4月17日 この日の出来事
4月17日はどうにも大きな出来事が大きすぎるような気がする。
【訃報】モンキー・パンチ死去
『ルパン三世』を生み出した漫画家、モンキー・パンチ(本名:加藤一彦)が4月11日に死去した。私がニュースを知ったのは4月17日に日付が変わって間もない時間。
『ルパン三世』は1967年に生み出されてから50年、今も愛され、制作が続けられる伝説の作品となった。ルパン人気はまだまだ終わらず、続いていくだろう。
偉大な漫画家に。
カプコン アーケードスティック一体型ゲーム機発表
→電ファミニコゲーマー:カプコンがアーケードスティック一体型ゲーム機『Capcom Home Arcade』発表。『エイリアン vs. プレデター』含む16種類のゲーム搭載
カプコンUKから、アーケードスティック一体型ゲーム機が発表された。カプコンのアーケードゲーム16本を収録。『エイリアン vs. プレデター』のようなもうお目にかかれないかな、という作品も含んでいる。
これは、ある種の「ファミコンミニ」のような流れかな。「カプコンミニ」を作ったらこうなる……と。
私が気になったのは、デザイン。これだとボタンが見づらい。もう1つは値段。229.99ユーロ(約2万9000円)……たっかい! あと日本では発売されません……と。はい。
カプコンの伝説のアーケードゲームが楽しめる、というのは魅力なんだけどね。
『スマブラ』アップデート。ジョーカー参戦+ステージエディットモード+映像編集機能
→Nintendotopics:『スマブラSP』“ジョーカー”は明日配信!Ver.3.0のアップデート内容も大公開!
しばらく音沙汰がなかった『スマブラSP』の続報が突然出てきた。しかも明日配信。突然だな、オイ。
『ペルソナ5』のジョーカーが参戦、というのは既報通りだが、ポイントはそこではなく、大きすぎるオマケ。
(ジョーカーの追加に、新規楽曲が11曲付いてくる。桜井政博さんがTwitterで「どう考えてもCDシングル以下の価格設定に合わない…。」とコメントしているが、実際その通りでCDシングルだと考えてもおつりが出てしまう)
ステージエディットモードに、映像編集モードが付いてくる。
ステージエディットモードはちょっと前にCMで映像がうっかり流れてしまっていたのでわかっていたが、映像編集モードも付いてくる、というのは凄い。オマケとして盛りすぎ。
映像編集ソフトは私も持っているが、『スマブラSP』の映像編集ソフトのほうが画面構成がシンプルで使いやすそうだ。ワイプのパターンは、間違いなく私が持っている編集ソフトよりも多い(しかもほとんどのワイプは設置すると画面全体がガタガタ揺れ始めるので、使えない)。これが無料のオマケで付いてくるというのは、本当にトンデモな話。
……映像編集モード、Switchのデフォルトツールにしてくんないかな……。『Splatoon2』の動画とか、いくつか撮っているので編集して出したい。
作ったステージはネットに投稿して、遊ぶことができるのだが、その画面のデザインがかっこいい。『スマブラ』ふうのスタイルなのだが、かっこいいし、一目でわかるようになっている。ニコニコ動画のレイアウトとか、こういうのを参考にしてくれたらなぁ……。
PS新型の噂
→WIRED:特報:ソニーの次世代ゲーム機「PS5」は、革命的なマシンになる
間違いなく近日中に情報が出るだろう、と言われていたPSシリーズ新型のニュースが出てきた。
新型機は……
CPUはAMDのZen2、GPUはRadeonのNaviをベースにしたカスタムGPU。
8Kグラフィックに対応。
レイトレーシングに対応。
音響は立体音響。
PS4への後方互換あり。PSVRも互換あり。
HDDではなく、SSDを採用。
2019年の発売はない。
名称は「PS5」ではないかも知れない。
情報をざっとまとめるとこんな感じ。
名称は「PS5」になるかどうかは確定していない……という話だが、これは「PS5」にしたほうがいいでしょう。みんながみんなゲームに詳しいわけじゃないので、ここで「PS one X」みたいな名称にしたら、ライトユーザーは「これは新型機? それともマイナーチェンジ?」ってなる。「PS」シリーズの新型ではないと思われる可能性もある。名称は変に捻らないほうが良い。
8Kテレビ対応。ソニーは家電メーカーでもあるので、8Kで出すということに大義名分がある。かつて、PS2がDVD普及に大きく貢献したということもあるし、8K対応しておけば、テレビとゲーム機をセットにして売り出せることができる。
「PS5で遊ぶなら8Kテレビ!」という売り出し方ができる。画質にこだわるゲーマーは、PS5を買う切っ掛けで8Kテレビも買うだろうと予想されるし。
SSD採用でゲームのローディングはものすごく早くなるという。
例として『スパイダーマン』のファストトラベルにかかる時間が、15秒が0.8秒まで短縮されるという。これはまだ「現時点でのバージョン」であって、もっと早くなるという。
これは……すごい。ローディングは全てのゲーマーの敵なので、どんどん削っていただきたい。
(ローディングがほぼ0になるということは、ステージとステージの間の暗転する画面をなしにすることもできそうだ。例えば、すべてのシーンをワイプで繋げるとか……ね。ゲームでワイプ表現ってあまりなかったから、これからは可能になるから流行るかも知れない)
グラフィックの進化には正直、あまり興味がない。グラフィックの密度は「PS3くらいあればもういいんじゃない」という気がしている。天井を上げても、作れるメーカーがあるのか、作るための予算がどれくらいかかるのか……という話になってくる。PS4で発売された多くのゲームは、それよりもスペックが下のNintendoSwitchへ簡単に移植ができてしまったわけだし。「PS5向けに発売するけど、Switchでも動きます」……だと新型機の意義はあまりない。
あとは読込速度さえ上がればもうそれで満足です、という感じです。
(そうはいっても、技術が上がれば、そのぶんその1つ前の技術が下りてきて、低予算でクオリティが高いものが作りやすくなる、インディーズが作りやすくなる現象も起きるので、ダメとは言わない)
PSの新型は物理メディアを採用し、まだ家庭のリビングルームをメイン舞台にする。PS4の居場所は変わらない。STADIAのようなクラウドゲームは、おそらくオプションの1つとして採用するんじゃないか、という気はするけど、まだそれをメインにするつもりはないようだ。
新型機のテーマは「進化(エヴォリューション)ではなく革命(エボリューション)」というが、現時点での話ではただ天井を上げただけ。「革命」を思わせる要素はない。まだ隠し要素があるのか、それとも……。
というか、何があれば「革命」ということになるのだろう。何があればSwitchやXboxとの決定的な格差になるだろう。気になるので続報に期待したい。
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