見出し画像

長男は中学受験が終わったが、次は本番まで10か月の次男の話

長男の中学受験が終わって2か月。
まずは、受験が終わった後の過ごし方の話。

自分のお年玉で『中学準備講座』に通うほど塾大好きな長男も中学準備講座が終わりすっかり進学塾ロス。中学校から宿題は出てるけど、受験時の物量に比べると圧倒的に足りてないので物足りないご様子。

好きな事…プログラミングをやったり、音楽理論の本を読んだり、楽譜を書いたり、いい映画をみたり本を読んだり、友達と遊んだり、お手伝いして小銭を稼いだり…と、いろいろやってるようですが、時々、志望校に届かなかった事への悔しさで寝れない夜を過ごしたりしてます。でも、悔しさをごまかさずに向き合ってる彼の成長は本当に心に響く。彼ほどの努力を僕はしてきたと胸を張って言える自信ないよ。

そんな長男。
でも、まぁいい学校にご縁があったと思います。

で、問題は次男の話。このnoteでは頑張ってるのに成績が伸びない次男の新5年生スタートの話を書こうと思います。


スマホのゲーム時間が5時間を超えてた事が発覚

ある日の夜のこと
妻が「次男君のスマホのゲーム履歴が一日5時間近いんだけど!」と嘆いていた。スマホを確認すると、ここ数日、毎日スマホで3~5時間ほど遊んでいるようで…
一方、毎日の課題は書き損ねやら、空欄が目立つような状態で、明らかに集中力を欠いている

次男は、早生まれという事もありハンデがあるのは分かってる。とはいえ、1日5時間を超えるゲームをやってるような状態で、受験で勝負できるとは思えない。なので、朝から話し合った。

話し合いながら、一年前に「このままだと受験に間に合わないから、中学受験は諦めようか?」という話をした事を思い出していた。

当時は、家庭教師を雇うとかいろいろ対策を講じたが、一年前の成績と今を比べてもあまり芳しくない。定期的に同じような事を叱っては、ちょっと良くなって、で、また同じような感じで叱られて…を繰り返している。
で、今後の受験プランを考えたら、そろそろリカバリープランも難しくなってくるな…と思ったので、2時間ほど彼と話をした。

『宿題』は、やってるが…

実は、次男。
長男よりも、真面目で妻に出された課題をコツコツやる。
なのに、成績は伸びない。
僕から見てると『やってるだけ』で頭に入ってない感じがする。で、こちらが採点しても同じところを間違えて平然としてる(前と同じところを間違えてるよ、と赤字で書いても変わらないし、話をすると黙りだす)。

で、今回、スマホゲーム5時間超えということもあって、その点を強く指摘した。「お兄ちゃんより宿題頑張ってるのに成績が全然とどかなくて、同じところを何度も間違えて…これで本番なんとかなると思ってたら大間違いだよ」と。
で、相変わらず黙ったままだったりするのだけど、こちらも根気強く付き合う。結局2時間は話してたと思う(疲れた)。
我が子じゃなきゃ、さっさと見限ってるわ

最終的に、「今までは、叱られた後はちゃんと出来てたけど、そのうちできなくなってた。だから、今回はそういうことが無いようにしたい」と言う次男に「失った信用を必死で取り戻すように」と言って、話を終えた(彼がこの言葉を言うまで20分ぐらいかかってる)。
彼の決意を聞いて、習慣づけられるまでは毎週始めにSAPIXの学力アップ手帳に「見直し大事!」、週末には「見直しできた!」とか自分で書くなどして自分に言い聞かせるようにする事と、全ての宿題を終わらせるより確認をきちんとして同じ間違えをしない事の方が大事という2点を告げて話を終えた。

