見出し画像

”状況”から真実を理解する

哲学と経営学


本編に入る前にお知らせです。
ここに書かれるブログ記事はボクのサロンで1年前に書かれた
内容をリニューアルして転載していますので、若干扱う情報が
古い時がありますがご容赦下さい。

リアルタイム配信は現在でもFacebookのグループ配信にて
行っておりますので気になった方は「とらよし」又は
「逆算戦略アカデミー」で検索してみて下さい。


おはようございます。
ビジネス書籍を読んでますと、内容が
大きく2種類に分かれると思うんです。
#ビジネス書ですよ

1つは哲学的な”自分と社会の在り方を見直す”「自己啓発に近い内容」

もう1つは経営学的な”お金の稼ぎ方について学ぶ”「経営手法な内容」

この2つは単純に見比べると、一見相反する内容を指していて
どちらを参考にすればいいのか分からなくなる
時ってありませんか?
#質問形式


自己啓発に近い内容の書籍には「お金なんて追いかけるモンじゃない」
っと書かれているように見えるし、経営書籍は
「こうすれば上手くお金が回るよね」っという内容が書かれています。

今回は、この辺りの考えをツラツラと書いていこうかと思ってます。
#興味のない方は読み飛ばしてくださーい


お金は稼ぐモノなのか


ボクの中では「お金」という概念は当然稼ぐモノで、これは単純に
「労働対価」として受け取るモノ
だと認識しています。以前にも
どこかで言いましたが、日本には3大義務という制度があって
そこに「労働」と「納税」がある以上は
「働いて稼いだお金を納めなきゃならない」
が日本国の法律でありルール
です。


ここでは「お金持ちかどうか」は一切関係なくって、少額であれ
多額であれお金を稼いで納税する事は国民の義務として根底にあります。
なので基本的に「お金を稼ぐ事は悪」という概念は今のところ
持ち合わせていません。
#ただしお金を稼ぐ方法教えますは詐欺だと思っています

ただ、自己啓発に近い内容の書籍を読んでますと、何となく
「お金を稼ぐ事に追われるから幸せを逃す」
といった内容に読めてしまうのは否めないです。


ボクはここに少し違和感を覚えていて、額面通りに
「お金を一切追いかけずに仕事をする」
となるとNPO法人とかボランティア団体のような非営利団体への
所属を促すのが”筋”
だと思うんですが、何と中には
「必死になって仕事をする」事を何となくNGのように扱う書籍
もあります。
#多分目先の金を追いかけるなという意味

ボクは”流石にコレは違うかな”っと思っていて
「必死になって仕事をしない人」に「幸せ」が訪れるワケがない
というのが”とらよし”理論です。
#管理システムから出ろとは言います


税金の対象外


ただ、そういえば日本の法律(税金)の適用外の職業がありますよね。
そう、宗教団体です。
こちらを目指すのであれば確かに「働く」という概念が
そもそもありませんので「必死になって働くな」という
概念も納得できます。
#ただし維持管理は最も大変なのだとか


しかし驚くべきは、これは全て「ビジネス書籍の棚」にいるという事。
「お金の稼ぎ方」の書籍の横にシレッと「働く意味は何ですか?」みたいな書籍が並ぶという不思議。これには多分”本屋さん”という
「書籍を一括して扱う販売システム」に理由がありそうです。
#本屋さんが悪いというワケじゃないですよ

Ahmad ArdityによるPixabayからの画像


多分これら書籍の「ターゲット」は、同じビジネスマンなんでしょう。
サラリーから抜け出した後、どんな道を歩くのかは個人の自由で
それこそ選択肢の中に「お坊さん」があっても何ら不思議ではありません。
#お坊さんもちゃっかり本は販売してる

そういった見方で改めて書籍棚を見ると
それこそ選択肢は無限大だなっと感じます。


読み手が選ぶ自由


実はこれらの書籍は「読み手」が自身で今必要な書籍を選ぶ必要があって
ベストセラーだからとか、有名な○○さんがお勧めしてたからといった
理由で選ぶモノではありません。

繰り返しになりますが、オリジナルコンテンツ
ビジネスは極めて偏愛的なモノになります。

お金持ちになるも自由、俗世間から隔離された宗教の世界に
身を投じるも自由で、メディアのように世間から
注目を集める事も自由選択肢です。

Ri ButovによるPixabayからの画像


どの書籍も書かれている事は、おおよそ「どれも正解」であり、ボクらを
望む世界の方向へ引っ張っていってはくれますが、どの方向へ
引っ張られたいのかは、やはり自身で決めるべきだと感じました。

そして、どれだけ「お金は要らない」といった内容でロングセラー
ベストセラーになった書籍があったとしても、基本的には

「その本は売られている」

という事をしっかりと認識しておかないと、本当にジリ貧になってから
「嘘つき!」っと叫んだところで後の祭りです。

その書籍が一体何を伝えたかったのか。
真に理解する必要があるという回でした。



今回はここまで。

この記事が参加している募集

#ビジネス書が好き

4,117件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?