RADWIMPS「Tummy」 お母さんのおなかはどうでした? 僕が見れない景色はどうでした?
2013年12月11日にリリースされたRADWIMPSの「×と○と罪と(ばつとまるとつみと)」の13曲目にある「Tummy」。この曲がめちゃくちゃ好きだ。
このアルバムには「会心の一撃」「アイアンバイブル」「実況中継」と高い攻撃力を誇る強力な曲がずらりと並んでいるんだけど、この「Tummy」の破壊力は、とんでもない。作詞作曲はもちろん、野田洋次郎さん。なんで、こんな見事な歌詞を書けるんだろうねえ。すごいねえ。
Tummyは、ある父親が、自分の息子への愛、妻への愛を歌った曲。
この表現でいいのかなあ。たぶん、これでは不十分なので、具体的な歌詞を一部、見ていきます。
2人ってのは、「僕と君」のことですね。父親が母親に向かって、こんなことを言ってるんだ。こんな光景が展開されてたらとっても微笑ましい。
ああ、とってもいい詩ですね。赤ちゃんに、本当に聞いてみるのかしら?
サビは英語歌詞なんだけど、英語部分もめちゃくちゃいいんよねえ。
子どもは男の子だって、ここで判明しましたね。
まるで、駄々をこねているようなお父さん。なんだかかわいい。
ここまでは、子への対抗心みたいなものを歌っている。
ここから先は妻への愛情を歌います。「ああ、こんな風に愛を語ることができるんだ」という驚きでいっぱいです。
パートナーとの出会いをこう歌うんだ。なんとも・・・。ド直球なのに美しい。
英語のサビ部分では、息子へのエールとか、パートナーへの愛を表現している。
心が震えるほど感動的なので、皆さん、訳して堪能してみてください。
すんごい曲をつくるものだと、本当に驚きました。
2022年9月9日 トラジロウ
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