あっという間に3分の1が過ぎた小学六年生の長男と、すっかり自信を無くした小学5年生の次男
新小6になって数か月の長男。小学校の新小6は4月だが、塾は2月からなので、あっという間に一年の3分の1が過ぎた。
長男が小5の時の受験勉強について振り返ったのが昨年の12月。
早いものだ。
その後、最終学年である6年生の今年の抱負的なところを書いていたのだが、公開をせずに下書きのままだった。下書きを書いてからだいぶ時間が過ぎてしまったが、改めて今の状況を書き加えながら、我が家の中学受験の今について書いてみようと思う。
5年生の最後に意地を見せた長男、6年生になる
上記noteでは第一志望が初のA判定が出たと書いたが、その後のテストはC判定。そこから発奮した長男は早稲田アカデミー主催のNN(何が何でも!)のオープン模試でA判定。
しかも300名近い受験生の中で10番台という出木過ぎな結果
その結果を見た長男は嬉しくて涙を流してた。
「一喜一憂しても仕方ないのだけど、この偏差値の波は極力小さくしていきたいところだね」と言ったものの、この日は本人が喜びを噛みしめさせるがままにしていた。
そして先週5月の末に2度目の志望校判定模試があった。
さすがに前回ほど高い順位では無かったものの、合格圏内をキープしていた。結果を見た息子は、そのことを喜ぶよりも、順位が下がってクラスが落ちた事を悔しがっていた。
連続して合格圏内に留まった事よりも、塾のクラスが落ちた事を嘆いてる長男の姿を見て、ストレスのかかる中学受験だけど我が子を成長させてくれている事を強く実感した。
ちなみに、新年度に入っての長男の成績は、ズバ抜けて良くもなく悪くもなく・・・偏差値50後半~60前半を推移している。ここで頭ひとつ出てくれたらいいのだけど、停滞期。でも、本人は自分の課題が分かってるようなので、比較的順調なのだと思う。
まぁ、自分も体重へらなくなる時があるから分かるよ、うん。
あと1年で決まるということ…順調だと思ってたら?!
泣いても笑っても後数か月の長男。
本番が終わった後、「あと、もう少しやっていれば…」と泣くような思いをさせたくない。もし、第一志望に届かなかったとしても「やるだけの事はやった」と胸を張ってほしいと思う。
それが彼の努力を毎日みてきた親の偽らざる本音だ。
算数と理科については、彼自身で進捗管理ができている。というか、親ではもうついていけなくなりつつある。分からない問題を聞かれて答えることもあるが、塾の先生に聞きに行く事が増えた。塾の無い日も塾で自習してるので、どの程度勉強できてるか…もはや結果からしか見えなくなっている。
できることといえば、国語と日本史の採点。特に漢字の確認。こればかりは子供自身が「できている」と思い込んで丸を付けてしまうことが多いので、親がやらざるを得ない。
ところが「比較的、順調にいってる」と、思う時に限っていろいろある。
夜中、外にゴミを出しに行ったら部屋が明るかったので様子を見に行くと、パソコンを抱えて寝てた(履歴を見てると相当夜更かしをしてたようだ)とか、そのパソコンで家族のSNSルールを無視して勝手にアカウントを作ってた、とか、自分の部屋に電子ピアノを持って行って練習してた、とか(これも夜中?!)…いろいろ発覚!
夜中に遊んでしまうと、日中、学校や塾でボーッとしてしまうし勉強しても頭に入らない。それは何度も言い聞かせてきたし、普段から子供を10時半に寝れるよう親も急いで準備や片付けをしてきた。
そんなこんなで見事に裏切られた心境だ。成績は比較的安定してるものの、こんなんで、最終学年のりきれるのかしら???
本番まで…あと、数回はこんな騒動が起きては気を引き締め直すという事を繰り返すんだろう。だとしたら、適度にガス抜きさせて、本番の時に一番コンディションが良いようにコントロールするのは親の責務なんだと思う。
追記:新五年生になった次男の低迷
早生まれという事もあって3年の夏から塾通いをしてたのだが、ここしばらく低迷を続けてる。頑張ってるのに、2000人中1900番台もザラだ。偏差値は50どころか、30台に突入している。
一時期はいい感じ50後半に迫っていただけに、どうにも悩ましい。理解は出来てるようだが、テストになると弱い。同じレベルのテストを家でやった時と2割ぐらいの点差が出てるので、何かしらの対策が必要だと夫婦で話し合った。
思い返せば、長男も小5に上がった辺りでいろいろあった。
長男の志望校の算数のテストは記述が大事で、正解を出せなくても部分点で大きく差がつくのだが、当時の彼は自分の頭の中を紙に表現する方法が身につかずにいた。そこで、家庭教師をつけ半年ほど経った頃から算数は安定して点をとれるようになった。
そこで、次男と話をした。彼の方から家庭教師にみてもらいたいという事になったので家庭教師を手配することにした。ダメなら、次男は中学受験には向かないんだと諦めるという条件つきで。
2つの家庭教師派遣会社を試し1つの家庭教師にお世話になる事にした。
体験授業+1回目の授業が終わった次男に感想を聞くと
緊張したけど分かりやすい
(解き方とか)いろいろ聞かれるので自分で説明するのは難しいけど、褒めてもらえるとやる気が出る
手元を見られながらテスト形式でやると本番のテストよりも丁寧にやらなきゃと思う
と、いった感じで親としては想定よりも上手くいってる感じがする。親が言うより素直に聞いてくれる姿をみてると、身内は何だかんだと甘えが出るのかもしれない。
ここ数回のカリキュラムテスト(学習の理解度を確認するテスト)はボロボロだったのでクラス分けテストで点を取るのは難しいと思うが、家庭教師の先生に手元を見られてる時に出来てた事を少しでも出せればいいな、と思う。
まとめ:あと8か月の長男と、2年近く残ってる次男と
長男の受験対策でやってきた事を、同じように次男にやっても全然うまくいかない。それは、世の中で言われてる効果的な受験対策が同じようにうちの子に当てはまるとも限らないという事でもある。
いろいろ試行錯誤して、その中で適切な方法を探していく…そういう意味では、まだ不安要素はあるものの長男は5年の間に彼のペースを作る事ができたのは大きかった。次男もどういうやり方が適切か分からないが、きちんとペースは作ることが大事だと思う。
長男については、「あと8か月もある」と考える事もできるし「あと8か月しかない」とも考えられるし、「あと8か月で終わる」とも考えられる。
それを長男に聞いたら、悩みながらも「8か月しかない、だけど、あと数年中学受験勉強するのは嫌だなぁ」と。
だとしたら、限られた時間の精度をあげるしかないね、と言うと「分かってるよ」と。
先にも書いたけど、コンディションをコントロールして笑顔で終わるよう上手くフォローしていきたいと思っている。
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