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格闘技は何かの役に立つのか?私の考えについて。

こんばんは、とらぎつねです。
今回は「格闘技を習う、という意味」についての私見を述べさせていただきます。
私個人の考え方ですので、共感を得られるかはわかりませんが。

<格闘技や武道は人を優しくする>

喧嘩に強くなりたい、いじめられないように強くなりたい、格闘技を始める理由はそれぞれあると思います。
初めは正直、どんな理由でもいいと思っています。
問題は継続です。続くかどうか。
自分が好きでやるのなら、きっと続くと思います。
先生やジムの雰囲気がなんとなく合わないな・・・というのなら場所を変えてもいいでしょう。

さて、格闘技を続けるとどうなるのか。
習い事ですし、もちろん続ければ続けるほど上手くなっていきます。
激しい部類のスポーツに入ると思いますので、年齢とともに勝てなくなってくるということはあるかと思いますが。
しかし技は科学的な根拠があるものがほとんどなので、やればやるだけ、ちゃんと上達します。
そうなるとどうなるか。
より上達しよう、強くなろうとするんですね。
上を目指すようになるんです。
すると段々、弱い奴には興味がなくなってきます。
自分にとって弱い相手というのは、「教える対象」になるんですね。
自分の技の確認とかにはなるかもしれませんが、自分の上達にはなりません。
この辺の段階で、学校なんかでよくある「集団でいじめてくる奴」には全然興味なくします。
そりゃそうです。そんな群れて一人を責め立てるようなことしかできない弱い奴から学ぶことは何もないからです。
そして大体このくらいの段階になると、いじめっ子自身もターゲットを次に変更します。
そんなことくらいしかやることないんでしょうね。暇なら習った格闘技で多少痛めつけてもいいと思いますが、くだらない奴だと思うならほっときましょう。

ある程度格闘技を続けて、ある程度強くなってきたとします。
そうすると、今度は心に余裕が生まれてきます。
自分で「取り柄」と呼べるものができるからです。
しかも、無法地帯のような状況でも頼れる取り柄です。
きっと心を支えてくれる自信につながるでしょう。
心に余裕が生まれると、人は他人に対して優しくなれます。
普段の性格も徐々に落ち着いたものに変わっていくと思います。
何故なら試合中は心を落ち着け、冷静に相手の動きを読んだりする必要があります。
どんな時でも冷静に、というのは格闘家として非常に大事な心構えです。
これが、普段の生活にも活きるようになるんですね。

<格闘の技は、ホントは優しい?>

格闘技には様々な技があります。
正拳突き、フック、ミドルキック、下段蹴り、後ろ回し蹴り、ボディストレート、肘打ち、膝蹴り、背負い投げ、巴投げ、アームロック、腕ひしぎ逆十字・・・。
これらはちゃんと鍛錬を積み、反復練習を重ねてやっとできるものです。
試合で使っても反則になりません(総合格闘技とかでは)。
では反則技は、なぜ反則なんでしょうか。
それは危険だからです。
例えば目を怪我して失明してしまう場合があります。
実は、格闘経験のない素人の人でもそういう危険なことは案外簡単にできてしまうのです。
単純に、指で眼球を攻撃すればいいんですからね。
他にも鼻や耳を狙った攻撃をすれば、取り返しのつかない怪我をさせることは可能でしょう。
しかし格闘技では反則で、禁止です。当然そんなことする練習はしません。
つまり格闘家は「取り返しのつかない怪我をさせずに、相手を制圧する」ことができるのです。
たとえその場で多少怪我をしたとしても、治るもので済みます。
危険な怪我をさせなくてもいいように、日々鍛錬を積んでいると言ってもいいでしょう。

余談ですが、私の1番の推し技はローキックです。
足は怪我しても治りますし、内臓もないので重症化しません。
しかも足を痛めれば、逃げても追えないのです。
ローで足にダメージを与え、走って逃げるのが一番いいと思います。
でもそのためには、強力なローキックの練習が不可欠ですね。
何度もサンドバックを蹴り込みましょう!押忍!!

<女性は例外>

ただし、女性の場合は本当に格闘技が好きでやるという以外はあまりお勧めしません。
というのも、男性に襲われた場合に使えるかというと難しいケースが多いからです。
まず体重が違いますし体格と筋肉量が違いすぎます。
圧倒的に格闘となると不利なので、どうせやるなら私は護身術をお勧めします。
スポーツや武道として試合で勝つ!というよりは身を守ることに重点をおきます。
護身術の例としては
・少林寺拳法
・クラヴ・マガ
パラベラム

などがあります。
上記二つは各地に教えているところがあるようですが、パラベラムは東京のみのようです。
まだ歴史の浅いものになりますが、女性の護身術に特化した内容になっているそうです。
男性の方は、自分の大事な女性に習うよう勧めてみてはいかがでしょうか。
本人にやる気がないと身に付かないでしょうが・・・。
以前書いた記事の内容も踏まえて、説得してみてはどうでしょう。

以上、今回は格闘技を習うことについての私見を述べさせていただきました。
もしこれから何か始めてみようかと考えている方がいらしたら、参考になればと思います。
それではまた次回!

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