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Wout バーベルにもなる ダンベルが何故か人気なので口コミをチェック

筋トレ神器ひとつであるダンベルですが、最近「Wout バーベルにもなる ダンベル」という商品が何故か売れてて気になりました。

パット見で「いや、こんな商品は使えないでしょ?」と思ってたので実際にどんな口コミがあるかチェックしてみました。

結論としてはやはり「ダンベルならちゃんとしたダンベルが良い」し「バーベルならバーベルが良い」。

一般的なトレーニング方法などに固執せずに、取り敢えず家に重りがほしいという人ならアリかなと感じました。

Wout バーベルにもなる ダンベルの口コミ

Amazonのレビューを見ると星が4/5くらいでまぁまぁ評価が良いです。ただ、中身を見てみると「始めてダンベル買った」的な人が多い印象。

ジムなどで本来のダンベル・バーベルに慣れている人の意見としては多少ネガティブな口コミもあります。

ということで、どの辺が微妙なのかを口コミ見ながら解説。

※口コミはAmazonから引用

バーベル目当てなら、他の綺麗なダンベルを買って、バーベルアームカールをした方がいい

作りがやや粗悪っぽいらしい。値段が安いので、金額相当ってことですね。また、素材が一般的なダンベルと違ってプラスチック使ってたりするので汚れや傷が目立ちやすいです。

めっちゃ邪魔。それに大きすぎてこれを持ってできる種目が少なすぎる。もったいないけど、普通のサイズの30キロダンベルを買いなおした。失敗。

ダンベルプレートの中身がセメントで出来てます。普通ダンベルは「鉄アレイ」と呼ぶように「アイアン」とか「クローム」で出来ています。まぁ鉄ですよね。

「バーベルにもなるダンベル」は鉄に比べて比重が軽いセメントで作られているので、同じ重さでもサイズが大きくなってしまいます。単純に家に置いておくのも邪魔でしょうし、無駄にプレートが大きいのでトレーニングするにも扱いづらそうです。

ほかの方が言っている臭いなどはなく綺麗だったがバーベルとして使うには真ん中の棒が短すぎる。ダンベルだけ使うなら良いと思います。

これ。ジムのバーベルに慣れている人であれば、写真見ただけて「短くね?」って気づくはず。

商品説明を見ると「連結ジョイントの長さ40cm」と書いてあります。プレート間の長さが40cmくらいになるバーベル。40cmって肩幅より狭いので担げないですよね?こんな短くて「バーベル」と呼んで良いのか疑問です。

ベーベルというよりEZバー(アームカールバー)くらいの長さですよね。

両手でアームカールとかできるやつ。

つまり「バーベルになるダンベル」だと、短すぎてデッドリフトとかバーベルスクワット出来ないわけです。バーベルになってないw

もちろんEZバーみたいな使い方なら全然できますが、それだったらEZバー買った方が良くない?

おもりを固定するのに、ねじ式で回転させなくてはいけないのが少し面倒くさかったです。

「バーベルにもなる ダンベル」はスクリュー式のネジ止めが使われています。プレートを止めるストッパーが、ネジでクルクルするやつ。

今どきスクリュー式のストッパーであまり見ない気がします。単純にプレートの付け替え面倒くさいし時間かかるし。

まぁ、今でもスクリュー式のストッパーはありますが、それは精度が良い商品だから成り立つ。一回指で弾けば「キュルルルルゥゥーッ」って回って、最後だけ手で力入れてクイっと締められる感じ。

「バーベルにもなる ダンベル」くらいの安価な商品だと、多分「グリグリグリ・・・」ってストッパーを回さないといけないので、凄い面倒そうです。トレーニングの前に指疲れるし。昔ホームセンターで買った安物ダンベルの記憶が蘇ります。僕みたいな面倒くさがりだと無理です。

普通のダンベル買ったほうが良いと思う

「バーベルにもなる ダンベル」を買うくらいなら、似たような価格帯でもうちょっとまともなダンベルを購入することを勧めます。

てか、普通の人で自宅でバーベル使うこと無いでしょう。そもそも「バーベルにもなる ダンベル」だとバーベルとしての役割は果たせなさそうですし。

バーベルでやるトレーニングも、だいたいはそのままダンベルに置き換えてやれます。

・ベンチプレス→ダンベルプレス
・バーベルスクワット→ダンベルスクワット
・デッドリフト→ダンベルデッドリフト

なので、中途半端な商品を持つよりはそこそこちゃんとしたダンベルの方が気持ちよく筋トレできると思うんですよね。キレイだし、傷つかないし、長持ちするし、扱いやすくてストレスが少ない。

自宅でバーベルを使いたいなら

ダンベルだけでなくバーベルを使った筋トレもしたい!という人は、自宅にバーベルを置けるかどうかを考えます。本来のバーベルはかなりデカイので。

一般的にバーベルは20kgのと10kgのと2種類。オリンピックバーとかが有名です。ジムにあるのは普通20kgのやつ。

・20kgのバー:長さ約220cm
・10kgのバー:長さ約150cm

小さい方でも150cmあるので、それが自宅に置けるかどうかです。一部屋をトレーニング部屋にできるくらいの環境の人でないと厳しいかと思います。あと、庭に小屋があるとか。

無理なら諦めてダンベルでトレーニングするのがおすすめ。

EZバーなら自宅に置くのありですけどね。長さ120cmくらいなので、だいぶコンパクトです。

「バーベルにもなる ダンベル」まとめ

・「バーベルにもなる ダンベル」はバーベルとしては使えない
・それなら質のよいダンベルを買った方が良い
・自宅トレはダンベルで十分
・本来のバーベルはかなり頑張らないと家に置けないサイズ
・EZバーはおすすめ

それでは、よいダンベルライフを。

ダンベルの解説は以下の記事でまとめています。


ブログとnoteで記事を分けています。 Blog:割としっかり目の解説やまとめなど こちら→http://bit.ly/2IThwlV note:考えやオピニオンやさらっとしたやつ