次男について思う事

次男に中受は難しいのかも…と思ったのが1年前の5年生の時。
それでも、彼は受験をしたいと言い続けてきた。

彼自身、上手に言語化できていないけども・・・端的にまとめると「今はやりたい仕事とか分からないけど、仕事を選ぶ時に選択肢が多い方がいい。学歴がすべてで無いとは言っても、良い学校の人が人気のある仕事をしてるのが現状」と、いっぱしの事を言う。

勿論、世の中、そんな単純でないし、学歴だけで測れないものもいっぱいある。でも、学歴が分かりやすいのも、また確かだと思うし、別ルートはものすごい情熱や才能が必要だったりする。某ドラマの「凡人こそ東大に行け」は、世の中の一面として確かにあるから世に衝撃を与えたのだと思う。

好きなものはマイクラとYoutube、ワンピースや鬼滅の刃みたいな分かりやすい漫画が好きな次男坊は、凡人の武器たる勉強をやってるのが無難なんだろうなーと思ってる(一方の長男は、小学生の頃から僕のサブカル書に手をだしてたような子だから王道コースに行けなさそうだけど)。
けど、普通の男の子って、深く考えるの苦手なんだよね。だから壊滅的に国語が死んでるし、算数の文章題の読解もズレてたりする…。

それでも、何だかんだと中受をするのは賛成してるけど、こんな勉強してるのに成績が低迷し続けてるのを看過することはできない。だからこそ、数時間かけて話し合ったのだけど・・・
願わくば中受については今回の話し合いで終わりにしたいのですが、無理かなぁ・・・(親が信じてあげないとねぇ)


受験本番から逆算して9か月をどう過ごすか、という話

Y偏差で50前後をちょろちょろしてる次男を、年末の合判で50後半に持っていかないと、彼の第一志望に届かないので、残り9か月というより合判5連戦まで実質6か月の目標を提示した。

現状のY偏差50から58まで上げるためには、組み分けテスト(500点満点)なら50~60点UPさせなければいけない。全体的に20%底上げする感じ。

●算数:現状100点ちょい(200点満点):25~30点UPを120~130点(正解率65%)を目指す。計算ミスとか勘違いを1問程度にした上で、今よりもう1問多く正解する。
●国語:現状80点ちょい(150点満点)。25点UP、100点超(正解率65%)を目指す。知識問題の誤答を減らす事と、選択肢問題は2~3問は正解しておきたい。
●理科:現状60点ちょい(100点満点)あと10点ほど加点し7割の正解を目指したい。「計算問題は苦手ー」なんて言ってる場合じゃない。電気と浮力あたりの苦手を克服したい。空欄のままなんてのは言語道断。
●社会:現状75点ちょい(100点満点)。点がとれてるので、あとは漢字のミスとかつまらない失点を減らし5点UP、正解率8割を目指す。

これで四教科合計の目標が65点~70点UPとなる。
この手の目標は定量的に考えないと達成が見えてこないから、具体的な点数を目標として設定してみた。この目標は次男本人にも伝えてある。

最後に

どこかにも書いたけど、長男と次男はまったく性格も違うから、同じような勉強法が通用しない。子を3人東大にいれた何とかママじゃないけど、子の学習法は全然違う。これが正解ってのは無い。

ただ、1つ言えるのは、楽しまなきゃやってられないと言う事。それは、昨年の長男の時には概ねできていた。ただ、次男の受験ではそれが出来るか微妙な感じはしてる。

とはいっても、昨年と違って次男一人に対して自分と妻、そしてついこの間、中学受験をやりとげた長男がいる。1歳差の子育ては大変だけど、こういう時は心強い。家族全員で伴走できるから少し楽。とはいえ、船頭おおくして山に登らないよう、リーダーである妻を中心にきちんと方向性は合わせるように、夫婦の会話は欠かさないようにしたいと思う(この記録の為のnoteもある意味、妻との認識合わせの為に書いてるような感じでもあるし)。

でも、何より大事なのは本人の強い気持ちなんだよなぁ・・・

後日談

今度は、答えを丸写ししてたのが発覚したよ・・・(と、次に続く)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?