細めの雪にはなれなくて 3 第二部
19歳の秋の終わり、かおりは壊れ始めていた。オフィス街の街並みにも落ち葉が吹かれて舞うのが目立ち始める頃、かおりは都内で営業先を周っていた。徐々に冷たくなる空気とリンクするように、かおりの心も重くなっていった。
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840字
ほぼ毎日更新していくつもりです。
細(ささ)めの雪にはなれなくて 後編
700円
細めの雪にはなれなくて、の後編です。ここからが実質本編です。 後編は20,000~30,000字になる予定です。 随時更新していきますので…
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