見出し画像

真逆の能力を持つ発達障害・神経発達症の多様性について ストラテラ服用日記1002日目

今日は発達障害・神経発達症の多様性についてお話ししたいと思います。

この記事を書こうと思ったのは、発達障害・神経発達症の方の中には相貌失認の特性を持っている方も多い印象を受けていますが、本当にごく一部の方にスーパーレコグナイザー(超認識力)と呼ばれる特性を持っている方もいるなということを強く感じたからです。

スーパーレコグナイザーとは、一度見た人の顔は忘れない。それどころか返送してても素顔を見抜くという、ずば抜けた認識力と顔に関する記憶力に長けた人をいいます。

また、人の顔は覚えられるのに他人の表情が読めないという方もいらっしゃるので、相貌を見るのと表情を読むのは脳の別の部分の働きなんだなと推察します。

また、簡単な算数の問題ができない方や、超難解な数学の問題を解ける方もいる。どっちも持っている方も少なくない。

この数学者もスーパーレコグナイザーもサヴァン症候群と言ってもいいかもしれない。

更に、ASD特性が強いと時間に遅れなかったりするが、ADHD特性が強めな人は約束の時間を守ろう守ろうと必死に頑張ってきているが、なんとも理性で前へ前へと言っているにも関わらず、なかなか実行できないなどというシュチュエーションに遭遇した人は少ないないと思います。

これを全部一緒くたにまとめているのが発達障害・神経発達症の方の特徴かなとも思いますが、ここまで振れ幅が多いとひとくくりにするのはちょっと???と思う部分もあります。

もっとメタ認知の助けになるような細かな診断があってもいいかなと思ってしまいます。
逆に今の状況は診断名で自分の特性が見えにくくなっている場面もあるように感じるので、だんだんと自分の特性の現状にあった診断名が使えるようになるといいなと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?