというのはやはり無理があって
それでは何のブランドにもなりません。

ここには遥か昔から1つの確執があって、結論から言いますと
こういった小手先の話術やテクニックを多用する事が多い
「営業や販売」の人というのは「マウント姿勢になりやすい」
という事が挙げられます。
#全員ではないですよ

これはセールステクニックが「人間の心理」を扱うジャンルである事が
多いのと、実際に「お金のやり取りを実行する」立場である事から

『我々は作り手よりも優秀である』

っといった勘違いが生まれてしまうからに他なりません。
また「心理テクニック」を上手く使うと
「商品の品質に関係なく無理矢理売りつける事が可能」
である事も、これらの事故を助長している大きな要因です。
#これは一般企業でも同じ事が起こっていますね

ただ、そういった売上は一時(一人顧客)のお話であり
実質売る側も毎度その方法で売り続ける事は不可能ですので
やはりある程度品質は不可欠です。そして、それを担っているのが
「作り手」である事を決して忘れてはなりません。

先ほども出ましたが「作る側」と「売る側」というのは2つで1つの
集合体であるべきであり、どちらが欠けても商売は成立しません。
そこには、どちらが優秀だとか劣勢だとかの概念はなく「売る側」は
ナゼそんな商品ができたのかという「作り手のストーリー」を
ブランドに昇華する必要があるのです。

これが「売る側」が上げるクオリティの中身であり
それもまた『知識』です。

MustangJoeによるPixabayからの画像



ナゼ対策が生まれないのか


さて、こういった事情が遥か昔から相容れないのには
何かしらの理由があるはずで、そこを考えて考察するのが
ボクの得意分野でもあります。

この「誰もが分かっている原因」に対策が打たれないのには
双方が双方を認める必要があって、互いにwin winになる事を
意識できずに成立しない事が大きな要因として挙げられると思います。

更に1つの社内での出来事であれば「社長」というトップが存在しますのでそのトップが考えた「経営理念」に沿ってお互いが歩み寄る事が可能です。
#それでも難しい事ですが

しかし、こと個人事業主同士になるとどうでしょう。
お互いに「自身の利益」しか見えない両者が
これを理解して歩み寄る事が果たしてできるのか!?
っといったお話になってきますね。

本来「作り手」は商品を創る事に全神経を集中させて、クオリティを
上げ続けるのが仕事になりなす。しかし個人事業主である以上は収入が
どうしても必要になってきますので、不利である事に変わりありません。

一方で「売り手」は売れる商品を探す事に全神経を集中させて
ブランド化する事が仕事になります。ただしこちらは最悪の場合
「無理矢理売る」という選択肢がある分、若干有利に思えます。

ただしこの「無理矢理売る」行為は信頼度を著しく落とす事になりますので多用すると必ず自滅を招きます。これを禁じ手とするならば
収入に関しては「作り手」と何ら変わらない立場になりますので
有利・不利はここでなくなりますね。
#結局どちらも同じ立場

David SchwarzenbergによるPixabayからの画像



プラットフォームビジネスの妙


さて、「作り手」と「売り手」が実は同じ立場だったという衝撃の
事実を基に、最後は「売る場所」についても少し触れてみたいと思います。

商品やサービスを「作る人」と「売る人」が要る事は先ほど
解説しましたが、次に問題になってくるのは「どこで売るか」
という場所になります。

ひと昔前はデパートやスーパーマーケットがメインだった
「リアルプラットフォーム」もインターネットが普及した現在では
Amazonや楽天、ヤフオクやメルカリのような「ネットショッピング」
がメインになってきました。

こういったシステムは、やはり無条件に人が集まる空間であり
「売る場所」として無視できません。これらを利用せずに
「個別で対応」といったやり方もあるのかもしれませんが
その方法でビジネスが成り立っているのであればそれはすなわち
「数量を無視する」といった少数暴利の世界が成り立った事を意味します。
#価値の高額化

これを『知識』として知っておかない事には、せっかく仕入れた
インプットを消化した先の『対策』になる事はあり得ません。

「原因は分かっているのに対策がない」

といった状況は、こういった背景から生まれる事故だとボクは
考えていますので、これらを解決する方法を頑張って探っていきます。



今回はここまで。

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