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今年の櫻と去年までの櫻は何かが違う(仮説)


ことしは3月末から毎日が櫻三昧。

あちらこちらと近郊の名所を追いかけた。
とにかく残らず巡りたい。
サクラへの憧れが先行して焦りを感じた。
すぐに散るから今日観ておかないと。



2020年から2022年の3年間も櫻は咲いていた。

しかし不思議なことに今年とは何か違っていた
という気がしている。

2020年



特に2020年、コロナが始まった年の春。
空気中に夥しいマイナスの波動が満ちた。
私は訳もなく気が塞いでたまらなかった。

卒業式や入学式の中止があった。

空気に漂う失望感、押さえつけられる感覚になぜ?なぜ?と繰り返した。
実に息苦しく辛かった。

人々が恐怖に駆られ外出を自粛し、息を潜めて閉じこもるなかで。道路を走る車は少なく閑散としている。遠方の家族や友と直接会うことも叶わない。

経済も滞り、困窮する人が現実にいる。
心を病む人、自殺者の増加。

この閉塞感はたくさんの人が暗いほうへ意識を向けるからではないか?

うすうすそう感じていた。

2021年


私は、メディアで報道されることがすべて真実ではない、むしろ世論がTVにより間違った方向へ誘導されているのではないかと疑問を持っていた。

決して世間で言われている「ウィルスへの恐怖」とか、身を守るためには「ワクチン」をという話をそのまま信じたわけではない。

マスク着用も毎日やかましく報道されたが、ウィルスにはマスクの目は荒すぎて効果がないと考える。

いつからか「うがい励行」を言わなくなった疑問。
これまで長い間、流行性感冒予防には「うがいと手洗い」が両方とも必須ではなかったのか。
なぜ「うがいをしましょう」と言わない?

どこへいっても手が荒れるほど消毒を強要される。強制的に体温も測定される。
いつからここはディストピアになったのか。
疑問は他にもたくさんある。

それでも春になれば櫻は咲いた。
3月半ばに確実にツバメもやってきた。
人間の思惑とは関係なく季節は巡ってくる。
自然はほんとうにありがたい。
感謝だけしかない。

2022年


今年になってようやくコロナ騒動が鎮静化した。
コロナウィルスそのものが鎮静化したのか、
報道に疑問を持ち立ち止まる人が増えたのか。


今年の櫻は、確かに一段と美しい。

例年にも増して目を奪われる美しさだと感じた。

ほんとうの理由はわからない。

たくさんの人々の開放感、
気の(氣の)高揚が大気中に放たれて
植物に反映されているのかもしれない。

2023年


満開の櫻を眺めるうちに
木の幹や蕾や花の中に自分の魂が
入って一体となり。
風のそよぎ、飛ぶ蝶、小鳥の声。
生き生きと感じられる。

雨が降って花が散って、
これから若葉が芽吹いて、
山々は一面の新緑に覆われるだろう。

自然の営みが繰り返されて。
人々が身の回りの自然環境に目を向けて
それを感じて大切にしていくなら。

植物も鳥や虫や多くの生き物も、
人の意識に呼応して、
私たちを護ってくれるのではないか。

人もまた自然の一部。
そう感じている。

Have a nice time! Take it easy👍

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