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『小学3年生男子、初めて塾で全国統一小学生テストを受けてみた』の巻

結論を先に書くと『息子にとって初めての塾は良い印象が残ったようなので親としては嬉しい限りだった』のと、『何だかんだと塾の先生はプロだなぁ』という話。


発端:来週、全国統一小学生テストがあるんじゃね?

保育園時代のママ友達のお子さんが全国統一小学生テストを受けるという話がLINE経由で妻のもとに届いたのが発端。

「来週、全国統一小学生テストがあるみたいだけど、どうする?」

と、妻から相談があり来年は小学生の折り返し点になる長男も、そろそろ塾なのかなぁ・・・と思っていた矢先だったので、最寄り駅の進学塾で受験の手配。

長男は、1~2年の時はベネッセの『チャレンジ』を取り寄せてやっていたけど、授業の内容を先に予習すると肝心の学校の授業で飽きてしまうので3年生からはZ会に切り替えていた。なので、普段の勉強量といえば学校の宿題とZ会。あとは様子を見ながら問題集を買い与えたりしていた。決して多いとは思わないけど、学校が終わる15時から寝る21時までの6時間・・・その間に食事やら風呂やらどうしても外せない時間はある。普段は学童に行ってる長男からすれば、自由になる時間は3時間程度。その中で自宅の学習をこれ以上増やすのは望まない状態。

そんな状態ではあったものの、統一模試はどういうものかを説明して試しに近所の塾で受けてみる事に。受けるとなると、当日こまらないよう軽く予行演習問題をやらせてみる。まず、先に問題を見てみようとか心構えを離した上で演習問題をやってみたのだけど、慣れていないと35分の時間は以外とあっという間。それでも150点満点で110点程度と可もなく不可もなく・・・ボチボチな感じ。

ただ、試験を受ける事は嫌じゃないというのが救い。少々落ち着きが無いので(ADHD疑惑中)ムラはあるものの、もともと勉強は嫌いじゃない長男。一抹の不安と期待で試験を受ける事に。


当日:頑張っている同い年の子を見れたのが最大の収穫

当日、子供が受験してる間、親は狭い部屋に閉じ込められて、中学受験のメリット・デメリットを散々きかされる。このあたり前もって調べてあったので目新しい話はなかったけど、塾の姿勢が分かるのは良かった。塾にとって、子供の親は最大のお客様だから良い事しか言わないのは当然として・・・それでも、親として信頼に足るかどうかを見るいい機会だった。

子供は、算数と国語の試験を受け、その後の模擬授業を受けていた。模擬授業は親も見ることができたのだけど、小学3年生はまだまだ落ち着きが無い。それでも公立の小学校とは全然違う。よく考える子が揃ってる

それは我が子も感じ取ったらしく「すぐ仲良くなれる感じがした」と嬉しそう。同じ小学校の子はいなかったけど、同じ区内の小学校の子と共通の話題で盛り上がったり、同じスイミングクラブの子に声をかけられたり・・・

「どうだった?」

と、息子に聞くと、「塾にいくの楽しみになってきた」と。

まだ、入塾を決めてないのに、本人はすっかり塾に行く気持ちでいっぱい。行きたくない塾に無理やり行かせるような事にならなくて親としてはホッとした。

その後、息子としばらく話したが、やはり小学校とは違う、という印象を得たらしい。一緒に頑張る友達がいるのは良いことだと思う。一人で頑張るには限界があるのを僕も知っている。


まとめ:子供が良い印象を持てたのなら出来る限り応援する。

小学3年生にもなると、誰とでも友達になるというのが難しい事を息子も知っている。ウマの合わない子がいる。イジメとまではいかなくても、ふざけて嫌な思いをしたりする子もいたりする。公立の小学校には、いろんな家庭の子がいて、それぞれの家庭でそれぞれの教育や育児がある

いろんな考え、いろんな環境がある事は良いことだと子供に教えてきた。しかし、残念だけど、その違いのせいで嫌な関係になることもあることに彼も気づいてた。小さな衝突の積み重ねが負担になっていた長男にとっては、塾の子供たちは『同じ目的のために頑張っていく仲間』という風に映ったようだ。

息子がやる気になったのであれば、喜ばない親はいないと思う。今まで家庭学習には寄り添ってきたつもりだったけど、プロのテクを知ってた方が本番のチャンスは確実に増える。モチは確実に餅屋が一番よく分かっている。

あとは、残り3年をどう支えるか・・・間違えたところ(理解が足りないところ)がそのままになっていないか、モチベーションをどう維持させてくか・・・幾つかプランはあるが、実際やってみないとどう転ぶか分からない。でも、時々、はじめて塾にいった時の長男の気持ちに立ち戻れば、迷いにくいんじゃないかなぁ、なんて思いながら、このnoteを書いている。


おまけ:中学受験をするか否かの話

中学受験についてはあちこちで賛否両論いわれてる。うちは共稼ぎなので、家にいない時間の子供の過ごし方を考えると、進学塾に行かせるのは自然な流れだったりする。

ただ、塾の費用・・・さらに、中学受験の大半は私立なので公立よりも授業料が高くなるという金銭的な事を考えると頭が痛い。ただ、公立に行くと高校受験・大学受験のために塾の費用がかかるけど、私立の場合は学校内で完結することが多いので、その辺りを総合的に考えればメリットはあると思ってる。

『中学受験をするか、それとも高校受験をするのか?』と、あちこちでいわれてるけど、中学3年やってすぐ受験して、高校3年やってまた受験して・・・と慌ただしいのと、思春期の反抗期が重なってくるという2つの要因を思うと中学受験のメリットは大きいと思ってる。
ただ、中学受験は親が手伝う家庭が大前提であり、家族の総合力が問われてくる。これらについて、夫婦で何度も何度も話し合った結果、我が家では以下の結論に達した。

①学童保育は3年で終わるが、その後の子供の放課後の過ごし方は進学塾を軸にして考える

②どうせ進学塾に行くのなら近所の私立を検討する(幸いな事に近所には公立・私立ともに中高一貫校が多い)

夫婦の温度感が違う家は相当苦労するらしい。片方の親(大抵は女親)が子供に多くの時間を費やす事で「私ばっかり・・・」と、不公平感が生まれる。また、自分の子の問題なのにパートナーに相談できない事が辛くなってくるようだ。中学受験の参考書等にもよく書かれているけど『男親が子供の受験に協力する家は上手くいく』らしい。
つまり、女親が協力的であることは大前提で、さらにプラスアルファとして男親のふるまいが求

仕事の事とか難しい事は多いけど、我が子の成長に徹底して協力できるのはひょっとしたらこれが最後のタイミングじゃないかな、と思っている。だとしたら、出来る限りの事はしてあげたいと思うのです。さて、これから3年・・・乗り切れるのかなぁ

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