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ブログ:ゲームの話

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私の個人ブログの中から、ゲームの話題をピックアップしました
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#ゲームの感想

ブレスオブザワイルド フィールドワークの旅 その1 地政学から見る、二つの砦の意味

このブログ記事に関する前置き 私はこれまでに何度かブログで「現代は文字の時代ではなく言葉の時代だ」と書いてきた。これはどういうことかというと、現代人は文字なんて読まない。動画にして言葉にしないと見てくれない。  私はそういう時代変化に完全に乗り遅れてしまった。なぜなら私は喋りがまったくダメ。自分の声を録音して自分で聞いてみても、何を言っているのかわからない。もはや日本語に聞こえないくらい滑舌が悪い。  ああ、動画で発表できたらなぁ……。ふだんこうしてブログ上で書いていることを

5月18日 最近のゲーム話。ファミコン『MOTHER』と『サーモンラン』

MOTHERの話題 そういえば、バーチャルコンソールに『MOTHER』が配信されているんだった!  ということで、唐突に『MOTHER』をプレイ。私が『MOTHER』を遊んだのは、ゲームボーイアドバンス以来。ストーリーも攻略法も何もかも忘れている。ほとんど初心者のような新鮮な感覚でプレイすることができた。  『MOTHER』はRPGの中でも異色作。当時はRPGといえば舞台はファンタジーだったが、現代に近い時代のアメリカが舞台。ファミコン時代にも関わらず、街とフィールドの境

5月27日 ドラクエニュースの一言感想 他

 あっ、そういえば今日はドラクエ35周年を記念した特別放送があったんだったね。  私は「よくある、内向きの祝い事番組だろう」と思って見なかったけれども、まさかの新作の発表があったようだ。そのいくつかと取り上げて、一言感想を添えよう。 ドラゴンクエスト12 選ばれし運命の炎 ディザートレーラー  まさかのナンバリングタイトルの新作。考えてみれば『ドラクエ11』は2017年(Switch版が2019年だから、スパンが短く感じられたんだろう)。タイトル発表から実際の発売まで2年ほ

5月20日 【雑談】このゲームやめ時かなぁ……って思うとき

 今回は雑談です。資料もありません。個人的に「こうかなぁ」と思う話を書きます。  ゲームとの付き合いは長く、色んなゲームをやっているわけだけど、最近は一つのゲームで遊べることが非常に多い。インディーズ系はさくっと終わって、それもいいのだけど、しっかり作られたゲームは、どこまでも遊べてしまう。「トロフィーコンプリート」というものがあるのあけど、本当にあんなの、やる人いるのか……というくらい“要素”は多い。こう書くところからわかるように、私は「トロフィーコンプリート」をやったこ

ゲーム感想 デスストランディング

初めてのPCゲーム! 読み飛ばし推奨だ!  ゲーム歴はそこそこ長いのだけど、基本的にはコンシューマーユーザーなので、PCゲームを買うのは今回が初めて。どうしてPCゲームを買ったのかというと、どうしてもやりたいゲームがあったのだけど、しかしPSを持っておらず、今からPSを買うのもどうかな……と思ったのでPCで買ってみようか……と。  でも『デスストランディング』のような今時なグラフィックに力を入れたゲームが私のパソコンで動くのか……という懸念があった。購入それ自体はSteamに

ゼルダ無双 ハイラル散歩5【終】 始まりの台地

 ハイラルを巡るシリーズも今回が最終回。最終回は、はじまりの台地だ。  始まりの台地もやってきた時、「え? ここ?」となった場所。『ブレスオブザワイルド』時代とは、まるっきり風景が違っていた。  カメラの高さやキャラクターとの距離感が違うから同じようには撮影できないが、かなり近い位置で撮影。  こうして比較してみると、風景がぜんぜん違う。『ブレスオブザワイルド』時代では手前は原生林になっていたが、『ゼルダ無双』時代ではまだまだ文明が残っているし、『ゼルダ無双』時代でも森はあ

ゼルダ無双 ハイラル散歩4 ハテノ砦

 ハイラル散歩第4回はハテノ砦。ハテノ砦は『ブレスオブザワイルド』プレイヤーにとっても因縁深い場所である。  双子山およびクロチェリー平原、ハテノ砦へやってきた時、「え? ここ?」となった。『ブレスオブザワイルド』で見た風景をまるっきり違う。『ブレスオブザワイルド』時代のクロチェリー平原は、ガーディアンの残骸だらけで、それこそ何も残っていない……というような場所だった。それが『ゼルダ無双』時代では要塞と言っていいほどの砦がいくつも築かれた場所だった。ではクロチェリー平原がど

