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【野外上映会まで1週間】第25作の推しポイントをまとめてみた!

BSテレ東での「土曜は寅さん!4Kでらっくす」もラストスパート。
夏休みが終わっていくような、寂しさがありますね。

ファンの皆さんとSNSで盛り上がりながら放送を見られるのも、あと少しかぁ…と、ちょっと心がセンチメンタルになっている宣伝担当です。

そんな宣伝担当と同じように寂しさを感じている、『男はつらいよ』ファンの皆さんに朗報です!

8/27(土) 寅さん記念館・光庭にて、第25作『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』が野外上映されます!!
今回も、貴重な35mmフィルムでの上映となることが決定しました。

4月にも、第50作『男はつらいよ お帰り 寅さん』のフィルム野外上映会を2日間限定で行いました。初日は雨だったこともあり、屋根を打ち付ける雨音とフィルムが回るカラカラ~という音が響き合って、ここでしか体験することの出来ない、味わい深い上映会となりました。

間近で映写機を見られるというのも貴重!

宣伝担当も、この野外上映会に参加させてもらったのですが、笑い声こそ上げられないものの、「53年前の劇場公開当時も、寅さんの言動に一喜一憂しながら、こんな風にみんなで笑いながらスクリーンを観ていたのかな…」と、なんだかタイムスリップしたような不思議な気持ちになったことを覚えています。

前回の野外上映会の様子です(寒かった…!)

貴重な35mmフィルムでの野外上映を、葛飾柴又という寅さんの生まれ故郷の地で、同じ空間にみんな揃って『男はつらいよ』を観るという体験をぜひ皆さんにも味わっていただきたい…!

そんな願いを込めて、第25作『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』の推しポイントをご紹介!1週間後の野外上映会の予習として、ぜひお付き合いいただければと思います。

「このシーンも好きだ!」「ここの掛け合いが最高!」など、皆さんが思う第25作の推しポイントもぜひコメントで聞かせてくださいね!


第25作ってどんな作品?

第25作『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』は、今から42年前、
1980年8月2日に公開されました。

観客動員数は200万人超!第4回日本アカデミー賞では、最優秀脚本賞・最優秀主演女優賞・特別賞を受賞しています。

また、今もなお『男はつらいよ』ファンの間で非常に人気が高く、シリーズ屈指の傑作でもあります。


マドンナは浅丘ルリ子演じる【リリー】

まだ『男はつらいよ』シリーズを観たことが無いという方に向けて、補足ですが、本シリーズでは様々な地で寅さんと出会ってストーリーの中心的存在となる“マドンナ”が登場します。

第25作のマドンナが浅丘ルリ子さん演じるリリー!
かつてはレコードも出したことのある歌手で、様々な街のキャバレーを回り、寅さんのような旅暮らしをしています。
ファンの間では、寅さんと最も結婚が近かったマドンナとも言われていますね。リリーを演じた浅丘ルリ子さんは山田洋次監督に「寅さんとリリーを結婚させて!」と直談判したというエピソードもあります。

男女問わずみんな大好き!リリー!

リリーの初登場は、第11作『寅次郎忘れな草』。北海道での寅さんとの出会いをキッカケに二人の物語は始まりました。
その後、こちらも名作と呼び声高い、第15作『寅次郎相合い傘』。シリーズの中でも名シーンと言われる<メロン騒動>が描かれていることも推しポイントではありますが、「リリーさんみたいな人がお兄ちゃんの奥さんになってくれたら、どんなに素敵だろう」というさくらの言葉に「いいわよ、私のような女で良かったら」と返すリリー。それでも笑いでごまかしてしまう寅さんというお決まりの流れに、「どうして!!」となったファンも多かったのでは?
その後も、第48作『寅次郎紅の花』、第49作『寅次郎ハイビスカスの花 特別篇』、そして第50作『お帰り 寅さん』と、マドンナとしては最多登場なのです!



推しポイント①:いつもと違う大人の恋愛模様

今の若い人にもきっと共感できる二人のすれ違い

毎回お互いの心を通わせて来たものの、それぞれ旅暮らしを続けていた寅さんとリリーが、ついに沖縄で同棲することになる本作。
恋愛については切なさよりもコメディ要素強めの『男はつらいよ』シリーズですが、今回は沖縄で大人の恋愛模様が繰り広げられます。
リリーの女性としての想いに対して、不器用にはぐらかそうとする寅さん。想い合っている二人のすれ違いが、とにかく切ない!!


推しポイント②:寅さんが見せる男気にキュン

そばにいてくれるだけで安心感をくれる寅さん

リリーが倒れて沖縄の病院に入院しているという手紙を受け取った寅さん。「もう一度寅さんに会いたい」というリリーの願いを叶えるべく、寅さんは超苦手な飛行機になんとか乗り込みます。
見知らぬ土地で一人寂しく過ごしていたリリーに「俺が付いてるからもう大丈夫だ」と声を掛ける寅さんの男気にキュン。
そして、シリーズ史上最も寅さんの男気を感じた、くるまやでのラストシーン。あの名シーンと名台詞は、ぜひとも本編で…!(宣伝担当は号泣です)


推しポイント③:シリーズ屈指のラストシーン!

リリーと寅さん、似たもの同士だからこその空気感

大人の恋愛模様を繰り広げたり、寅さんの男気を垣間見たりと、全50作の中でも一味違った哀愁漂う本作ですが、ファン人気が高い理由のひとつが、実はラストシーンなのです。
リリーと寅さんの見事な掛け合いと、溢れ出る笑顔を観て、「ああ、この二人の物語をここまで見届けられて幸せだな」と心の底から思えます。




かなり宣伝担当の主観気味になってしまいましたが、第25作『寅次郎ハイビスカスの花』の推しポイントをつらつらと書いてみました。いかがだったでしょうか?

ぜひファンの皆さんの推しポイントも教えていただきたいです!

第25作の野外上映会は、8/27(土)18時より開始!
参加に必要な整理券は当日16時半より配布開始となります。
なんと鑑賞無料!どなたでもご参加いただけるイベントとなっております。事前予約制ではありませんが、席数に限りがございますので予めご了承くださいませ。

TORAsan cafeでテイクアウトしたドリンク片手にご鑑賞もおすすめです。

野外上映会前には、開館25周年記念イベント開催中の寅さん記念館をお楽しみください。さらに、同日には再び寅チッチが遊びに来てくれるので、そちらもぜひチェックしてみてくださいね。

<葛飾柴又寅さん記念館・アクセス>
〒125-0052 東京都葛飾区柴又6-22-19
京成電鉄金町線「柴又」駅 徒歩8分
北総鉄道「新柴又」駅 徒歩12分
京成バス 小岩駅~金町駅「柴又帝釈天」下車 徒歩7分


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