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6月15日 病院へ行ってきたけれど、特に面白い話は何もありませんでした。

前回 5月25日 ああ、しんどい……この疲労感、ひょっとするとただの「疲れ」じゃないかも知れない。 note版

 漫画制作が一段落したので、今日は病院へ行ってきたのら。
 いつも行っている病院よりも、ちょっと遠いところにある、大きいところ。
 受付へ行って「住所と電話番号を書いてください」って言われたけれども……電話番号? 数字がぜんぜん出てこない。トシだなぁ……。あ、書かなくてもいいですか。スマンです。

 受付を済ませて本を読んでいると、あっという間に時間が過ぎて(1時間くらい?)、診察室へ。
 やったー、MRI検査だ。初めてなんだ。あの中にずっと入ってみたかったんだ。初体験だから、できるだけ色んなものを見て、憶えて、面白い話ができるようにしないと……。

 ……と、思ったのだけど、装置の中に入ると、見えるのは壁だけ。私と壁までの余裕は10センチほどしかなくて、その壁には線が1本だけ。
 なんだこの1本線。なんで線を一本だけ描いたんだ? デザインか? オシャレなのか? デザイナーが練りに練った1本線なのか? というか、この装置に入っている20分ほどの間、ずっとこの1本線だけを見続けるのか?
 うわっ、キツい。何もできない状態で、線を1本だけ見続ける状況、キツい。う、動きたい。なんでもいいから動きたい!
 装置が動き始めると、空間一杯に聞こえるやたらでかいブザー音とサイレン音。機械の作動音というのはわかるが……音、でかすぎじゃないか。身動きがまったく取れない状況で聞くサイレン音はやたらと不安な気持ちになるし、落ち着かなくなる。
 そんな状況下、私は……眠くなってしまった。朝も早かったから……。いや、MRI装置の中で寝ちゃまずいだろ。でも目の前の一本線だけを見ながら、睡魔と戦えというのは……。そうか、うっかり寝てしまわないように、作動音がやたらとでかいのか……。

 ……ふぅ、MRI検査も終わった。ああ、しんどかった。
 面白い話、なんにもひろえなかったね。
 さて、結果は?
 どこにも異常はなかった。
 自分の脳みそを初めて見たけれど、脳みそ、血管、三半規管、どこを見ても異常はなし。脳梗塞の兆候もなし。
 うーん、困った。じゃあ眩暈やら耳鳴りやらはどこから来ているのだろうか。何か異常が発見された方が、私としては気が休まる。なぜなら異常が発見されれば、それを治せばいいからだ。異常が見つからないと、治しようがない。
 現実問題として、眩暈や耳鳴り、異様な気だるさ、肩こりといった症状が出ている。これらの症状がなにが原因ででているのかわからない。とにかくも、脳が原因ではないそうあ。
 うーん、じゃあ次は心療内科行ってみる? 心療内科なんて、こんな田舎にあるのか?
 えーっと……おや?

 続きは2ヶ月後くらいに。


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