ゼルダ無双 ハイラル散歩3 アッカレ砦

 ハイラル散歩第3回はアッカレ砦!  『ブレスオブザワイルド』時代では徹底的に破壊され、蹂躙され、ガノン側拠点と成り果てていたアッカレ砦。『ブレスオブザワイルド』の時はとにかく侵入が大変で、そこがどういった場所なのか考える暇すらなかったのだけど……。  でも今回『ゼルダ無双』で往事の姿を見て、「ああ、そうだったのか!」と気付くことがある。  まずいって、アッカレ砦とは角笛城だった、ということ。  角笛城とは?  『ロード・オブ・ザ・リング 第2章』の後半に登場する砦のこと

ゼルダ無双 ハイラル散歩2 ハイラル宿場町

 ハイラル散歩第2回。ハイラル宿場町を見ていきましょう。  ハイラル宿場町はすでに疎開が完了していて、閑散としている上に、兵隊達が即席の防壁を築いている。ハイラル宿場町は立地を見るとハイラル城のすぐ南。この辺りを対ガノン戦に向けた防衛ラインにしようと考えたのだろう。また商業地区であるから、陥落となると後々の復興にも響いてくる。守るべき地域と判断したのだろう。  ブレスオブザワイルド時代ではこの辺りは街道跡にそってずーっと廃墟ばかりが並んでいた。徹底して破壊された挙げ句、すぐ

ゼルダ無双 ハイラル散歩1 ハイラル城下町

 この記事のみで使われる特殊な用語の解説。  『ゼルダ無双』と接して何よりも興味深いのが、100年前のハイラル地方の風景。基本的には『ブレスオブザワイルド』と同じ地形データを使いながら、その100年前の風景をシミュレーションされて作られている。  『ブレスオブザワイルド』時代は何かも破壊され尽くされ、森に変わっていたところもあったが、実は『ゼルダ無双』時代では繁栄した街が築かれていた。『ブレスオブザワイルド』にどっぷりはまりこんだ私からすると、これは歴史の時代を遡り、目撃す

ゲーム感想 ゼルダ無双 厄災の黙示録

結末に関する重大なネタバレがあります。 かなり辛辣めの酷評感想です。 作品紹介 『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』は任天堂より2017年発売された。発売前は現代のフォトリアルなグラフィックを誇示するゲーム郡に対してやや見劣りする、インパクトに欠ける、というふうに言われたものの、発売後はあまりにも完成されたゲーム性に世界中で大絶賛され、国内では「日本ゲーム大賞2017」作品部門大賞受賞、「ファミ通アワード2017」でゲーム・オブ・ザ・イヤー受賞、海外でも「The Gam

ゲーム感想 ファイナルファンタジークリスタルクロニクル

 先日『ファイナルファンタジークリスタルクロニクル』をエンディングまで進めたので、ちょっとした感想文を書きます。  バイトを終えてから寝るまでの間に、毎日少しずつ、1日1ステージくらいのゆっくりさで進めながら、最終的にはゲーム中の進行で5年目でクリア。クリアまで時間をかけたのは、何度も同じステージを繰り返して、アーティファクトを集めていたから。アーティファクトはラスボスに行き着くまでに結構集まった。ステージクリアしても「手に入るアーティファクトがないのでスキップします」が出ち

9月26日 東京ゲームショウでゼルダ無双じゃーい!!

 掲載の順序おかしいけど東京ゲームショウ『ゼルダ無双』感想会書いていきまーす!!  司会進行はおなじみのこの方。「ただのゼルダ好き代表」青木瑠璃子さん。仕事だというのにウッキウキで司会進行で務める。久しぶりにお顔を拝見したけれども、相変わらず美人だね。  まずはゲーム画面。豪快な勢いでボコブリン達をなぎ払うリンくん。全盛期のリンくんがいかに強かったか、一瞬でわかる。対して『ブレスオブザワイルド』の頃のリンくんはせいぜい一般兵士程度の力しかなかったんだな……100年の間にそ

あつまれどうぶつの森 島滞在日記5月~おまけコラム どうぶつの森とキッザニア的遊び~

5月1日 お花の採取とたぬきマイル  お花をスコップで採取できることに気付く。  あれ? これ3DS版からこうだっけ?  採取の方法がわかったら一か所に集合だ! さあ交配だ! 珍しい色の花を咲かせよう!  交配のやり方もすっかり忘れてたけどね。こうやって斜めに配置すると違う色の花が咲くんだったね。もう色々忘れている。  それにしても島中に散っていたコスモスを集めてみたけれども、結構数があったんだな。  ついでだから色んな花も同じ場所に植えちゃいましょう。この辺り、すっか