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ゲーム5時間やってた次男、叱られて2日後に答えを丸写ししていたの巻

先日、以下のnoteを書いたのだけど、2日後には答えの丸写し疑惑が発覚した次男の話を書く。さすがに疲れた。正直、自分の子じゃなければ見捨ててる。教育に「育む」が無ければやってられないって話は3月のライオンに出てきた学年主任の先生の言。本当にその通りだと思うわ。

というわけで、我が家では「こんなんじゃ中学受験つづけられないよねー」という流れになっていた。これは、諦めたくない次男の戦いの記録です。


自分の意見は言えない、けど受験をやめたくない

次男は、とにかく喋らない。普段は凄くうるさいくせに、叱られてる時とかは自分の意見を言えなくなる。でも、譲らない。そして、相手が折れるまで、だんまりを決め込む。これ、本当にまずい。今はそれでごり押しできたとしても将来的に彼が損をする。
だから、がんばって自分の気持ちを口にするよう促すのだけど、黙ってる。ただただ時間だけが流れてく。辛い。

そんなんで、今まで何度も親が折れてきた。
でも、今回はこちらも簡単に折れる気はなかった。だって、ゲーム5時間で怒られた直後の答えまる写しでしょ?

2日間かけて書いた反省文

言えないなら、書かせようと書かせた反省文。

これを書き終えるのに2日かかった。1日目は、あまり関与しないで自由に書かせた。そしたらABCモデルの説明が書かれてた。予想の斜め上すぎて逆に新鮮さがあった。それを褒めてしまった為、余計迷走した。
2日目。ABCモデルは面白い着眼ではあったけど、それは説得力をもたないよという事を伝える。というか、2日間で合計10数時間かけた反省文として、何ともお粗末な感じで。今まで、親が指摘してきた事を噛みしめてそれを文章にまとめることですら、出来なかったようで。

最終的には、「疲れてる時とか楽をしたくなるけど、その道の先には自分が行きたい学校は無い事」と、「普通の人ならたまにズルするとか全然あるだろうけど、もうホンキで受験モードにならないと今まで失った信頼は取り戻せない」という結論にたどり着いた(というか、親がメモしながら説明して、それをほぼ写した感じ)

で、その中に見るべきものがあったかというと特になかった。とはいえ、親としては受験を諦めさせることが目的なのではなく、中受を戦い抜くつもりならスイッチを切り替えなきゃいけないという事を実感させたいので、ここらで切り上げる。
なぜなら、翌日は合不合判定テストがあるから…

試験範囲が広い合不合判定テストは対策がなやましい・・・

テスト前日の対策

昨年、長男がやった合不合判定テストのうち苦手教科の理科と算数の問題をやらせる(回答欄が無いので手書きで用意した)。

結果は…
理科33点(100点満点)、算数は60点(150点満点)
あまりにひどかったので、解説を読ませて同じ問題をやりなおしさせる。
2回目、理科68点、算数108点。

解説を確認したよね?7割に届かない?
で、間違えたところだけやり直し
3度目で、ようやく理科が92点、算数が138点

その後、間違えたところについて、どういうところを勘違いして間違えたのかを説明させる。理科だけで2時間すぎても説明が終わらないというネバーエンディングストーリー化(助けて、幸いの竜、ファルコン!)


ミハエルエンデ原作「果てしなき物語」に登場した竜でござる

まぁ、時間かけてでも自分の理解の甘かった部分をきちんと理解させるのは大事なんだけど・・・どうしても次男は、なんとなくわかった気でOKにしちゃうから困ったもんだ(まぁ、小学生の男の子なんてそんなもんかもしれん)

あやふやな記憶、あやふやな理解、あやふやな実戦

次男に限らずだけど、8割ぐらいの理解でなんとなくわかった気になってしまう。でも、8割の記憶、8割の理解、8割の実戦で突き進むと、0.8✕0.8✕0.8で5割ちょいまで下がってしまう。全体的に8割わかってると思ってても実際は5割前後の点しか取れないのはそこに一因がある。

と、いうことは何度も子らに伝えてる。でも、それを実感できるところまできてない。
受験の終わった長男は「今おもえば、そういうことだったんだなぁ」と反省してたりするんだけど、親としてはもう少し早くに実感してほしかったよ。


まとめ~今後、中受を続けるかどうするか?

成績を上げていい学校に入る!それが中受だと考えてる人もいると思うけど、多くは中学受験という壁を前にいろんな経験を積んでいく事が大事だと思ってる。叱られて自分を見つめ直す、とか、自分の不甲斐なさを噛みしめるとか、上手くいった時の喜びとか、期待に応えようと努力することとか、仲間と励まし合うとか
ここまで頑張ってきた次男をここでやめさせると、それらを得るチャンスを失うどころか、どんなカタチであれ自分の努力の結果を知る機会を失ってしまう。それは、彼にとって大きな損失だと思う。

だからといって、きちんとスイッチの入らないまま受験を続けても、いい結果には繋がらない。その辺りが悩みではあるのだけど、chatGPTに相談してみたら、カウンセラーに相談することも一つの方法ではないでしょうか?と言われたので、件の反省文をちゃんと書き終えて塾の先生を交えて話し合う機会を持とうと思ってます。

差しさわりのない回答を返すのがchatGPTの醍醐味

僕の親が「自主性を尊重させるために親が干渉しない」という人だったので、その反動もあって、我が子にはきちんと向き合い続けてるんだけど、ある程度、親も手を抜かないと負荷がハンパないと思う。けど、あと1年・・・がんばらないと(いや、もう9か月しかないんだよー)

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