見出し画像


2013年の秋、あまりにも現実がつまらなすぎるので、趣味として嘘で塗り固められた虚偽エッセイを書き始めたのですが、気付くと10周年を迎えていました。
こんなものに多くの時間を費やしてしまったことに対して愕然とする気持ちもあるのですが、なにはともあれ10周年。自分の中での区切りとして、これまでに書いてきた虚偽エッセイの中からお気に入りをまとめた本を作り、文学フリマで売ってみようと思い立ちました。
そして、インターネットに転がる先人たちの知恵も借りながらなんとかして過去作を本にまとめ、その本に「ふわふわのにぎり拳」というタイトルを付けました。また、「虎ノ門駅前商店街振興組合」という架空の商店街振興組合を称したブース名を付け、満を持して文学フリマ東京37に乗り込んだのです。
諸々のコンセプトが異質なので会場に到着してすぐに迫害されるのではないかと怯えていたのですが、意外と反応が良く、たくさんの方に買って頂けたのは、これまでの10年間を肯定されたような気がしてとても嬉しかったです。特に、SNSを介して熱の籠ったレビューや激励の言葉をかけてくださる方もたくさんいたことにも感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、文学フリマから一週間が経ち、これからより深く創作を続けていこうと気持ちを新たにした私は、これまで使っていた個人的なWEBブログにおさらばをして、新しくnoteを立ち上げました。
これからこのnoteにて妄想、空想、現実、非現実をごちゃまぜにして煮詰めたような記事を書いていこうと思っています。かなり人を選ぶかと思うのですが、ハマってくれる人がいれば嬉しいなと思っています。
ちなみに、前述の虚偽エッセイ集「ふわふわのにぎり拳」についてはネットでの販売もしてるので気になる人はチェックしてくださいね。
【BOOTH 虎ノ門駅前商店街振興組合】https://toranomon-bunko.booth.pm/
それではよろしくお願いします。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?